クリス・ジェリコ
Chris Jericho
カナダ・マニトバ州ウィニペグ出身
スーパースター
人物紹介
若手時代は新日本プロレスやWARなど日本の団体にも数多く参戦した経験を持ち、WARで冬木軍に所属した時は「ライオン道」というリングネームだった。2000年以降はヘヴィメタルバンド「Fozzy」のヴォーカルを担当し、ミュージシャンとしても成功を収めている(「解雇」「退団」というギミックを利用してWWEを離れ音楽活動に専念、その後に電撃復帰、というパターンを繰り返している)。
2001年には当時WWEの2大エースだったロックとストーンコールドに連続勝利し、WCWとWWFのタイトルを統一。「初代統一王者」として現在も度々称賛されている。
異名・ニックネーム
Y2J
1999年にIT業界で大問題となった2000年問題(Y2K)をパロったもの。世界最強 (The Best In The World At What I Do)
2012年のWWE復帰直後、同じ異名(Best In The World)を持っていたCMパンクと「どちらが最強か」で抗争したことがある。ロックンローラーの教祖 (The Ayatollah of Rock 'n' Rolla)
Fozzyのヴォーカリストであることから。決めゼリフ・口グセ
RAW・イズ・ジェリコへようこそ! (Welcome to RAW is JERICHO)
RAWの番組名が「RAW is WAR」だった頃に使い始めた掴みのセリフ。頼むからその口を閉じろ(黙れ) (Would you please, shut the hell up!)
ベビーフェイスの時、相手ヒールレスラーの喋りが止まらない時に発する。絶対に、永遠に以前のままではいられない (Never ever be the same again)
テンションが高い時は「ever」を甲高い絶叫調で「Eeeeeeeeever!」と伸ばす。最近はNeverの後にわざと沈黙し、観客に「ever!」と言わせることが多い。ジェリコ中毒者 (Jerichoholics)
自分のファンに対する呼称。バカタレ (Stupid idiot)
相手を馬鹿にするときのセリフ。ベビーフェイス時は言われた相手に対して観客から「Stupid idiot」チャントが湧き上がる。お前はリスト入りだ! (You just made the List!!)
2016年、オーエンズと親友コンビを結成した頃から「ジェリコのリスト」という用紙の束を持ち込み始め、気に入らない相手、自分を馬鹿にした相手などの名前をリストに記入する際に発する決めゼリフ。リスト記入の直前に「どうなるか分かってるだろうな?(You know what happens?)」などと脅すのも定番。リスト入りした相手が必要以上に悲しんだり頭を抱えたり泣きそうになるのも重要。フィニッシャー(必殺技)・得意技
ウォールズ・オブ・ジェリコ (Walls of Jericho)
逆エビ固め(ボストン・クラブ)。古くから使用しているフィニッシャー。コード・ブリーカー (Codebreaker)
相手の後頭部を抱えて自分のヒザに押し当て、自らリングに倒れ込む変形フェイスバスター。トップロープから飛んできた相手にカウンターで仕掛けることもある。2007年の復帰時から一撃必殺のフィニッシャーとして使い始めている。ライオンサルト (Lionsault)
セカンドロープに飛び乗り反動を利用して放つムーンサルト。三角飛びドロップキック (Springboard Dropkick)
コーナーのセカンドロープに飛び乗り、反動を利用してエプロンに立っている対戦相手、控え選手、乱入者などにドロップキックを放つ。WWE年表
2018年
- 6月
- 新日本プロレス・大阪大会で内藤哲也の持つIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦し、勝利して王座奪取。
- 4月
- サウジアラビアで開催されたPPV「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」の50人出場ランブル戦に50番手で登場し、因縁のオーエンズと殴り合い。試合前にはインタビュアーやカメラマンを次々とリスト入りさせる。
- 1月
- RAW#1287(RAW放送25周年記念特番)に出演。バックステージでアライアスと絡み、ギターの弾き語りでアライアスをバカにした挙げ句、最後はリスト入りさせる。
- 1月
- 新日本プロレス東京ドーム大会にてケニー・オメガの持つIWGP・USヘビー級王座に挑戦(ダブルメインイベント扱い)。好勝負で高い評価を受けるが試合は敗北。試合後の記者会見で大荒れするなどヒールモード全開。
2017年
- 11月
- 11月5日の新日本プロレス大阪大会において、2018年1月4日の東京ドーム大会でケニー・オメガに挑戦すると本人自ら宣言する映像が流される。WWE以外での試合出場は1999年以来18年ぶり。
- 7月
- 2ヶ月ぶりにSMACKDOWN復帰。前王者としての再戦権行使を主張し、スタイルズ&オーエンズとトリプルスレットのUS王座戦を闘うが敗れる。
- 6月
- 自身のバンド「フォジー」のニューアルバム制作作業に専念していたが、WWE日本公演に選手として参加するため来日。初日はヒデオ・イタミと対戦して勝利。2日目はフィン・ベイラーと対戦して敗北。
- 5月
- 「ペイバック」の2日後、SMACKDOWNに移籍した当日のUS王座戦でオーエンズに敗れて王座陥落。さらに頭部を何度も攻撃されて重傷を負い(ギミック上)、以降欠場。
