トリプルH

トリプルH

Triple H
アメリカ・ニューハンプシャー州ナシュア出身
エグゼクティヴ

人物紹介

アティチュード時代を代表する名レスラーの一人。WWEオーナー、ビンス・マクマホンの娘ステファニーを略奪結婚、その後に離婚というストーリーをリング上で演じるが、実際には本当に恋人関係となり、離婚ギミックが終了した後に結婚。現在は3人の子を持つ父でもある。

WCWとの視聴率戦争が激化した頃に伝説のユニット「D-ジェネレーションX(略称DX)」を結成し、人気回復に多大なる貢献をした。ステファニーとの結婚後は経営者COOとしての活動が中心となり試合数は減少している。

2012年、当時抗争していたブロック・レスナーとの再戦に対する意気込みとして、長らくトレードマークだった長髪をバッサリ切って短髪スタイルとなる。当初のリングネームは「ハンター・ハースト・ヘルムスリー」だったが、DX結成頃からトリプルHと呼ばれるようになる(日本語字幕版では「HHH」と表示される)。

2013年の途中までは、悪党オーナーのビンスに対して穏健なCOOとして対立ストーリーを展開していたが、「サマースラム」でダニエル・ブライアンを襲撃してヒール転向。以降は妻ステファニーと共に「権力者」として君臨。2014年11月「サバイバー・シリーズ」にてチームが負けたことで失脚したが、年内最後のRAWでロリンズの策略が実り権力者として復活した。

2016年にはRAWなどの番組に登場する機会が激減し、NXTでのプロデューサー業に専念。しかしブランド分割後のRAWにてユニバーサル王者決定戦の試合中にサプライズ登場。チームメイトのロリンズを裏切ってオーエンズ勝利をサポート。以降はロリンズにつけ狙われ、2017年4月のPPV「レッスルマニア33」で決着戦を闘った末敗退。

異名・ニックネーム

知的な暗殺者 (Cerebral Assassin)

ザ・ゲーム (The Game)

王者の中の王者 (The King of Kings)

いずれも選手メインのときのニックネーム。

権力者 (The Authority)

悪党COOになって以降、トリプルHやステファニーなど上層部の総称として用いられる。

決めゼリフ・口グセ

ビジネス主義 (Best for business)

理不尽なマッチメイクや言動の動機として、団体のことを最優先に考えているという言い訳も込めたセリフ。

用意はいいかってんだ (Are you ready?)

DX時代の決めゼリフ。

フィニッシャー(必殺技)・得意技

ペディグリー (Pedigree)

ダブルアーム・スープレックスの体勢で相手の両腕をクラッチし、頭部を股に挟んでジャンプしてから自らはヒザで着地。相手の顔面を床に叩き付けるフェイスバスター。

スレッジハンマー (Sledgehammer Shot)

ハンマーで相手の頭を殴り付ける凶器攻撃。ノーDQ戦の時はフィニッシャーになることもある。ハンマーで直接殴るのではなく、金属部分を片手で隠すように持ち、ハンマーを突き出すようにして実際は手で殴っている(そうしないと大惨事になる)。

水噴き (Spritz)

試合での入場時、ペットボトルの水を口にふくんでエプロンに立ち、テーマ曲の間奏に合わせて水を霧状にして上空に噴くパフォーマンス。グレート・ムタの毒霧に対するオマージュと言われている。

