アルベルト・デル・リオ

Alberto Del Rio
メキシコ・メキシコシティ出身
退団選手
人物紹介
父がドス・カラス、伯父がミル・マスカラスという家系に生まれた2世レスラー。ドス・カラス・ジュニアというリングネームで覆面をかぶり、メキシコのCMLLや、日本のZERO-ONE、総合格闘技団体PRIDEなどに出場した経験を持つ。
2009年にWWE入団。2010年からリングネームを「アルベルト・デル・リオ」とし、メキシコの貴族階級出身で高級車を乗り回す高慢セレブなギミックとなり素顔で登場。専属リングアナウンサーのリカルド・ロドリゲスと共に長らくヒールとして活動していたが、2012年にはロドリゲスと共にベビーフェイス転向。世界王座を獲得後、ドルフ・ジグラーとのタイトルマッチで非情な攻撃を続けてファンの反感を買い、再びヒール転向した。
2014年8月、バックステージでスタッフとトラブルを起こすなど素行不良が問題視され、WWEから解雇されたが、2015年10月のPPVで1年2ヶ月ぶりに電撃復帰。シェイマスたちと多国籍ユニット「リーグ・オブ・ネイションズ」を結成するなどしたが、団体側の自分に対するプッシュ不足など待遇への不満から、2016年10月にWWEを退団した。
私生活では2016年に前妻と離婚後、WWE女子スターのペイジと交際・婚約したが、2017年に破局している。
決めゼリフ・口グセ
天命だ (Destiny)
頭角を現し始めた頃から使っている常套フレーズ。デスティニー!と叫んでからフィニッシャーに行くのが定番。フィニッシャー(必殺技)・得意技
ダブル・ストンプ (Diving Double Foot Stomp)
コーナーで宙づりになってる相手に対し、コーナー最上段からフットスタンプで踏みつける荒技。2015年の復帰時からフィニッシャーとしている。クロス・アームブリーカー (Cross Armbreaker)
飛び付き式の腕ひしぎ逆十字固め。スーパーキック (Super Kick)
ダウンしている相手の顔面をサイドキックで蹴る。ジグラーからタイトルを奪ったことでフィニッシャーとしても使われるようになる。延髄斬り (Enzuigiri)
セカンドロープ、時にはトップロープに飛び乗ってから蹴りを放つ。WWEでは正確に日本語の延髄斬りと呼んでいる。ダブル・ニー・バックブリーカー (Double Knee Backbreaker)
相手の背中に両ヒザを当て、肩を掴んで後方に倒れ込む。カリートやプリモ&エピコが使うバックスタバーと同型で、実況でもバックスタバーと呼ぶことが多い。WWE年表
2016年
- 10月
- メキシコのプロレス団体「AAA」主催の大会に出場予定だったが無断キャンセル。AAA側から非難されるが、当日にレストランで食事した後で暴漢に襲撃され、ナイフで頭部と腕を刺される被害に遭っていたことをSNSで公表した。
- 9月
- WWE側から正式に退団したことが発表される。
- 8月
- WWE側の待遇(主に試合でのポジション)に不満を抱いており、契約破棄に向けて動いていると報じられる。
- 8月
- ウェルネス・ポリシー違反で30日間の出場停止処分を受ける。
- 7月
- ブランド分割に伴うドラフトでスマックダウン所属となる。
- 6月
- PPV「マネー・イン・ザ・バンク」のマネー権争奪ラダーマッチに出場。
- 4月
- 6人タッグの試合中、シェイマス&ルセフと口論の末、仲間割れ。
- 4月
- タイトル戦に負け続ける原因としてリーグ・オブ・ネイションズからバレットを追放。
- 4月
- PPV「レッスルマニア32」でニュー・デイとの6人タッグ戦に出場。
- 1月
- PPV「ロイヤルランブル」でUS王座を賭けてカリストと再戦し、敗退して王座陥落。
- 1月
- 前週の敗戦を受けてカリストとのUS王座戦を闘い、敗れて王座陥落。しかし3日後のSMACKDOWNで再戦権を行使して勝利し、王座奪還。
- 1月
- 前王者シナのUS王座再戦要求を退けた代わりに対戦したカリストと試合を行い敗戦。
2015年
- 12月
- PPV「TLC」でスワガーとUS王座戦を闘い王座防衛。メインのWWE世界王座戦に介入するが、ブチギレたレインズにイス攻撃で制裁される。
- 12月
- スワガーと抗争開始。コルターと揉めた挙げ句に仲間割れし、メキシアメリカ終了。
- 11月
- シェイマス、バレット、ルセフとヒールユニット「リーグ・オブ・ネイションズ」結成。
- 11月
- PPV「サバイバー・シリーズ」で王座決定トーナメントの準決勝に進出したが、レインズに敗れる。
- 10月
- PPV翌日のRAWでコルターと共に「メキシアメリカ」の建国を宣言。以前コルターと行動を共にしていたスワガーには「近寄るな」と威嚇。
- 10月
- PPV「ヘル・イン・ア・セル」で1年2ヶ月ぶりに電撃復帰。以前敵対していたゼブ・コルターと手を組み、シナのUS王座に挑戦。復帰初戦で勝利し王座を獲得する。
2014年
- 8月
- WWEから解雇が発表される。
- 7月
- シェイマスのUS王座に挑戦し、敗れる。
- 2月
- PPV「エリミネーション・チェンバー」でバティスタと対戦。
- 2月
- RAWにてバティスタを襲撃。翌週のRAWでキレたバティスタから実況席へのバティスタ・ボムを喰らう。
- 1月
- ロイヤルランブルマッチに出場するが、バティスタに排除され激怒。
- 1月
- WWE復帰したバティスタに早速ケンカを吹っかけ襲撃。後にお返しのバティスタ・ボムを喰らい抗争開始。
- 1月
- 前年から抗争していたシン・カラとの試合に勝利後、WWE復帰が発表されたバティスタに対し宣戦布告。ロイヤルランブルで排除してやると予告する。