ドルフ・ジグラー

Dolph Ziggler
アメリカ・オハイオ州クリーブランド出身
スーパースター

人物紹介

ヴィッキー・ゲレロやAJ・リーなど、女性の助力を得て出世するというヒールのギミックを長らく続けていたが、頭部負傷による欠場から復帰した際にベビーフェイス転向。派手で軽薄なキャラを捨て、アマレスで培った堅実な実力や受け身の技術が高く評価されている。

2011年にはヴィッキーの策略により世界王座をズルして獲得。2012年には「マネー・イン・ザ・バンク」で優勝し、翌2013年4月にマネー権を行使して2度目の世界王者となった。

長らくヒールとして活動し、2012年にはAJ・リー、ビッグ・E・ラングストンとヒールユニットを結成していたが、2013年5月の試合中に脳しんとうを起こしてPPVを欠場。同年6月の防衛戦で敗れた後にベビーフェイスへ転向し、恋人ギミックだったAJとも別れる。

2014年11月のPPV「サバイバー・シリーズ」ではチーム・シナの一員として最後の1人まで残り、3人抜きを達成。ベビーフェイス側の主力メンバーとしてファンからも認知されている。しかし2016年は引退寸前まで追い込まれ、PPV直前に王座を失ったり、連敗が続くなど結果を残せず、2017年にヒール転向。2017年12月にはUS王座を獲得した直後にベルトを放棄して失踪したが、2018年1月に復帰した。

異名・ニックネーム

華麗なるスター (The Showoff)

ベビーフェイス時は「華麗なるスター」と翻訳されるが、ヒール時は「目立ちたがり屋」などと翻訳されていた。

フィニッシャー(必殺技)・得意技

ジグザグ (Zig Zag)

後方から相手の頭を掴むかスリーパーのように腕を首に回してから、相手の後頭部を床に叩き付ける。

スーパーキック (Superkick)

ジグザグへの繋ぎ技として2014年から効果的に使い始めたトラースキック型の蹴り。2016年からフィニッシャーとして用いるようになり、ショーン・マイケルズの「スイート・チン・ミュージック」と同じく、技を出す前に片脚でリングを踏みしめる動作を見せることもある。

スリーパー・ホールド (Sleeper hold)

ジグザグを使う前のフィニッシャー。

フェイマサー (Famouser)