WWE年表

2019年
2月
70歳の誕生日を迎えたリック・フレアーの祝賀パーティーを開催。しかしフレアーを襲撃したバティスタにカメラを通して挑発される。
2月
前週にビンタを浴びせてきたベッキーが医師の診察を受けたことでベッキーと和解。
2月
負傷した足を医師に診せないベッキー・リンチに診断を促すが、拒否したベッキーを侮辱し、ビンタを浴びる。
2018年
12月
「TLC」翌日のRAWに登場。視聴率急落を受けてか、「これからは選手やファンの望むものを与え続けていく」と宣言。
11月
PPV「クラウン・ジュエル」で8年ぶりに試合復帰したショーン・マイケルズとタッグを組み、破壊兄弟とタッグ対決。ケインにペディグリーを決めて勝利したが、試合中に胸の筋肉を断裂する重傷を負う。
10月
SMACKDOWNの1000回記念放送に「エボリューション」の一員として登場。久々に番組出演したバティスタから絶賛されるも「俺に一度も勝てなかった」と挑発されて殺気を漂わせる。リック・フレアーに仲裁されて最後は和解のハグ。
10月
破壊兄弟(テイカー&ケイン)の「スーパー・ショーダウン」試合後における不遜な振る舞いに怒り、相棒ショーン・マイケルズの現役復帰と、「クラウン・ジュエル」でのタッグ戦を要求。
10月
PPV「スーパー・ショーダウン」でアンダーテイカーと対戦し、セコンドについたショーン・マイケルズのサポートもあり勝利。試合後にはテイカーのセコンドについたケインも含め4人で手を挙げ大団円。しかし直後にテイカーとケインから襲撃される。
8月
10月にオーストラリアで開催されるPPVにてアンダーテイカーとの対戦が決定したことを受け、リング上で決意を語る。
7月
RAWに登場し、10月に女子選手だけのPPV開催を発表。その際、女子選手たちの活躍を真摯に称え、時に目を潤ませながら謝辞を送る。
4月
サウジアラビアで開催されたPPV「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」でジョン・シナとシングル戦を闘い、敗北。
4月
PPV「レッスルマニア34」で妻ステファニーと組み、ロンダ&アングルと混合タッグ戦を闘い、敗北。
2月
PPV「エリミネーション・チェンバー」でのロンダ・ラウジー公開契約調印式にCOOとして出席。GMアングルから悪だくみを暴露され、怒ったロンダにバックドロップで机に投げ落とされる。
1月
RAW#1287(RAW放送25周年記念特番)にディジェネレーションXの一員として登場。かつてのメンバーやベイラー・クラブの面面とトゥー・スイートのサインで交流。
2017年
11月
PPV翌日のRAWに登場するが、アングル、ジョーダン、ストローマンに次々とリング上で挑発される。ストローマンの迫力に気圧されて後退し退散。
11月
PPV「サバイバー・シリーズ」のブランド対抗戦にチーム・レッドの一員として出場。主将のアングルと試合中に何度も口論し、シェインをタップ寸前まで追い込んでいたアングルを襲撃して裏切り脱落させる。シェインに加担したかのように見せて再び裏切りペディグリーを浴びせてチームを勝利に導くが、試合後ストローマンに襲撃される。
11月
RAW#1277で7ヶ月ぶりにRAW登場。PPV「サバイバー・シリーズ」のブランド対抗戦でRAWチームのメンバーに自分が入ると表明した後、リング上で出場を懇願していたジョーダンにペディグリーを浴びせる。
11月
ヨーロッパツアーに帯同し、欠場中のレインズに代わりロリンズ&アンブローズとタッグを組んで試合に出場。試合後にはロリンズ&アンブローズとシールドのポーズを決めて観客の喝采を浴びる。
4月
PPV「レッスルマニア33」でロリンズに対し「キャリアを終えたり大怪我をしても団体を訴えない」という面積特約にサインさせてのノールール戦。最後は妻ステファニーとの同士討ちで場外テーブル上に突き落としてしまい、直後にフォール負け。
3月
