RAW #1288:女子ランブル戦覇者アスカvsサーシャの初対決は壮絶の極み

(更新日:2018年2月6日)

アスカ、誰も分かってくれないけど関西弁で勝ち誇る

オープニングはステファニー・マクマホンがリングに登場。実況陣はブッカーTに代わり、以前SMACKDOWNで解説を務めたこともあるジョナサン・コーチマンが加入することになったと伝えられる(ブッカーTはPPVのキックオフ・ショーにパネリストとして出演するとのこと)。

先週RAWは25周年を迎えた、と切り出すステファニー。今日からは次の25年に向けてのスタート。昨夜のPPVでは史上初の女子ランブル戦が行われた。1番手のサーシャは1時間近くも戦い続けた。ナイアは実力を発揮し、ナオミは驚くべき運動能力を見せた。レジェンドや殿堂者も多く参加した。リタ、ジャクリーン、ベス・フェニックス、そしてトリッシュ。

それから女子部門を大きく揺るがす出来事もあった。WWEが新たなスターを迎えることになったのよ。元UFC女子バンタム級王者、「ラウディ」ロンダ・ラウジー。

でも今夜話したいのは記念すべき第1回女子ランブル戦の優勝者について。WWEで無敗を守り抜いてる未来の女帝を拍手で迎えてちょうだい。

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ステファニーに紹介され、女子ランブル戦優勝者のアスカが登場。歴史的勝利おめでとう、とアスカを祝福するステファニー。

どの王座に挑むのかをアスカに聞きたいわ。RAW女子王者のアレクサ・ブリスか、SD女子王者のシャーロット・フレアーか。でも少し待ったほうがいいかもね。だってアレクサはレッスルマニアで女子王者ではないかもしれない。彼女は4週間後、女子初のエリミネーション・チェンバー戦で防衛戦を行う。だからアスカ、今夜は今の思いを語ってちょうだい。

「ありがとうステファニー、ありがとうWWEユニバース!」と日本語で叫ぶアスカ。

「私の旅はまだまだこれから。始まったばっかりなんですわあ〜」(日本語が分からない観客の反応、とても薄い)
「私がここに来たんはチャンピオンになるためやあ〜!」(ステファニーも日本語が分からず苦笑)

レッスルマニアの看板をピシッと指差すアスカ。これは分かるわ、とステファニー。レッスルマニアで女子王者になったるで! と今度は英語のアスカ。なぜなら誰もアスカを止められない。

ここでサーシャ・バンクス登場。邪魔して悪いけど言わせて欲しい。昨夜私たちは夢を実現させた。ロイヤルランブルのメイン戦で「再び」歴史に名を刻んだわ。才能ある29人の選手と闘った。アスカ、あんたもその1人。あんたの勝利とレッスルマニア出場を祝福したい。デビュー以来無敗を続け、「誰も私を止められない」と強気に振る舞ってる。でも昨夜の私を見た? 今夜は私があんたを止めてあげるわよ。

リング中央で睨み合うサーシャとアスカをステファニーが仲裁。分かったわ、今夜闘いなさい。その間もガンを飛ばしながら何か言い合う2人。たぶんお互い何を言ってるか分かってない。

レッスルマニアのユニバーサル王座挑戦者は次回PPVにて決定

ユニバーサル王者ブロック・レスナーとレッスルマニアで対戦する挑戦者を次回PPV「エリミネーション・チェンバー」のチェンバー戦で決定することが実況陣より発表される。

そのチェンバー戦に出場できる6名はRAWでの選抜戦で決定される。

この試合だけラストマン戦

最初の選抜戦はラストマン・スタンディン戦。対戦するのは前夜にタイトル戦で闘ったブラウン・ストローマンとケイン。相手が10カウントを数えられても立てなかったら勝利するというルールでカウントアウトなし、反則なし。

試合は終始場外で展開。最後は実況席近くでダウンしているケインに対してステージごと持ち上げたストローマンがケインを下敷きに。レフェリーは10カウントを数えることなく試合を止めてストローマンの勝利を告げる。ストローマンはPPVのチェンバー戦に出場決定。

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救助されたケインはピクリとも動かず、ストレッチャーで搬送される。このままお休み?

