ルセフ

ルセフ

Rusev
ブルガリア・プロヴディフ州出身
スーパースター

人物紹介

ブルガリア出身で、プロレスラーになるためアメリカに移住し、カリフォルニア州のレスリングスクールでトレーニングを積む。2008年11月にプロレスデビュー。2010年9月にWWEと契約し、リングネームを「アレクサンダー・ルセフ」とする。

WWEの傘下団体 FCWで2011年7月にTVマッチ初出場。しかし直後に前十字靭帯を負傷して半年間欠場。復帰後はマネージャーとして出場するが、今度は2012年夏に首と腕を負傷して再欠場。リハビリ期間中にタイを訪れて格闘技ムエタイを特訓している。

2013年5月、NXTの試合に初登場。同年10月には「ソーシャル・アンバサダー」という名目のマネージャーとしてラナを帯同するようになる(映画「ロッキー4」でロッキーの敵となったソ連出身ボクサー、ドラゴと妻ルドミラの2人をモチーフにしている)。NXTで連勝し、2014年1月のPPV「ロイヤルランブル」でサプライズ出場。

2014年4月に昇格してRAWに所属。同年5月からリングネームを「ルセフ」に短縮。当初はブルガリア国旗を振って入場していたが、プーチン大統領を敬愛するラナ(=ギミック上)に合わせて国籍をロシアに移し(=ギミック上)、ロシア国旗を振って入場するようになる(ラナとのユニットが崩壊した後はブルガリア国旗に戻った)。US王者となってからはアメリカへの愛国心にあふれる挑戦者たちを次々と退けてアメリカへの罵倒を連発。

RAW初登場以来ずっと無敗を誇っていたが、2015年3月の「レッスルマニア31」のUS王座戦でジョン・シナに敗れ、王座陥落と共に連勝記録がストップ。その後もシナに連敗し、敗北の原因をラナに押し付けたことで不和となり、2015年5月にラナとケンカ別れ。

その後はドルフ・ジグラーと恋愛ストーリーが始まったラナに嫉妬&憎悪し、自身もサマー・レイをマネージャーにして四角関係となったが、2015年10月に実生活でラナと婚約したことが暴露され、恋愛ストーリーが全て破綻。ラナとは2016年7月に結婚した。

2017年から行動を共にするようになったエイダン・イングリッシュが選手紹介時に歌う「ルセフ・デイ」が爆発的人気となり、2018年にはベビーフェイス転向を果たした。同年に移籍してきた妻ラナとも再び行動を共にしている。

異名・ニックネーム

ブルガリアの怪人 (The Bulgarian Brute)

ブルガリア国籍時の異名。

ロシアの英雄 (The Hero of the Russian Federation)

ロシア国籍ギミックになってからの異名。

スーパー・アスリート (The Super-Athlete)

国籍に関係なくラナが紹介するときに使うセリフ。

フィニッシャー(必殺技)・得意技

アコレード (The Accolade)

キャメルクラッチ。ラナが拳を握りしめて「破壊しなさい!(Rusev, Crash!)」と命令してから技を出す。ラナが技を解くよう命令するまで離さないことにもなっている。2014年途中からはラナの命令を待たず自分の判断でアコレードを出すようになった。

マチカ・キック (Machka Kick)

