ロンダ・ラウジー

Ronda Rousey
アメリカ・カリフォルニア州リバーサイド出身
スーパースター(女子)

人物紹介

1987年、3人姉妹の末っ子として誕生。幼少時は水泳をしていたが、母親が(世界選手権で優勝経験もある)柔道家だったこともあり、11歳から柔道を始める。17歳でアテネ五輪の63kg級に出場(全選手中、最年少)したが1回戦敗退。同年10月の世界ジュニア柔道選手権では優勝。2008年の北京五輪には70kg級に出場し、銅メダルを獲得した(アメリカの柔道競技では女子として初のメダリストとなる)。ロンドン五輪での金メダル獲得が期待されていたが21歳で柔道を引退。

柔道引退後はバーテンダーやウエイトレスの仕事をしながら柔術を学び始め、MMA(総合格闘技)の道を模索。2010年8月のアマチュア総合格闘技大会でMMAデビュー。2011年にプロ転向を表明し、3月の「King of the Cage」に出場し、プロデビュー戦を25秒で勝利。同年7月には「Strikeforce」に参戦し、2012年3月には女子バンタム級王座を獲得。

2012年11月、UFCの女子部門設立に伴い契約を交わし、UFC初の女子選手となると同時にUFCバンタム級の初代王者として認定される。秒殺勝利を続けて絶大な人気を誇り、雑誌の表紙やテレビ出演により他ジャンルからも注目される存在となる。6度の王座防衛を果たした後、2015年11月の「UFC 193」でホリー・ホルムに敗れ、キャリア初の敗北を喫する。2016年12月の復帰戦で女子バンタム級王者アマンダ・ヌネスに挑戦するが1ラウンド48秒でTKO負け。

2015年3月、WWEのPPV「レッスルマニア31」にて、ステファニー・マクマホンにビンタされたザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)の女友達として紹介され、観客席からリングに登場。HHHを腰投げでブン投げた後、ステファニーの腕を関節技で極めて泣かせ、観客から大歓声を浴びた。

2018年1月、PPV「ロイヤルランブル」の女子ランブル戦終了後にサプライズで登場し、レッスルマニアへの参戦を表明。同年2月のPPV「エリミネーション・チェンバー」にてリング上で契約書にサインし、WWEに入団。同年4月の「レッスルマニア34」でHHH・ステファニー夫妻を相手にデビュー戦を闘い勝利した(タッグパートナーはカート・アングル)。

異名・ニックネーム

ラウディ (Rowdy)

UFC時代から好んで使っていた異名。WWE殿堂者の故ロディ・パイパーに憧れており、UFC参戦時にパイパー本人から「ラウディ」の後継者として公認された。

人類最凶の女 (The Baddest Woman on the Planet)

フィニッシャー(必殺技)・得意技

アームバー (Armbar)