アングル、また威嚇される

バックステージを我が物顔で歩くストローマンに近づいたGMカート・アングルが怒鳴りつける。何度同じことを言わせるんだ! 世界中のファンが見てる前で毎週のように誰かを傷付けている。お前は間違ってる!

あんたの言う通りだ、と一瞬しおらしく素直に応じたストローマン、しかしすぐに怒鳴り出す。もっとやるべきだった! 最後まで立ってたのは俺だ。チェンバー戦でも結果は同じ。そしてレッスルマニアではレスナーを倒してやる!

お笑い王座決定戦

次の選抜戦はマット・ハーディーとアライアスの対戦。

試合は終盤、マットがフィニッシュを狙うところで場内暗転。ワイアットの出現を予知したマットが襲撃に備えているところで背後からアライアスに襲撃されフォール負け。アライアスはチェンバー戦に出場決定。

敗れたマットが悔しがっているところでスクリーンにワイアットが映る。満面の笑顔でハハハハハとひたすら笑うだけのワイアット。

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レインズは今度こそIC王座戦線から離脱

前王者のロマン・レインズが再戦権を行使し、新王者ミズと再戦するIC王座戦。ミズは通算8度目のIC王者で、歴代最多9度のIC王者となったクリス・ジェリコに次ぐ記録。

試合はミズトラージュの介入で集中力を乱されたレインズがミズに丸め込まれてフォール負け、王者奪取ならず。

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今年の殿堂入り、2組目はダッドリーズ

2018年WWE殿堂者として新たにババ・レイ・ダッドリーとディーボン・ダッドリーの「ダッドリー・ボーイズ」が発表される。WWEに加入する前はECWでエクストリームな闘いを繰り広げ、熱狂的なファンを獲得した名タッグチーム。前週のRAW25周年記念特番にも出演している(日本放送では全カット)。

アスカvsサーシャ、共に危険なアクシデント発生

アスカとサーシャのシングル初対決。試合途中、場外に落ちたアスカにトペを狙ったサーシャをリング下からアスカが顔面ハイキックで迎撃するというシーンで、サーシャがロープに両足(カカト部分)を引っ掛けてしまった状態で頭部をアスカに蹴られ、真っ逆さまに脳天からリング下に転落してしまうアクシデント発生。

そのサーシャをリングに上げたアスカはエルボー、ヒザ蹴り、裏拳、スピンキック、スライディング・ニーと全て顔面への激しく凶暴な打撃技を何発もサーシャに浴びせる。攻撃が荒々しすぎて静まり返り、引いちゃってる観客。

攻め続けていたアスカ、今度はエプロンに立つサーシャにヒップ・アタックを浴びせようとするが交わされ、アスカだけが危険な角度で場外に転落。その後にサーシャが放ったコーナー最上段からのダブル・ニーは左のヒザがアスカの顔面にモロに入ってしまう。

最後はバンク・ステートメントで締め上げられたアスカが初の敗北寸前までいったものの、切り返してアスカ・ロックを極めタップ勝ち。壮絶な試合を制する。

※あまりにスゴかったので動画を貼っときます。

ブーイングを呼び込む男、ジョン・シナ

チェンバー戦選抜戦、3試合目はフィン・ベイラーとジョン・シナのシングル戦。入場時、いつもよりも若干少なめなブーイングに「今夜は静かじゃねえか」と余裕をかますシナ。

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試合は雪崩式AAでシナが勝利し、チェンバー戦の出場を決める。人気者ベイラーの脱落に試合終了後は大音量のブーイングが鳴り響く。

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