飛び上がって相手の顔面や上半身を豪快に蹴るスーパーキック。

WWE年表

2019年
2月
中邑とタッグを組み、NXTから昇格したばかりのアリスター・ブラック&リコシェ組と対戦(中邑がフォール負け)。
1月
中邑を破って新王者となったR・トゥルースを挑発してタイトル戦を受諾させるが、試合は敗北。試合後、中邑と共闘してトゥルースを襲撃。ヒール転向。
1月
PPV「ロイヤルランブル」で中邑真輔とUS王座戦。タックル攻撃を妻ラナに誤爆してしまい、動揺した隙を突かれて敗れ。王座陥落。
1月
中邑との抗争継続。リング上で中邑に襲撃された際、妻のラナが巻き添えで負傷。
2018年
12月
SDで中邑真輔の持つUS王座に挑戦。勝利して通算3度目のUS王者となる。
11月
中邑真輔の持つUS王座に再挑戦するはずだったが、試合前に中邑から襲撃され無効試合となる。
11月
PPV「クラウン・ジュエル」キックオフ・ショーで中邑真輔の持つUS王座に挑戦し、敗れる。
10月
ラナを追放して「ルセフ・デイ」の2人だけでの再結成を提案される。ラナが証拠ビデオをハッキングして入手し、全てを公開したことで潔白が証明され、ルセフ・デイは消滅。
9月
裏切りの理由を「ラナがユニットに加入してから負けが続いているから」とし、ラナと自身の浮気を示唆する「ミルウォーキーでの一夜」の証拠ビデオを一部だけ公開。
9月
中邑真輔の持つUS王座に挑戦。終盤、セコンドのエイダンがマイクで絶叫したことに気を取られて敗戦。さらに試合後はエイダンから襲撃される。
9月
PPV「ヘル・イン・ア・セル」キックオフ・ショーでニュー・デイの持つSDタッグ王座にエイダンとのタッグで挑戦し、敗れる。
7月
PPV「エクストリーム・ルールズ」でAJスタイルズの持つWWE王座に挑戦し、敗れる。
6月
PPV「マネー・イン・ザ・バンク」で男子マネー権争奪ラダーマッチに出場。
4月
サウジアラビアで開催されたPPV「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」にて、アンダーテイカーと棺桶マッチ。セコンドのエイダン・イングリッシュもろとも棺桶送りとなり敗北。
4月
PPV「レッスルマニア34」で4ウェイ戦形式のUS王座戦に出場。マハルにフォール負け。
3月
SMACKDOWN#971でUS王者ランディ・オートンに勝利したことで、レッスルマニアでのUS王座挑戦権を得る。
3月
PPV「ファストレーン」で中邑真輔とシングル戦を闘い、敗北。
2月
SMACKDOWN#964でボビー・ルードの持つUS王座に挑戦し、敗北。さらに試合後乱入したオートンのRKOを喰らう。
1月
SMACKDOWN#963で行われたUS王座挑戦者決定4ウェイ戦に勝利し、挑戦権を獲得。
1月
PPV「ロイヤルランブル」の男子ランブル戦に出場。
2017年
12月
SMACKDOWN#958でタッグ王座挑戦チーム決定トリプルスレット戦に出場。勝敗には絡まなかったものの観客から「ルセフ・デイ」の大チャントを受けて気を良くする。
12月
PPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」でSDタッグ王座を賭けた4ウェイ戦に出場。勝敗には絡まなかったが、入場時に「ルセフ・デイ」の大チャントを受ける。
11月
PPV「サバイバー・シリーズ」ブランド対抗戦のチーム入りを懸けてオートンと対戦。敗れて出場ならず。
10月
PPV「ヘル・イン・ア・セル」でオートンとシングル戦を闘い、敗北。
9月
オートンとイングリッシュの試合後に登場してオートンを挑発してシングル戦を認めさせる。ゴング直後にイングリッシュの介入もあり、スーパーキック1発で秒殺勝利。「サマースラム」での借りを返す。
8月
PPV「サマースラム」でオートンとシングル戦を闘う。ゴング前に奇襲を仕掛けて優位に立つが、試合開始直後にRKOを喰らう。受けを失敗して危険な角度で脳天からリングに落ち秒殺負け。
8月
サマースラムでの対戦相手を要求したところ、登場したオートンと乱闘の末RKOを喰らう。
7月
PPV「バトルグラウンド」でシナとフラッグ・マッチを闘い敗北。
7月
移籍以来初めて番組に登場(その際、肩を負傷して長期間リハビリしていたと説明)。同日に番組復帰したシナから要求されたフラッグ戦をPPVで受けてやると宣言。
4月
SMACKDOWNに移籍。
2月
数ヶ月間共闘していたマハルとタッグ戦での敗北を機に仲間割れ。PPV「ファストレーン」でビッグ・ショーと対戦し敗れる。
2016年
12月
妻ラナと共謀してエンツォをワナにはめ襲撃し、キャスと抗争開始。PPV「ロードブロック」キックオフ・ショーでキャスと対戦し、リングアウト勝ち。
10月
PPV「ヘル・イン・ア・セル」でレインズのUS王座に挑戦し、敗北。
9月
PPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」でレインズとのUS王座戦に敗れて王座陥落。
8月
PPV「サマースラム」でUS王座戦。試合前に対戦相手のレインズを襲撃するが返り討ちに遭い、最後はスピアーを浴びて悶絶。試合は不成立。
7月
RAWのリング上で公開披露宴を開催するが、レインズに邪魔された挙げ句、新妻ラナをケーキまみれにされ激怒。