中腰になっている相手の後頭部に足を置いてのレッグ・ギロチンドロップ。元はビリー・ガン(ニュー・エイジ・アウトローズ)のフィニッシャー。

WWE年表

2019年
1月
スタンドアップ・コメディーのツアーに参加するためWWEの試合から離れる。
1月
PPV「ロイヤルランブル」の男子ランブル戦に28番手で出場。
2018年
12月
年内最後のRAWでマッキンタイアと金網マッチを闘い、フォール負け。試合後にも挑発の言葉を浴びせ、マッキンタイアから怒りのイス攻撃を喰らう。
12月
PPV「TLC」のベイラーvsマッキンタイア戦に乱入し、マッキンタイアを襲撃して(結果的に)ベイラーの勝利に貢献。試合後、ベイラーのインタビューに乱入して「俺のおかげで勝てた」とケンカを売り、殴り合い。
12月
盟友マッキンタイアに「お前は用済みだ」と宣告され逆上。直後の試合ではフィン・ベイラーの介入もありマッキンタイアにフォール勝ち。ベビーフェイス転向。
11月
IC王者セス・ロリンズのオープン・チャレンジに再び名乗り出て挑戦し、敗れる。
11月
PPV「サバイバー・シリーズ」の男子ブランド対抗戦にRAWのメンバーとして出場。またもシェインに敗れる。
11月
PPV「クラウン・ジュエル」のワールドカップ・トーナメントに出場。決勝でシェイン・マクマホンに敗れる。
10月
ロリンズ&アンブローズ組とRAWタッグ王座戦。乱入したストローマンがマッキンタイアと場外乱闘のため孤立し、敗れて王座陥落。
10月
シールドと6人タッグの再戦で奮闘するも、最後はトリプル・パワーボムを喰らって敗れ、さらに試合後には味方のストローマンからパワースラムで制裁される。
10月
アンブローズの孤立でシールドが解体間近なのを見て歓喜するも、味方のストローマンから「チームのお荷物」と呼ばれてションボリ。
10月
PPV「スーパー・ショーダウン」でストローマン&マッキンタイアと組み、ザ・シールドと6人タッグ戦。アンブローズを集中攻撃して優位に立つが最後はフォール負け。
9月
PPV「ヘル・イン・ア・セル」でロリンズ&アンブローズ組とRAWタッグ王座戦を闘い、勝利して王座防衛。メインのセル・マッチに乱入してセルの天井に上り、ロリンズと乱闘の末に実況席へと落下。
9月
Bチーム(アクセル&ダラス)の持つRAWタッグ王座に挑戦。勝利して新王者となる。
9月
マッキンタイアと共にストローマンと軍団を結成。
8月
PPV「サマースラム」でロリンズとIC王座戦を闘い、敗れて王座陥落。
7月
PPV「エクストリーム・ルールズ」でロリンズとIC王座戦を闘い、勝利して王座防衛。
6月
IC王者セス・ロリンズのオープン・チャレンジ戦に挑戦者として登場し、勝利して新王者となる。IC王座の奪取は通算6度目。
4月
サウジアラビアで開催されたPPV「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」の50人出場ランブル戦に2番手で登場。
4月
「スーパースター・シェイクアップ」によりRAWに移籍。NXTから昇格したドリュー・マッキンタイアと共闘。
1月
PPV「ロイヤルランブル」の男子ランブル戦に30番手で登場して復帰。
2017年
12月
SMACKDOWN#958でGMのブライアンより「ジグラーと連絡が取れない」「ジグラーの(ベルトを放棄して退場した)行動から彼は王座を返上したと判断する」と発表される。
12月
PPV2日後のSMACKDOWN#957でリングに登場し、過去のタイトル奪取映像を流して回顧した後、「これだけ実績がある俺をお前たちは称賛しない」とファンに怒りをぶつけ、獲得したばかりのUS王座ベルトをリング上に放置して退場。
12月
PPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」でUS王座を賭けたトリプルスレット戦に出場。王者のコービンからフォール勝ちして新王者となる。
10月
「サバイバー・シリーズ」のチームメンバー入りを懸けてルードと対戦し敗退。
10月
PPV「ヘル・イン・ア・セル」でルードとシングル戦。テーマ曲を流さず、派手なパフォーマンスもおこなわずに入場。試合は自分が先に仕掛けたタイツ掴みの丸め込みフォールを逆にやられてフォール負け。試合後にルードを襲撃。
9月
SMACKDOWN#943ではシェイン、ウォリアーのテーマ曲でモノマネしながら入場。ウォリアーの時にはお面までカブる。
9月
再デビューと称してキャラクターチェンジを宣言。シナ、サベージ、ナオミのテーマ曲でモノマネしながら入場し、観客をシラケさせる。
5月
PPV「バックラッシュ」で中邑のデビュー戦の相手を務める。試合は敗北。
4月
NXTから昇格したばかりの中邑真輔と抗争開始。
4月
PPV「レッスルマニア33」のアンドレ杯争奪バトルロイヤルに出場。
2月
