サモア・ジョー

Samoa Joe
アメリカ・カリフォルニア州ハンチントンビーチ出身
スーパースター

人物紹介

1999年にプロレスデビュー。2001年6月、アメリカ視察中だったZERO-ONE(後の「ZERO1」)社長・橋本真也にスカウトされ初来日。当初は「サモア・ジョー」のリングネームだったが、後に「キング・ジョー」と改称した。

2002年にZERO-ONEを離脱し、アメリカのROHに移籍。さらに2005年にはTNAにも参戦。2005年10月にアメリカ遠征した小橋建太選手の対戦相手に抜擢され、その試合はアメリカのプロレス紙「レスリング・オブザーバー」で2005年度の年間最優秀試合に選ばれた。2007年にはプロレスリング・ノアに参戦し、三沢光晴選手の持つGHCヘビー級王座に挑戦した。

2008年にはカート・アングルに勝利してTNA世界ヘビー級王座を獲得。スティングやケビン・ナッシュと抗争するなど活躍するが、2015年2月、契約満了と共にTNAを退団。2015年4月にWWEと契約を交わし、同年5月にNXT初登場。同年9月の「ダスティ・ローデス・タッグ・クラシック」トーナメント戦にフィン・ベイラーと組んで出場し優勝。

2015年11月からベイラーと抗争を開始し、2016年4月にはベイラーに勝利して初のNXT王座を獲得。同年8月には中邑真輔に王座を奪われるが、同年11月には中村に勝利し、2度目のNXT王者(史上初)となった(中邑真輔がNXTデビュー以来続けていた無敗記録がここで途絶えた)。

2017年1月、RAWに初登場。トリプルHの刺客としてセス・ロリンズを襲撃し重傷を負わせる。同年2月のRAWのメインでロマン・レインズとシングル戦を闘い、WWEデビュー戦を勝利で飾った。

異名・ニックネーム

破壊者 (The Destroyer)

セス・ロリンズと対立していたトリプルHが自らを「創造者」とし、自身のもう1つの側面であり本質を「破壊者」と表現。ロリンズと対面の際に刺客としてジョーをRAWに登場させた際、「破壊者を見せてやる」と発言したことからジョー自身の異名となった。

サモアン・サブミッション・スペシャリスト (The Samoan Submission Specialist)

NXT時代からの異名。RAWのリング上で契約書にサインした際、ステファニーからこの異名で紹介された。

フィニッシャー(必殺技)・得意技

コキーナ・クラッチ (Coquina Clutch)

チョーク・スリーパー。RAW初登場時にセス・ロリンズを襲撃した際、この技でロリンズを失神させている。

マッスル・バスター (Muscle Buster)

漫画「キン肉マン」で登場するキン肉バスター(元祖はモハメド・ヨネ選手)で、NXT時代のフィニッシャー。自らの肩の上に相手を逆さまにして抱え上げ、両腕で相手の両脚を固定し、相手の首を肩で極めた状態で放つサモアン・ドロップ。NXTデビュー直後、ダークマッチで対戦したタイソン・キッドがこの技で脊髄を損傷し、結果的に怪我が完治せず引退に追い込まれた。

裏投げ (Spinning Side Slam)