7月
ラナとカリフォルニア州マリブで結婚式を挙げる。
7月
PPV「バトルグラウンド」でライダーとUS王座戦を闘い王座防衛。
7月
ブランド分割に伴うドラフトでRAW所属となる。
6月
PPV「マネー・イン・ザ・バンク」のUS王座戦でオニールと闘い、王座防衛。
5月
PPV「エクストリーム・ルールズ」でカリストのUS王座に挑戦。勝利して新王者となる。
5月
US王座挑戦者決定バトルロイヤルで勝利。
4月
バレットを追放後、3人組となったユニットで6人タッグ戦の試合中、シェイマス&デル・リオと仲間割れ。
4月
PPV「レッスルマニア32」でニュー・デイと6人タッグ戦。
1月
PPV「ロイヤルランブル」のランブル戦に出場。最初の脱落者となるが、リーグ・オブ・ネイションズの面々と共に乱入し、場外実況席に寝かせたレインズにダイブして机を破壊。レインズを一時戦線離脱に追い込む。
2015年
11月
シェイマス、バレット、デル・リオと多国籍ヒールユニット「リーグ・オブ・ネイションズ」を結成。
11月
ラナ復帰に伴い、今まで何事もなかったかのようにラナとのラブラブストーリー開始。
10月
リング上でサマーから公開プロポーズを受け、結婚を承諾。しかし1週間後、実生活でラナと婚約したことが報じられた影響か、サマーに振られるという展開でストーリー強制終了。
9月
PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」でジグラーと再戦。セコンドのサマーが投げたハーヒールが誤爆して敗北。
8月
PPV「サマースラム」でジグラーとシングル戦。
8月
ジグラーの欠場をいいことに元カノのラナを中傷し、新恋人のサマーをラナと同じ髪型や服装にさせて挑発。しかし何度もラナからビンタされ、復帰したジグラーには蹴られる。
7月
RAWのシングル戦でセザーロに敗れ、WWEデビュー後2敗目を喫する。
6月
新たに接近してきたサマーと組み、ジグラー&ラナと対抗。松葉杖でジグラーを攻撃し欠場に追い込む。
6月
負傷により試合はできないが、ラナを巡ってジグラーとの三角関係ストーリー開始。ラナに復縁を迫り、断られると涙目で罵倒するキャラに変貌。
6月
RAWでのライバック戦でアクシデントにより右足首を負傷。PPVで出場予定だったIC王座決定戦をキャンセル。
6月
「ペイバック」での降参はラナのウソだと言い張り、ラナの怒りを買ってコンビ解消。和解を求めるが自己中心的な弁解に終始し、完全に縁を切られた上にラナとジグラーがキスを交わす姿を見て嫉妬に狂う。
5月
PPV「ペイバック」でシナとアイ・クイット戦。STFにブルガリア語で降参するが試合後は負けを認めず。
5月
PPV「エクストリーム・ルールズ」でシナとロシアン・チェーン戦。AA2発を喰らい敗れる。
4月
シナとの抗争継続。再戦権を行使して次回PPVでのロシアン・チェーン戦を一方的に決定し、バックステージではシナをチェーンで襲撃する。
4月
PPV「レッスルマニア31」でシナとのUS王座戦にフォール負けして王座陥落。1軍デビュー以来続いていた無敗記録が遂に途絶える。
3月
シナの再戦要求を徹底的に拒否。実況席上でのアコレードで失神させるが翌週にお返しのSTFで失神させられる。勝手に再戦を受諾してしまったラナに怒る。
2月
シナと抗争開始。PPV「ファストレーン」でシナとUS王座戦。
2014年
12月
ゼブ・コルターを襲撃したことでスワガーと抗争。PPV「TLC」でスワガーとUS王座戦。
11月
PPV「サバイバー・シリーズ」に権力者チームの一員として出場。
11月
RAW終了後の特別試合でシェイマスのUS王座に挑戦し勝利、ベルト獲得。
10月
PPV「ヘル・イン・ア・セル」でビッグショーと対戦。
10月
ロシア国旗をむしり取ったビッグショーに対抗するため、アメリカ国旗に手を掛けようとするが、乱入してきた米軍兵士(の格好をしたエキストラ)の頭部を蹴り失神させる。
10月
ビッグショーと抗争開始。ビッグショーが欠場したRAWにてサプライズ登場したロックを挑発するが、予想通りボコボコに殴られる。
9月
アメリカ代表としてオリンピック出場経験があるマーク・ヘンリー(オリンピックではロシア選手に敗れている)と抗争開始。PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」、翌日のRAWと連戦し、いずれもアコレードで勝利。
8月
PPV「サマースラム」でスワガーと対戦。アコレードでスワガーが失神し、レフェリーストップ勝ち
7月
「真のアメリカ人」スワガー&コルターと抗争を開始し、アメリカvsロシアの対決路線が始まる。PPV「バトルグラウンド」で対戦し、リングアウト勝ち。
6月
PPV「ペイバック」「マネー・イン・ザ・バンク」でビッグ・Eと連戦。いずれも勝利。
5月
ロシア国籍ギミックに変更し、リングネームも「ルセフ」に改名。ビッグ・Eと抗争開始。
4月
RAWデビュー。ザック・ライダーを秒殺。
1月
まだNXTが主戦場だったが、PPV「ロイヤルランブル」にサプライズ出場。
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