腕ひしぎ逆十字固め。

WWE年表

2019年
2月
タッグマッチの最中に乱入してきたベッキー・リンチに激昂。ビンス・マクマホンに事態収拾のためベッキーの出場停止処分を解くよう訴え、代理で登場したステファニー・マクマホンの煮え切らない態度に怒り、女子王座のベルトをリングに放置して退場。
2月
PPV「エリミネーション・チェンバー」でルビー・ライオットとRAW女子王座戦を闘い、何もさせず完勝。試合後、ベッキー・リンチに代わりレッスルマニアで対戦することになったシャーロット・フレアーと睨み合うが、直後に乱入してきたベッキーから松葉杖で20発以上殴られる。
1月
PPV翌日のRAWで女子王座戦。ベイリーの挑戦を退けて王座防衛。試合後、ランブル戦で優勝したベッキー・リンチからレッスルマニアでの王座挑戦を告げられリング上で睨み合う。
1月
PPV「ロイヤルランブル」でRAW女子王座戦。サーシャ・バンクスの挑戦を退け、王座防衛。
1月
次の挑戦者として「最高のスター」と称したサーシャ・バンクスを指名。翌週にはタッグを結成するが、上から目線の物言いだとサーシャに難癖をつけられ対立。
2018年
12月
PPV「TLC」でRAW女子王座戦。ナイア・ジャックスの挑戦を退け王座防衛。メインのSD女子王座戦(TLCマッチ)に乱入し、シャーロットとベッキーの勝利を妨害。
11月
PPV「サバイバー・シリーズ」でシャーロット・フレアーと対戦。反則勝利を収めるが、試合後もシャーロットから竹刀やイスで延々と殴られる。
11月
ブランド対抗戦で対戦予定だった(SMACKDOWN所属の)ベッキー・リンチに控室で襲撃され、ディスアーマーを極められる。SD女子勢がRAWを襲撃した直後には救援のため駆け付けるが、今度はベッキーのイス攻撃を浴びる。
10月
PPV「エボリューション」でニッキー・ベラとRAW女子王座戦。ブリー・ベラの執拗な介入もあり苦しめられるが、最後はアームバーで勝利。王座防衛。
10月
裏切ったベラ姉妹(特に対戦が決まったニッキー)に対し「男に寄生して成り上がった」「あんたが開けた扉はシナの寝室だけ」などと禁句オンパレードで挑発。
10月
「スーパー・ショーダウン」2日後のRAWでもベラ姉妹と組んでライオット・スクワッドと6人タッグ戦を闘い、ルビー・ライオットにタップ勝ち。試合後、突如ベラ姉妹に裏切られ襲撃される。
10月
PPV「スーパー・ショーダウン」でベラ姉妹と組み6人タッグ戦に出場し、ライオット・スクワッドと対戦。リヴ・モーガンとサラ・ローガンの2人を同時にアームバーでタップさせ快勝。
9月
PPV「ヘル・イン・ア・セル」でアレクサとRAW女子王座戦を闘い、勝利して王座防衛。
8月
サマースラム翌日のRAWにて、王座獲得を自分の手柄にしようとした挙げ句、またも罵倒してきたステファニーに対して腕への関節技を再び極めて懲らしめる。
8月
PPV「サマースラム」でアレクサの持つRAW女子王座に挑戦。一方的に攻め立て、圧勝で新王者となる。
8月
アレクサと共闘したアリシア・フォックスの場外攻撃を受けて激怒。翌週にアリシアとシングル戦を闘い勝利。これがPPV以外での(RAWでの)初試合。
7月
RAW#1312に登場。出場停止明けまで残り2日にもかかわらず再びアレクサを襲撃し、アングルから出場停止処分の1週間延長を言い渡される。
7月
PPV「エクストリーム・ルールズ」を観客として最前列で観戦。アレクサvsナイアのRAW女子王座戦で集中攻撃を浴びるセコンドのナタリヤを救出するためリングサイドに侵入し、ミッキーをボコボコにするが、アレクサは捕り逃がす。
6月
PPV翌日のRAWにて、新王者アレクサに「期待外れの新人」などとリング上で挑発され、ブチギレてアレクサを襲撃。怒りにまかせてGMカート・アングルやレフェリー陣にも殴る蹴るの暴行を働いてしまい、アングルから30日間の出場停止処分を言い渡される。
6月
PPV「マネー・イン・ザ・バンク」でナイアの持つRAW女子王座に挑戦。アレクサ・ブリスの乱入により反則勝ち。ルールにより王座は奪えず。
5月
RAW女子王者ナイア・ジャックスから次期挑戦者に指名され、承諾。
4月
「スーパースター・シェイクアップ」によりRAWに移籍してきた練習仲間のナタリヤを歓迎。ナタリヤがシングル戦でアブソリューションに襲撃された際には救援に駆け付ける。
4月
RAW#1298(レッスルマニア34翌日)にてステファニーとリング上で対面。握手を求めてきたステファニーに笑顔で応じるも、直後に連夜のアームバー地獄でステファニーを泣かす。
4月
PPV「レッスルマニア34」でカート・アングルと組み、HHH・ステファニー夫妻との混合タッグ戦を闘う。ステファニーをアームバーでタップさせ、デビュー戦を勝利で飾る。
3月
レッスルマニアでのデビュー戦で闘う相手を自ら選べるという契約条項に基づき、対戦相手としてステファニーを指名。
2月
PPV翌日のRAWでステファニーを制裁するため怒りの表情でリングインするが、GMアングルに制止される。しかし「ステファニーが謝罪しないなら制裁する」と意志を変えず、最終的にはステファニーに前日のビンタの件を謝罪させる。
2月
PPV「エリミネーション・チェンバー」にて、リング上で公開契約調印式。WWEとの契約書にサインする直前でHHHやステファニーが「過去の女」とバカにしていたことをアングルが暴露されたことで激怒。HHHをバックドロップで机に叩き落とす。ステファニーから強烈なビンタを浴びるが睨み返す。
1月
PPV「ロイヤルランブル」の女子ランブル戦終了後にサプライズ登場。リングに上がって女子ランブル戦優勝者アスカを祝福するため握手を求める。アスカに拒否された後、レッスルマニアの看板を指差して参戦を表明。
2015年
3月
PPV「レッスルマニア31」でHHH・ステファニー夫妻とザ・ロックがリング上で口論し、ステファニーがロックをビンタした際、「女性を殴れる怖い女友達」としてロックから紹介され、現役のUFC女子王者としてリングイン。HHHを腰投げでブン投げ、ステファニーの腕を関節技で極めて悲鳴を上げさせる。
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