ロリンズと抗争開始。ヒザを負傷して欠場したロリンズがRAW登場した際に松葉杖を奪って負傷箇所を殴打し悪化させるが、翌週にはロリンズの逆襲を喰らう。
2月
裏切られて敵視するロリンズと対峙するためRAWに登場。手塩にかけて育てたのに負傷して挫折し期待を裏切ったとロリンズを罵倒。登場したロリンズに対しNXTからの刺客サモア・ジョーを使って襲撃させる。
2016年
8月
RAW#1214で5ヶ月ぶりに登場。権力者チームで同僚だったロリンズを裏切り、オーエンズの王座奪取をサポート。
4月
PPV「レッスルマニア32」でレインズとのWWE世界王座戦に敗れて王座陥落。
3月
鼻骨骨折による欠場から復帰したレインズの報復を受け流血。翌週には車で会場を去る際に再びレインズに襲撃される。
3月
「ロードブロック」でWWE世界王座戦。アンブローズの挑戦を退ける。
2月
祭典で対戦することになったレインズをRAWの試合中に襲撃。顔面に非情な攻撃を連発して鼻骨骨折させる。
1月
PPV「ロイヤルランブル」のランブル戦に30番手としてサプライズ登場し、優勝してWWE世界王座を獲得。キャリア通算14度目の世界王者となる。
2015年
12月
PPV「TLC」のメイン戦終了後、反則絡みの結末にブチギレたレインズの暴走を止めるため登場。レインズをなだめつつシェイマスを介抱するが、レインズから殴る蹴るの暴行、さらには実況席へのパワーボム、場外でのスピアーを喰らい泡を吹いて失神。
11月
PPV「サバイバー・シリーズ」でWWE世界王座の新王者となったレインズを祝福するためリングイン。握手を求めるがレインズのスピアーを喰らう。直後にマネー権を行使して王座を奪ったシェイマスの手を挙げ祝福。
10月
ロリンズ重傷による長期欠場とWWE世界王座返上に伴い王座決定トーナメントの開催を発表。レインズを権力者チームに勧誘するが拒否される。
4月
PPV「レッスルマニア31」でスティングと対戦し、ハンマー攻撃で勝利。
3月
PPV「ファストレーン」でスティングと対面。引導を渡すはずが黒バットで脅され、祭典でのシングル戦を受諾させられる。
2月
WWEに登場し始めたスティングを「WCWの象徴」として敵視。PPVでスティングとの公開討論を要求するが、スティングの心理戦に翻弄される。
1月
失脚させられた報復として、ジグラー、ライバック、ローワンの3名を解雇する(アングル上)。
2014年
12月
サバイバー・シリーズでのチーム敗退により失脚するが、年内最後のRAWでロリンズの策略が実り、権力者として番組に復帰する。
11月
PPV「サバイバー・シリーズ」でなりふり構わぬ介入っぷり。最後はWWE初登場のスティングとリング上で睨み合った後、スコーピオン・デスドロップで沈められる。
11月
PPV「サバイバー・シリーズ」のチーム対抗戦に負けたら権力を失うと会長ビンスから宣告される。
8月
サマースラムでのWWE王座挑戦者にオートンを指名しかけるがレインズに阻止され、ヘイマンの提案を受諾して自分と遺恨のあるレスナーを挑戦者に指名する。
6月
PPV翌日のRAWでバティスタが退団を告げエボリューションは空中分解するも、「プランAがダメでもプランBがある」「常に俺は勝つ」と宣告し、シールドのロリンズを寝返らせる。
6月
PPV「ペイバック」に選手として出場。またもシールドに敗北。
5月
PPV「エクストリーム・ルールズ」に選手として出場。シールドに敗北。
4月
シールド抹殺のため、オートン&バティスタと伝説のユニット「エボリューション」を再結成。
4月
自分たちの指示に従わなくなったシールドを説得しようとするが、レインズのスピアーを喰らって赤っ恥をかく。
4月
PPV「レッスルマニア30」に選手として出場。ブライアンと対戦しフォール負け。
3月
ブライアンに対戦を迫られ、実力不足だと相手にしなかったが、大勢のファンと共にブライアンがRAWのリングを占拠し挑発されたため、レッスルマニアでの対戦を受諾。
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