相手の首を持って抱え上げ、後ろに半回転して相手を叩き付ける。WWE初登場時にこの技で勝利した際、実況陣に「ウラナゲ」と呼ばれた。

WWE年表

2019年
2月
PPV「エリミネーション・チェンバー」のWWE王座戦(チェンバー戦)に出場。
1月
PPV「ロイヤルランブル」の男子ランブル戦に8番手で出場。
1月
王座挑戦者を決めるフェイタル5ウェイ戦に出場。勝敗には絡まず。
2018年
11月
WWEデビュー20周年を迎えたジェフ・ハーディの祝賀会を邪魔してジェフを挑発。
11月
PPV「サバイバー・シリーズ」の男子ブランド対抗戦にSDのメンバーとして出場。
11月
PPV「クラウン・ジュエル」でAJスタイルズの持つWWE王座に再挑戦し、敗れる。
10月
PPV「スーパー・ショーダウン」でノーDQ戦形式のWWE王座戦。AJスタイルズに再挑戦するが、カーフクラッシャーでタップ負け。
9月
PPV「ヘル・イン・ア・セル」でAJスタイルズの持つWWE王座戦に再挑戦。コキーナ・クラッチを切り返されフォール負けするが、直前にスタイルズがタップしていたことが発覚。試合後にはGMペイジに猛抗議。
8月
PPV「サマースラム」でAJスタイルズの持つWWE王座に挑戦。私生活でも交流のあるスタイルズの家族をダシに心理戦を仕掛け、試合中にスタイルズの妻に向かって「俺が新しいパパになる」と発言したため逆鱗に触れてイス攻撃を浴びる。反則裁定のため王座移動なし。
7月
WWE王座戦の調印式でAJスタイルズを背後から襲撃。勝手に契約書にサインしてしまう。
6月
PPV「マネー・イン・ザ・バンク」で男子マネー権争奪ラダーマッチに出場。
5月
PPV「バックラッシュ」でロマン・レインズとシングル戦を闘い、敗れる。
4月
サウジアラビアで開催されたPPV「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」のIC王座争奪ラダーマッチに出場。王座奪取ならず。
4月
RAW#1298(レッスルマニア34翌日)で3ヶ月ぶりに復帰。
1月
ライノとのシングル戦で足を負傷、ランブル戦出場をキャンセル。
1月
RAW#1284でレインズとIC王座戦の再戦。前週のレインズ暴走を受け、反則勝ちでも王座が移動する特別ルールだったがフォール負けを喫する。
2017年
12月
RAW#1283でレインズの持つIC王座に挑戦。反則裁定で勝利するが、兄貴分のアンブローズが重傷を負わされたことで狂乱するレインズにより試合後場外で制裁される。
12月
RAW#1282で試合中に負傷したアンブローズを試合後のバックステージで襲撃。この時のアクシデントによりアンブローズは右肩の三頭筋を負傷して手術(全治9ヶ月)。
12月
RAW#1280でレインズのIC王座に挑戦するはずだったが、直前でジョーダンの直訴により挑戦権を奪われ、アングルの控室でジョーダンを襲撃。またメインのRAWタッグ王座戦に乱入してロリンズ&アンブローズを襲撃。シールドの王座独占を阻止する。
12月
IC王座戦で防衛した直後のレインズを襲撃して抗争開始。
11月
PPV「サバイバー・シリーズ」のブランド対抗戦にチーム・レッドの一員として出場。シナのAAを喰らって脱落。
10月
RAW#1275から復帰。クルーズとオニールをコキーナ・クラッチで絞め落とす。
9月
ヒザを負傷して欠場。
8月
PPV「サマースラム」で4ウェイ戦形式のユニバーサル王座戦に出場。
7月
PPV「グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー」でレスナーの持つユニバーサル王座に挑戦。コキーナ・クラッチでレスナーを失神寸前まで追い込むが逆転負け。
6月
ヘイマン襲撃の翌週に登場したレスナーと乱闘を繰り広げる。
6月
ユニバーサル王者レスナーの代理人として登場したヘイマンにリング上で挑発され、コキーナ・クラッチで締め上げて失神させる。
6月
PPV「エクストリーム・ルールズ」の王座挑戦者決定5ウェイ戦に勝利してユニバーサル王座の挑戦権を獲得。
4月
PPV「ペイバック」でロリンズとシングル戦を闘い、敗北。
2月
PPV「ファストレーン」でゼインと対戦し、レフェリーストップで勝利。
2月
RAWのリング上で契約書にサインし、RAW所属とアナウンスされる。同日のメイン戦でWWEデビュー戦を闘い、レインズに勝利。
1月
RAWに初登場。トリプルHに挑発されて登場したセス・ロリンズを襲撃し、場外攻撃でヒザを破壊した後、リング上でのコキーナ・クラッチでロリンズを失神させる。
2016年
12月
NXT日本公演の大阪大会で中邑真輔とNXT王座戦を闘い、敗れて王座陥落。14日天下に終わる。
11月
「NXT Takeover」トロント大会で中邑真輔の持つNXT王座に挑戦し、勝利して王座奪取。中村のNXTデビュー以来続いていた無敗記録をストップさせ、史上初めて2度目のNXT王者となる。
8月
「NXT Takeover」ブルックリン大会で中邑真輔とNXT王座戦を闘い、敗れて王座陥落。この試合でアゴを脱臼する。
4月
ベイラーのNXT王座に再挑戦し、勝利して王座獲得。
2015年
12月
「NXT Takeover」ロンドン大会でベイラーの持つNXT王座に挑戦するが敗れる。
11月
ベイラーを襲撃してヒール転向。
10月
フィン・ベイラーと組んで「ダスティ・ローデス・タッグ・クラシック」トーナメントに出場。決勝戦でコービン&ライノ組に勝利して優勝。
6月
スコット・ドーソンを相手にNXTデビュー戦を闘い勝利。
5月
NXTに初登場。サミ・ゼインにイス攻撃を仕掛けるケビン・オーエンズを制止する形で番組に登場した。
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