PPV「エリミネーション・チェンバー」にて抗争中のクルーズ&カリストとハンディ戦。敗れるが試合後に二人をイスで襲撃。クルーズの足を負傷させる。
1月
WWE殿堂者ジェリー・ローラーにも蹴りを放ち、ヒール転向。
1月
新年最初のスマックダウンでコービンとシングル戦を闘い敗北。試合後、救援に来てくれたカリストに蹴りを浴びせて「助けてくれと言ってない」と怒鳴る。
2016年
12月
WWE世界王座戦を賭けたトリプルスレット戦に出場し、敗れる。
12月
PPV「TLC」でミズの持つIC王座に挑戦し敗北。
11月
PPV「サバイバー・シリーズ」にIC王者として出場するはずだったが、直前のスマックダウンで再戦権を行使したミズと王座戦を闘い、敗北して王座陥落。PPV出場も消滅。
10月
負ければ引退するという条件付きでミズの持つIC王座への再挑戦が決定。PPV「ノー・マーシー」の王座戦で勝利し、王座奪取&引退回避。
9月
PPV「バックラッシュ」でミズのIC王座に挑戦し、ミズの妻マリースの介入により敗れる。
8月
次期WWE世界王座挑戦者決定戦に勝利して挑戦権を獲得。PPV「サマースラム」でアンブローズの持つWWE世界王座に挑戦するが敗北。
7月
ブランド分割に伴うドラフトでスマックダウン所属となる。
5月
PPV「エクストリーム・ルールズ」の事前番組でコービンと再戦し、敗れる。
5月
バロン・コービンと抗争開始。PPV「ペイバック」の事前番組で一騎打ちを行い、勝利。
4月
PPV「レッスルマニア32」でIC王座争奪ラダーマッチに出場。
2月
PPV「ファストレーン」でオーエンズのIC王座に挑戦し、敗れる。
1月
PPV「ロイヤルランブル」のランブル戦に出場。
2015年
11月
PPV「サバイバー・シリーズ」でブリーズと対戦し、敗れる。
10月
サマーの新恋人ギミックでNXTから昇格したタイラー・ブリーズに襲撃される。
10月
実生活でのルセフとラナ婚約がゴシップサイトにスクープされ、ラナとの恋愛ストーリーが破綻。
9月
PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」でルセフと再戦し、勝利。
9月
サマーが仕掛けた策略により浮気を疑ったラナと険悪に。そのサマーにプレゼントを贈るなど不可解な動きも。
8月
サマースラム直前のRAWで復帰。PPV「サマースラム」でルセフとシングル戦。
7月
ラナを巡って三角関係となったルセフと抗争開始。ルセフに松葉杖をノドに突き刺される危険な攻撃を受けて以降の大会を欠場(実際は映画撮影のための離脱)。
6月
PPV「マネー・イン・ザ・バンク」のマネー権争奪ハシゴ戦に出場。
6月
PPV「エリミネーション・チェンバー」のIC王座決定チェンバー戦に出場。
6月
ルセフと訣別したラナの急接近によりキスをする。
5月
PPV「ペイバック」でシェイマスのダウン中に自分のお尻を顔になすりつけて前回PPVの報復成功。試合には負ける。
5月
PPV「エクストリーム・ルールズ」で抗争相手のシェイマスと「ケツにキス戦」。試合には勝ったが暴行を受けてキスするハメになる。
4月
PPV「レッスルマニア31」でハシゴ戦形式IC王座戦に出場。
1月
条件付き試合にシナが勝利したことでWWE復帰。いきなりバレットとシングル戦を組まれるが勝利し、ランブル戦出場権を獲得。
1月
RAWにてバレットとIC王座戦。権力者の策略により3本勝負とされ王座から陥落。さらに番組最後で解雇を言い渡される(アングル上)。
2014年
12月
PPV「TLC」にてハーパーとIC王座決定ハシゴ戦を闘う。
11月
PPV「サバイバー・シリーズ」で最後の1人となるが見事な3人抜きを達成。
11月
PPV「サバイバー・シリーズ」でのチーム・シナ入りを表明した直後から権力者チームの度重なる嫌がらせを受け、PPV直前にはハーパーと急きょ王座戦を戦うことになり、王座陥落する。
10月
セザーロと抗争開始。PPV「ヘル・イン・ア・セル」でIC王座戦。3本勝負をストレートで勝ち防衛成功。
9月
PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」のIC王座戦でミズと再戦し、タイツを掴む反則行為により敗北。王座を奪われるが翌日のRAWで再戦し、タイツを掴む反則行為をやり返して1日で王座に返り咲く。
9月
ミズがスタントダブルとしてサンドウを帯同し始めたのに対抗して、自身のスタントダブルとして「Rジグラー」ことR・トゥルースとコンビを組む。
8月
PPV「サマースラム」でミズのIC王座戦に挑戦し勝利。2回目のIC王座を獲得。
5月
ヒール時代、RAWにゲスト出演してケンカを吹っかけ殴られた事がある俳優ヒュー・ジャックマンが再びゲスト出演し、和解。直後にコスプレ衣装で乱入したサンドウをジャックマンと一緒にボコる。
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