RAW #1149:レインズ、盟友を代弁した報復で試練を受ける

(更新日:2015年6月29日)

会場:テキサス州サンアントニオ

ロリンズ、レインズの挑発にまんまとハマる

オープニングは権力者チームが登場。前夜アンブローズにWWE世界王座のベルトを持ち逃げされて不機嫌そうな権力者チームの面々。特に王者ロリンズは怒りまくっている。

アンブローズはベルトを持って逃げ続けている、と非難するステファニー。彼は以前マネー権のカバンもIC王座ベルトも盗んだ常習犯。しかも先週は暴行容疑で逮捕までされた。WWEスターの器ではないし、王者だなんてとんでもない。

ベルトの返却期限は今夜のオープニングまでだ、とHHH。隠れてないでベルト持参でリングに来い、と呼び掛ける。

しかし登場したのはアンブローズではなく盟友レインズ。アンブローズはバカじゃないから今夜は来ないぜ。ただし、次回PPVで再戦できるんなら話は別だけどな。しかも彼が望んでるのは普通の試合じゃない、ハシゴ戦だ。

ゴロツキと交渉する気はないわ、と邪険にするステファニー。そのゴロツキにロリンズは昨夜負けたんだぜ、と笑うレインズ。

俺は負けてねえ! と遂に沈黙を破って怒鳴り始めるロリンズ。俺は今も王者だ。

「負け犬!」チャントが会場に響く。観客の言う通りだ、とレインズ。お前は自信過剰すぎる。アンブローズにも負けて俺にも負けた。シールド時代はイケてたが、今はパパとママとショボい護衛たちに守られてる。史上最悪のWWE王者だ。

アンブローズに再戦してやると伝えろ! とレインズに怒鳴るロリンズ。ステファニーやHHHが制止するも無視したロリンズ、望み通りハシゴ戦にしてやるぜ、と感情的に叫ぶ。J&Jの助けも要らない、ウドの大木ケインの助けなど当然不要だ、権力者も必要ない、次回PPVで俺が真の王者だと証明してやる。HHHが睨むもひるまないロリンズ、まんまとレインズの挑発に乗ってしまい、怒鳴るだけ怒鳴って退場。

ニヤニヤ笑ってるレインズを睨むステファニー、ドヤ顔は止めなさい! と八つ当たり。全てを台無しにしたわね、何様のつもりよ!

妻をなだめるHHHが交代。レインズ、お前はマネー戦に出場する予定らしいが、お前が手にしようと願っているあの契約書には苦い思い出があるよな。今年の祭典でロリンズに権利を行使され、夢を砕かれたあの契約書のことだ。今夜の試合でお前が負けたらマネー戦への出場資格を剥奪する。夢は再び砕かれるというわけだ。

CM明けに対戦相手として登場したのはバレット。

レインズvsバレット

ロマン・レインズ ○ (フォール) ● キング・バレット
※スピアー。レインズはメネー戦出場資格を獲得?

まだ終わってなかった

試合を終えたレインズをHHHとステファニーがイヤミったらしい拍手で迎える。おめでとう。しかしマネー戦に出場するには次の試合にも勝て。相手はヘンリーだ。

ニッキー、上から目線

ニッキーにインタビュー。ディーバ王者を6ヶ月守っていることについて「自分でも信じられない。でもこれからが勝負。王者としての実績も、ディーバであることも誇りに思ってるわ」

ここでペイジが登場。私は数週間前にバトルロイヤルで優勝し、王座挑戦権を獲得した。ナオミが王座戦線から脱落した今、邪魔者はいないわよね。あなたが私の挑戦を受ければの話だけど。

挑発してるつもりなの? とニッキー。押し付けがましいところはナオミにそっくりね。タイトル戦がしたいの? いいわよ、挑戦を受けてあげる。ただしタイトル戦は今夜よ。

ライバック、サンアントニオの観客に感謝

新IC王者のライバックが登場してマイクで語る。昨年10月に欠場から復帰した時、ここの会場でファンが盛大なチャントで迎えてくれた。サンアントニオのみんなが俺に自信を戻してくれたんだ。王座を獲れたのはみんなのおかげだ。

IC王座戦 ライバックvsミズ

試合開始直後にビッグ・ショーが登場。ライバックと睨み合った後、横でニヤニヤしてたミズにKOパンチ。失神したミズの横でマイクを掴む。お前から王座を奪うのは俺にしかいない。ビッグ・ガイを自称しているが、俺の前では何もできない。睨み合うだけでライバックには手を出さず、退場する大巨人。