- 4月
- PPV「ペイバック」でオーエンズのUS王座に挑戦し、勝利して新王者となる。
- 4月
- 2016年に抗争していたアンブローズがRAWに移籍。抗争時のお詫びとしてジャケットをプレゼントされ、和解。
- 4月
- PPV「レッスルマニア33」でオーエンズとUS王座戦。敗れて王座陥落。
- 3月
- オーエンズが10代の頃に自分のファンだったことや、オーエンズがWWE入団時に自分へ送ってきた相談メールの内容などを暴露する。
- 2月
- しばらく欠場していたが、PPV「ファストレーン」のWWEユニバーサル王座戦にサプライズ登場。動揺したオーエンズがゴールドバーグに秒殺され、王座移動劇を間接的にアシスト。
- 1月
- オーエンズの王座に挑戦を表明したゴールドバーグに対し勝手に王座戦を受諾。これで怒りを買ったか、長らく親友コンビとして行動を共にしてきたオーエンズに襲撃されて病院送りとなり、コンビ解消。
- 1月
- PPV「ロイヤルランブル」のユニバーサル王座戦で予告通り檻に閉じ込められ吊される。ランブル戦では2番手で登場し、最後の4名まで残る。
- 1月
- RAWにてハンディ戦形式のUS王座戦に出場。王者レインズからフォールを奪い新王者となる。
- 1月
- 度重なる王座戦での介入に怒ったフォーリーにより、次回王座戦では檻に入れて天井から吊すと命令され、実際に吊されて高所恐怖症のため号泣&過呼吸。
2016年
- 12月
- PPV「ロードブロック」でロリンズと対戦。試合終盤にまたも介入したオーエンズに激怒。しかしメインのユニバーサル王座戦に介入してオーエンズの王座防衛に貢献。
- 11月
- ロリンズ&レインズに挑発されたオーエンズが「ジェリコは必要ない」と応じてしまったことで怒り、オーエンズと不仲になる。その後の試合でオーエンズのセコンドを拒否したが無視して試合介入したオーエンズに怒る。
- 11月
- PPV「サバイバー・シリーズ」のブランド対抗戦に出場(男子部門)。チームRAWの共同キャプテンとして威張り散らすが、オートンの豪快なRKOを喰らって撃沈。
- 10月
- PPV「ヘル・イン・ア・セル」でオーエンズとロリンズのWWEユニバーサル王座戦に乱入。再びオーエンズの勝利に貢献。
- 10月
- 「ジェリコのリスト」を作成し、自分をバカにした人物の名を「お前はリスト入りだ!」の決めゼリフと共に書き込み始める。
- 9月
- PPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」でゼインとのシングル戦に勝利。メイン戦では兄弟分のオーエンズを助けるため試合に介入。
- 8月
- PPV「サマースラム」でオーエンズとカナダ人ユニットを結成。エンツォ&キャス組と対戦し、勝利。
- 7月
- PPV「バトルグラウンド」でゲストに9ヶ月ぶりの復帰となったオートンを迎え、罵倒した挙げ句にRKOを喰らって撃沈。
- 7月
- ブランド分割に伴うドラフトでRAW所属となる。
- 6月
- PPV「マネー・イン・ザ・バンク」のマネー権争奪ラダーマッチに出場。
- 5月
- PPV「エクストリーム・ルールズ」でアンブローズとアサイラム戦。凶器攻撃の応酬の末、最後は画鋲の山に放り投げられ激痛&絶叫と共に敗北。
- 5月
- アンブローズと抗争継続。アンブローズが大切にしていた植木鉢を投げつけたお返しに自称1万5千ドルもする入場用ジャケットを破壊されて泣く。
- 5月
- 自身のトークショー「ハイライト・リール」をアンブローズに乗っ取られ抗争開始。PPV「ペイバック」で一騎打ちを行い、敗れる。
- 4月
- PPV「レッスルマニア32」でスタイルズと4度目の対戦。
- 3月
- スタイルズと和解してタッグユニット「Y2AJ」結成。しかしタッグ王座戦で敗れた際、観客がスタイルズばかりを応援するのに立腹したという理由で仲間割れ。ヒール転向。
- 2月
- スマックダウンでスタイルズに勝利。対戦成績を五分とし、決着戦としてPPV「ファストレーン」で一騎打ちの末、敗北。悔しさをあらわにするが試合後にスタイルズと握手。
- 1月
- 「ロイヤルランブル」翌日のRAWでAJスタイルズと対戦。自信満々で試合に臨むが敗北し、プライドに傷が付く。
- 1月
- PPV「ロイヤルランブル」のランブル戦に出場。
- 1月
- ニュー・デイと対戦したウーソズのセコンドにつき、ウッズのトロンボーンを破壊して泣かす。
- 1月
- 新年最初のRAWでベビーフェイス扱いのまま復帰。ニュー・デイをおちょくった後、ランブル戦出場を宣言。
2015年
- 9月
- PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」で久々の実戦復帰。大歓声で迎えられるが、前年に抗争したワイアット組に敗れ、試合後にレインズ&アンブローズと不穏な空気となりヒール転向を匂わせる。
2014年
- 11月
- 2ヶ月ぶりにWWE復帰。ハイライト・リールでHHHと舌戦を展開。
- 9月
- 医務室で治療中、オートンに襲撃され抗争開始。PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」で一騎打ち。
- 9月
- RAWでワイアットと金網マッチ。金網の最上段からボディプレスを放ち喝采を浴びる。
- 8月
- PPV「サマースラム」でワイアットと再戦。
- 7月
- PPV「バトルグラウンド」でワイアットと対戦。
- 6月
- 音楽活動が一段落し、RAWに復帰。いきなりワイアット・ファミリーに襲撃され抗争開始。