ランディ・オートン

ランディ・オートン

Randy Orton
アメリカ・テネシー州ナッシュビル出身
スーパースター

人物紹介

祖父、父ともにプロレスラーという一家に生まれた3世選手。父カウボーイ・ボブ・オートンは来日経験もある有名レスラーでWWE殿堂入りしている。

新人時代、リック・フレアーやトリプルHが結成したユニット「エボリューション」に加わって頭角を現す。ミック・フォーリー、アンダーテイカー、ショーン・マイケルズなどのスーパースターに挑発を繰り返して抗争し、「レジェンドキラー」と呼ばれる。

2013年には団体に2つあった世界王座「WWE王座」と「世界王座」の統一戦でジョン・シナに勝利し、「WWE世界ヘビー級王座」の初代王者となる。HHHとステファニーを中心とした権力者チームの一員として活動していたが、団体の次期エースとしてプッシュされ始めたセス・ロリンズへの対抗心から対立し、ロリンズに裏切られたことで権力者チームからも追放。復讐するためベビーフェイスに転向。

負傷による長期欠場後、2016年11月にはワイアット・ファミリーに加入してヒール転向したが、ワイアットがWWE王座を獲得した際にファミリー加入は芝居だったことを告げてファミリー脱退&ベビーフェイス再転向。直後の王座戦でワイアットに勝利し、通算13度目の世界王座を獲得。2018年3月にはUS王座を獲得し、WWEの全タイトル(WWE王座、タッグ王座、IC王座、US王座)を獲得する「グランドスラム」を達成した。

異名・ニックネーム

毒ヘビ (The Viper)

ベビーフェイス・ヒールにかかわらず呼ばれるオートンの代名詞的ニックネーム。

食物連鎖の頂点に立つ男 (The Apex Predator)

WWEリング最強を称する時などに呼ばれる。

WWEの「顔」 (The Face of the WWE)

「権力者」側につき王者に君臨する際の呼称。

レジェンドキラー (The Legend Killer)

若手の頃、当時エース級のレスラーたちを次々と倒したことにより称された。

フィニッシャー(必殺技)・得意技

RKO

相手の正面から片腕で顔をロックし、倒れ込んで相手の顔面を叩き付けるフェイスバスター。ジョニー・エースの「エース・クラッシャー」と同型。 トップロープから飛んできた相手にカウンターで喰らわせたり、放送席の上で仕掛けて破壊するなど、強烈なインパクトを与える必殺フィニッシャー。 RKOの直前には観客をあおってから相手の方に倒れ込み、両方の拳でリングを交互に殴る動作をするのが定番。

パントキック (Running punt kick)

ダウンした相手が起き上がろうとしているところに、コーナーから走り込んで顔面を蹴り上げる危険技。実際に一時期WWEから禁止技として指定されていた。最近では大一番でも滅多に出さず(あるいは出しても滅多に成功しない)、喰らった対戦相手はしばらく欠場することになる(ギミック上の時もある)。

ロープ併用DDT (Rope-hung DDT)

エプロンに立つ相手の頭をヘッドロックで抱えてリング内に引きずり、相手の両脚をセカンドロープに引っ掛けた状態で放つDDT。巨漢レスラー相手の時はトップロープだったり、凶悪な時は場外で防御壁やエプロン、放送席などに両脚を引っ掛け急角度にすることもある。この技がRKOの布石になる。

変形バックブリーカー (Inverted headlock backbreaker)

相手と背中合わせの時、相手の首に腕を巻き付けて勢いよくヒザをつき、首と背中に衝撃を与える。

スーパープレックス (Superplex)

コーナー最上段からのブレーンバスター。ベビーフェイス時は仕掛けた自分自身も必要以上に痛がる。

ガーヴィン・ストンプ (Garvin Stomp)