オーエンズ、息子の趣味を愚痴る

前夜のPPVでシナに勝利したオーエンズが登場。俺は有言実行の男だ。NXT王座を取ると宣言し、サミ・ゼインを潰すと宣言し、シナをPPVで潰すとも宣言し、すべて実行した。

昨夜はキャリア最大の勝利だったが喜ぶ気になれない。妻は俺の勝利を喜んでくれたが、息子はシナの大ファンだ。「シナは大丈夫? ケガしなかったの?」と息子は心配してた。シナが10年間演じてたキャラを息子は崇拝させられてるんだ。俺が10年以上も世界各地を転戦して技を磨いているとき、息子はシナに感化されていた。シナは毎週テレビに出てる。そんなスーパーヒーローを昨夜俺は倒した。「ネバー・ギブアップ」だなんて中身がない男のセリフだ。次回PPVでウソにまみれたシナの本当の姿を暴いてやる。そして息子にも何が真実かを見せてやる。本当に見習うべきなのは有言実行の俺みたいな男だ。

ここでシナ登場。お前はアホだ。黙ってろ。たった1試合でベテランのつもりか。お前はネットで話題沸騰中。俺から勝利してWWE史に残るデビューを果たした。確かに俺は負けた。しかしお前に王者の資格はない。半人前のくせにお手本になりたいのか。本物の男は嫉妬などしない。

なぜお前の息子が俺を応援するか分かるか。WWEの戦略に乗せられてるだって? お前の息子は自分に正直なのさ。みんな俺のことを信じて、自分の信念で応援してくれてるんだ。決めゼリフだって団体側が会議で決めたんじゃねえぞ。10年以上リングの中でも外でも俺を支えてくれてるんだ。チャンスを待ち続け、無理だと言われ続け、それでも努力して遂に幸運が訪れたとき、冷静でいられず思わず叫ぶだろ。昨夜お前にもその瞬間が訪れたはずだ。アドバイスしてやろう。何か言う前によく考えることだ。お前は言いたい放題だったが、2週間後の次回PPVが終わったら、お前は約束を守れず言い訳するハメになるぞ。

ジグラーvsキングストン

マネー戦に出場するキングストンは勝利を宣言。対するジグラーはラナを同伴。セコンドにはつかせずステージ上で待機させる。

ドルフ・ジグラー ○ (フォール) ● コフィ・キンスグトン
※丸め込み。

負けた腹いせにニュー・デイがジグラーを暴行してるところでPTPの2人が救援に駆けつけ、6人タッグに変更。

ジグラー&オニール&ヤングvsニュー・デイ

タイタス・オニール ○ (フォール) ● エグザビアー・ウッズ
※パンプハンドル・スラム。

レインズvsヘンリー

ロマン・レインズ ○ (リングアウト) ● マーク・ヘンリー
※場外でパンチを喰らったヘンリー戻れず。レインズはマネー戦出場資格を獲得?

試合後、レインズの背後からヘンリーが襲撃。最強スラムを放つ。ヒール転向か。

レインズ、ヨレヨレなのにまだ終わってない

ヘンリーから最強スラムとスプラッシュを喰らいヨレヨレになりながらバックステージに戻ってきたレインズを再び権力者夫妻が拍手で迎える。あら大変そうね、アバラが痛むの?

まだ着替えないほうがいいのか? というレインズの半分皮肉な質問にHHHが回答。そうだな、マネー戦に出たがってる奴は大勢いる。まだ着替えるな。次はハゲタカを追え、とワイアット戦を示唆。

ディーバ王座戦 ニッキーvsペイジ

ブリー・ベラ ○ (フォール) ● ペイジ
※「双子の魔法」でブリーが入れ替わって丸め込み。ニッキーは王座防衛。

オートンvsシェイマス

ランディ・オートン ○ (反則) ● シェイマス
※場外で椅子攻撃。

試合後、オートンが場外でシェイマスのブローグ・キックを2発喰らう。

ルセフの目が死んでいる

ルセフにインタビュー。松葉杖をついて生気のないボーっとした表情をしているルセフに対して、IC王座決定戦の出場をキャンセルしたことと最近ラナと溝ができていることについて問われ、「俺には何もない。王座もキャリアも女もない。足首も心もボロボロ。自分自身を破壊された。しかし失ったものを全部取り戻してやる」

ネヴィルvsダラス

ネヴィル ○ (フォール) ● ボー・ダラス
※レッド・アロー。

レインズvsワイアット

ロマン・レインズ ○ (フォール) ● ブレイ・ワイアット
※スピアー。

試合後、権力者チームの面々がレインズを暴行しようとしたところでアンブローズが登場。ロリンズにダーティー・ディーズを喰らわせる。

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