PPV エリミネーション・チェンバー 2015
(更新日:2015年6月12日)
会場:テキサス州コーパスクリスティ
タッグ王座決定エリミネーション・チェンバー戦
最初に戦う2チームはルチャ・ドラゴンズ(カリスト&シン・カラ)とアセンション(コナー&ビクター)。他の4組は施錠された小部屋で待機し、5分ごとに次の出場チームが開放されるルール。
シン・カラが小部屋天井からのスワントーン・ボムで会場を沸かせ、続いて同じく小部屋天井からの技を狙ったカリストの足を小部屋の下からニュー・デイの3人が足を引っ張って阻止。カリストは股間を強打。
ブーイングが飛び交う中で5分経過し、次の登場はセザーロ&キッド組。脱落チームが出ないまま次の5分経過。続いて登場のチームはロス・マタドール。
※フォール・オブ・マン。ロス・マタドールは脱落。
※フォール・オブ・マン。ルチャ・ドラゴンズは脱落。
アセンションが2チームを脱落させたところで次の5分経過。登場したのはPTP(オニール&ヤング)。
※ガット・チェック。アセンションは脱落。
さらに5分経過。最後に登場した王者組のニュー・デイは3人揃ってリングイン。4対3のブレーンバスター合戦を制したセザーロ組&PTP、邪魔で騒々しいウッズを小部屋に閉じ込めることに成功。
※丸め込み セザーロ組は脱落。
大活躍のヤング。オニールも怪力を爆発させ、PTPが初のタッグ王座獲得かと思われたが、小部屋に閉じ込められたウッズが脱出に成功してから人数有利となり攻勢を続ける。
※3人がかりで強引なフォール。ニュー・デイは王座防衛。
ルセフ、右足負傷により王座戦欠場
IC王座戦に出場予定だったルセフが前回スマックダウンでライバックとの試合中に右足首を負傷したことにより欠場。代役として誰かが6人目としてIC王座戦に出場すると発表される。
ディーバ王座戦三つ巴戦 ニッキーvsペイジvsナオミ
※ラック・アタック。ニッキーは王座防衛。
シナvsオーエンズ
※ポップアップ・パワーボム。
US王座vsNXT王者の一戦は大激闘の末、オーエンズがシナにフォール勝ちという大番狂わせ。NXT王者とはいえヒールのオーエンズが勝利したことで観客は唖然。
試合後、オーエンズがマイクを握る。初めてRAWに登場した時、俺のことを知らなかった奴らもいただろう。しかし今夜、誰もが俺の名前を覚えたはずだ。シナ、あんたの時代は終わり、これからは俺の時代だ。チャンプはここだ!
ネヴィルvsダラス
※レッド・アロー。
IC王座決定エリミネーション・チェンバー戦
負傷欠場によりIC王座を返上した前王者・ブライアンが実況席横で観戦。ルセフの代役として出場する6人目はヘンリー。
先発はジグラーとバレット。小部屋で出番を待つヘンリーやシェイマスを挑発しながらジグラーを攻めるバレット。
5分経過。最初に小部屋から開放されたのはトゥルース。扉が開くと同時に小部屋に突入してトゥルースを襲撃するバレット。
ヘンリーが待機する小部屋にジグラーを激突させたバレット。この衝撃で小部屋の壁が破壊されるアクシデント。開放時間を待たずしてヘンリーが部屋から飛び出しバレットに襲いかかるアドリブ的展開。直後に5分経過、次に登場したのはライバック。
※ライ・ディテクター。バレットは脱落。
ヘンリーのアドリブ的登場でシナリオが狂ったか、ベビーフェイスの4人が闘わず睨み合う時間帯が続く。ギクシャクした展開の中、最後にシェイマスが登場……のはずが小部屋のドア開かず。ドアを開けろ! とシェイマスが叫ぶ中、リング内では4人が丸め込み合戦。しかしいずれも決まらず。シナリオか本当のアクシデントか分からないが面白味もなくエキサイトもしない地味な展開が続く。企画失敗の香りがプンプン。
※シェルショック。トゥルースは脱落。
ここでシェイマスがようやく小部屋から出てくる。
※ブローグ・キック。ヘンリーは脱落。
※ブローグ・キック。ジグラーは脱落。
人気者のジグラーが脱落したことで場内からブーイング。残るはシェイマスとライバックの2名。
※シェルショック。ライバックが新王者に。
前王者のブライアンが祝福しながらライバックにベルトを手渡す。ライバックも感謝の言葉を返し、互いの手を挙げる。
WWE世界王座戦 ロリンズvsアンブローズ
終盤、コーナー最上段にアンブローズが上ったのを見たロリンズ、レフェリーの手を引っ張り自分の盾にする。アンブローズのダイビング・エルボーが誤爆したレフェリーは失神。この間にアンブローズのフィニッシャーが炸裂。代わりのレフェリーがリング内に駆けつける。
※ダーティー・ディーズ。アンブローズが新王者に。
しかし、失神していた最初のレフェリーが復活してリングに戻り、もう一人のレフェリーと協議。結果を伝えられたリングアナウンサーのリリアンがアンブローズの反則勝ちだと判定を覆す発表
※レフェリーを盾にしたことによる反則。ロリンズは王座防衛。
手にしたベルトを返すようレフェリーに促されるが当然拒否するアンブローズ。ロリンズたち権力者チームがアンブローズを襲撃してベルトを奪おうとしているところにセコンド禁止を通達されていたレインズが救援に駆けつけ、パンチとスピアーで全員を粉砕。
ベルトを高々と掲げたアンブローズ、勝ったのは俺だ! と叫んでベルトを持ったままレインズと共に観客席へとなだれ込み歓喜の絶叫。ベルトを返せ! とリング上から叫ぶロリンズ。