ダウンしている相手の顔、手、足など様々な箇所を容赦なく踏みつけるストンピング攻撃。

WWE年表

2019年
2月
PPV「エリミネーション・チェンバー」のWWE王座戦(チェンバー戦)に出場。
1月
PPV「ロイヤルランブル」の男子ランブル戦に29番手で出場。
1月
王座挑戦者を決めるフェイタル5ウェイ戦に出場し、AJスタイルズにフォール負け。
2018年
12月
PPV「TLC」でミステリオとチェア・マッチを闘い、敗北。
11月
PPV「クラウン・ジュエル」のワールドカップ・トーナメントに出場。1回戦でミステリオに敗れる。
10月
SMACKDOWNの1000回記念放送に「エボリューション」として登場。今の栄光は自分自身のおかげだ、とキャラを貫きつつもバティスタに褒められ照れる。
9月
PPV「ヘル・イン・ア・セル」でジェフとヘル・イン・ア・セル・マッチを闘い、勝利。
8月
ジェフとのシングル戦で股間を蹴られ反則勝ち。試合後もジェフに襲撃され、最後は観客席のテーブルにダウンしているところを2階席からのスワントーン・ボムでテーブルもろとも破壊され報復される。
8月
PPV「サマースラム」のUS王座戦終了後に登場。敗れてダウンしていたジェフを襲撃する素振りを見せたが、リングサイドまで行ったものの謎のUターン。結局何もせず退場。
7月
ジェフ襲撃の理由を「お前ら観客のせいだ」「誰も俺に敬意を払わない」と語り、ヒール転向。
7月
PPV「エクストリーム・ルールズ」のUS王座戦(ジェフ・ハーディーvs中邑真輔)で試合後に登場し、ジェフの股間を踏み潰す。2日後のSMACKDOWNでもジェフを襲撃。
5月
以前から負傷していたヒザを手術したため長期欠場に入る。
5月
PPV「バックラッシュ」でジェフ・ハーディーの持つUS王座に挑戦し、敗れる。
4月
サウジアラビアで開催されたPPV「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」の50人出場ランブル戦に35番手で登場。
4月
US王座の挑戦権をかけたトリプルスレット戦に勝利。
4月
PPV「レッスルマニア34」で4ウェイ戦形式のUS王座戦に出場。ルセフがマハルに敗れたため王座陥落。
3月
PPV「ファストレーン」でルードの持つUS王座に挑戦。勝利して新王者となる。これでオートンはグランドスラム(WWEの全タイトル獲得)を達成。試合後、マハルに襲撃される。
2月
SMACKDOWN#964のUS王座戦終了直後に乱入し、ルード、ルセフ、イングリッシュの3人にRKOを浴びせる。
1月
PPV「ロイヤルランブル」の男子ランブル戦に出場。
2017年
12月
PPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」で中邑と組み、オーエンズ&ゼイン組とタッグ戦。共に特別レフェリーを務めたシェインとブライアンのもめ事に便乗され、ブライアンの超高速カウントでフォール負けを喫する。
11月
SMACKDOWN#954でオーエンズとノーDQ戦。終盤にゼインのイス攻撃を喰らい、オーエンズにフォール負け。
11月
PPV「サバイバー・シリーズ」のブランド対抗戦にチーム・ブルーの一員として出場。ベイラーを脱落させるが、ストローマンのパワースラムを浴びて脱落。
10月
「サバイバー・シリーズ」のブランド対抗戦出場を懸けてゼインと対戦。ローブローで前週の報復を果たした後、RKOで勝利してチームメンバー入り決定。
10月
中邑と組み、ヒール転向したゼインとオーエンズとのコンビと対戦。急所へのローブローを喰らって敗北。
10月
PPV「ヘル・イン・ア・セル」でルセフとシングル戦を闘い、勝利。
9月
イングリッシュとのシングル戦に勝利後、「サマースラム」で秒殺勝ちしたルセフに挑発されて2試合目に臨むが、イングリッシュの介入もあり秒殺負けしてリベンジされる。
9月
次回PPVでのWWE王座挑戦権を争い中邑とシングル戦を闘い、敗れる。
8月
PPV「サマースラム」でルセフとシングル戦。ゴング前に奇襲されるが、試合開始直後のRKOで秒殺勝利。
8月
サマースラムでの対戦相手を求めるルセフの前に登場。RKOを喰らわせる。
7月
PPV「バトルグラウンド」でパンジャーブ・プリズン・マッチ形式のWWE王座戦をマハルと闘う。サプライズ復帰したグレート・カリの介入により敗北。
6月
PPV「マネー・イン・ザ・バンク」でマハルのWWE王座に挑戦。リングサイドで観戦していた父親のボブ・オートンをシン・ブラザーズが暴行しようとしたことで我を失い、またもマハルに敗れる。
5月
PPV「バックラッシュ」でマハルとWWE王座戦。シン・ブラザーズの介入もあり敗れて王座陥落。
4月
PPV「ペイバック」でワイアットと「恐怖の館」戦。マハルの介入もあり敗れる。
4月
PPV「レッスルマニア33」でワイアットの持つWWE王座に挑戦。勝利して通算13度目の王座獲得。
3月
アビゲイルを祀る霊場に侵入し、ワイアット・ファミリー入りは策略だったと告げ、反旗をひるがえす。ワイアットが懇願するのも聞かず霊場に火をつけ全焼させる。これによりベビーフェイス転向。
2月
「エリミネーション・チェンバー」でWWE王座を獲得したワイアットに対し「家長とは闘えない」と発言。自身が「ロイヤルランブル」で獲得したレッスルマニアでの王座挑戦権を放棄すると発表する。
2月
PPV「エリミネーション・チェンバー」でハーパーとシングル戦を闘い勝利。
1月
PPV「ロイヤルランブル」のランブル戦に出場して優勝。
1月
度重なる仲間割れによりワイアットの命令でハーパーとの一騎打ちが組まれ、勝利。
2016年
12月
ハーパーと組んで出場したタッグ王座決定4ウェイ戦で敗れて王座陥落。試合後にハーパーと険悪な雰囲気になる。
12月
PPV「TLC」でスレイター&ライノのSDタッグ王座に挑戦。ハーパーの援護もあり勝利して王座奪取。
11月
PPV「サバイバー・シリーズ」のブランド対抗戦に出場(男子部門)。ストローマンを実況席にRKO、ロリンズを空中でRKO葬するなど大暴れ。最後はワイアットの身代わりでレインズのスピアーを喰らい、勝利に貢献。
11月
ワイアットに連敗したことを受け、なぜかワイアットと組むことを決意し、ファミリー入り。ヒール転向。
10月
PPV「ノー・マーシー」でワイアットと再戦。サプライズ復帰したハーパーに気を取られて敗北。
9月
ワイアットと抗争開始。PPV「バックラッシュ」でワイアットとの試合前に襲撃され脚を負傷し没収試合で負けとなるが、直後のケインvsワイアット戦に乱入して報復のRKOを決める。
8月
PPV「サマースラム」でレスナーとシングル戦。レスナーのマウントポジションからのヒジ打ち攻撃で頭部から大量出血し、TKO負けとなる。
7月
PPV「バトルグラウンド」で9ヶ月ぶりに復帰。「ハイライト・リール」に出演し、ホスト役のジェリコにRKOを放つ。
7月
ブランド分割に伴うドラフトでスマックダウン所属となる。
2015年
10月
PPV直前、ワイアット・ファミリーに暴行されたという設定で欠場。実際は肩の脱臼による負傷欠場とのこと。
9月
レインズ&アンブローズと談笑してるところに目を付けられたワイアット・ファミリーから襲撃され、ストローマンに締め落とされる。
8月
挑戦者決定戦を制してWWE世界王座に挑戦するが、抗争中のシェイマスに邪魔される。PPV「サマースラム」でシェイマスとシングル戦。
7月
シェイマスと抗争開始。PPV「バトルグラウンド」でシングル戦。
6月
PPV「マネー・イン・ザ・バンク」でマネー権争奪ハシゴ戦に出場。
5月
PPV「ペイバック」でWWE世界王座4ウェイ戦に出場。元シールドの3人から実況席へのトリプル・パワーボムを喰らう。
5月
PPV「エクストリーム・ルールズ」でロリンズと金網戦。逆RKOを喰らって敗北。
4月
次回PPVでロリンズから試合形式に「RKO禁止」とされてしまった腹いせに、バックステージや関係ない試合でRKOを連発させる。
4月
PPV「レッスルマニア31」でロリンズと対戦。カーブストンプを喰らいそうになった体勢から逆転のRKOを放ち、実況陣から「史上最高のRKO」と絶賛される。
3月
ロリンズへの復讐を公言していたが、一転して権力者チームに戻り、ロリンズとも和解。しかしそれは罠で、ロリンズと組んだタッグ戦にて裏切り、復讐の制裁に成功。翌週は逆にロリンズの策略にハマるが、スティングに助けられる。
3月
PPV「ファストレーン」で復帰。
2014年
11月
権力者チーム内でロリンズと対立。HHHにも反旗を翻すがロリンズにカーブストンプを喰らい長期欠場に入る(実際は出演映画の撮影)。
10月
PPV「ヘル・イン・ア・セル」のセル戦でシナと対戦。
9月
医務室で治療中のジェリコを襲撃し抗争開始。PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」でシングル戦。
8月
WWE世界王座の次期挑戦者に指名されるが、レインズに邪魔され挑戦権を失う。レインズと抗争開始。
7月
PPV「マネー・イン・ザ・バンク」でハシゴ戦に参戦。
6月
PPV「エクストリーム・ルールズ」「ペイバック」と連続でエボリューションvsシールドの6人タッグ戦。
4月
トリプルH、バティスタと「エボリューション」を再結成。シールドと抗争開始。
4月
PPV「レッスルマニア」でバティスタ&ブライアンと王座戦。バティスタのタップにより負けずして王座陥落。
2月
PPV「エリミネーション・チェンバー」で防衛戦。ワイアットやケインの乱入でドサクサ紛れの王座防衛。
1月
PPV「ロイヤルランブル」でシナとWWE世界王座戦を闘い防衛。
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