SMACKDOWN #824:ルセフ、ラナへの愛憎が入り乱れて錯乱

(更新日:2015年6月29日)

会場:テキサス州ヒューストン

ロリンズ、誰の助けも不要と言い放つ

オープニングはロリンズが珍しく一人だけで登場。

1年前、俺は自らの手でシールドを崩壊させた。なぜチームの仲間を襲ったんだと何度もしつこく聞かれた。最初に言っただろ。チームではなく俺だけが歴史に残るスターになるためだ。権力者側につき、マネー権を俺自身の力で手に入れた。祭典でレインズの夢を粉砕し、同時に猛獣をも倒した。俺は史上最高のWWE王者だ。しかしベルトがない。アンブローズの野郎はベルトを盗めば王者になれると信じてるらしい。権力者たちには感謝しているが、俺にJ&Jの護衛は必要ない。ケインの援護も、ビッグ・ショーや権力者夫妻の助けも要らない。アンブローズは俺が一人で倒してやる。次回PPVではハシゴを登って必ずベルトを奪い返してやるぜ。

スクリーンにアンブローズ登場。自力で成し遂げたとかホザいてたが、記憶力が悪いのかウソつきなのか。人の助けばかり借りてただろ。お前はウソばかりの男だが、どうしても許せないウソは、お前がWWE王者だと名乗り続けてることだ。世界中が見ている中でお前は俺に負けた。その事実は変わらない。権力者はお前を守るため俺に刺客を次々と送り込んでくるだろう。お前は「自力」の意味が分かってるのか。俺はこの1年、困難と闘い続けて強くなり、前回PPVで遂に頂点に上り詰めた。もちろん転落など恐れない。次回PPVでお前と闘ってやる。負けても言い訳できないハシゴ戦でな。このベルトはPPVで持って行ってやる。そして持ち帰るのも俺だ。覚悟しておけ。

タッグ王座挑戦権争奪三つ巴戦 アセンションvsルチャ・ドラゴンズvsPTP

タイタス・オニール ○ (フォール) ● ビクター
※パンプハンドル・スラム。PTPが王座挑戦権を獲得。

ニュー・デイにイジワルなケイン

ニュー・デイの3人にインタビュー。次の挑戦者が決まったことについて、「俺たちの未来は朝日のように明るい。カネの亡者PTPを倒し、ファンの熱い歓声に包まれる。さらにコフィがマネー戦に参加してポジティブ・パワーを見せつけ、マネー権を獲得するんだ」

そこにケイン登場。盛り上がってるところ悪いが、コフィはマネー戦の出場者ネヴィルと今夜試合だ。良い1日を過ごしてくれ。

予定にないよ、休ませてくれよ、急に言われても困るよ、と愚痴りまくる3人。

ライバックvsスターダスト

ライバック ○ (フォール) ● スターダスト
※シェルショック。

ペイジ、ベラ姉妹を猛批判

ペイジにインタビュー。前回RAWでの王座戦について「ディーバ部門は全く進歩していない。ベラ姉妹は双子の魔法をまだ使ってる。正直言ってウンザリ。あの2人がディーバ部門を衰退させてる。雑誌の表紙を飾り、レッドカーペットを歩き、優雅な生活を送ってる。でも私にはリングでの闘いが全て。その生き方に誇りを持ってる。この世界が気に入らないなら自分の力で変えるべき。私が全てを変えてみせる」

オーエンズ、シナに対抗してNXTチャレンジを開催

オーエンズが登場。俺はNXTの絶対王者。WWEのデビュー戦でシナをぶっ潰してやった。次回PPVでもまたシナを潰す。シナは俺をただのガキだと思ってるらしい。前回RAWで、俺はシナがベラベラ喋ってるのを横で聞いてて気付いた。奴は妄想に取り付かれてる。臭い芝居をしてると思ってたが奴は大真面目にやってやがる。奴の妄想によれば、俺は本物の男ではないらしい。そんな男に俺の7歳の息子が影響されるのは困る。現実は甘くない。おとぎ話とは違う。奴がガキどもに吹き込んでる話は全てウソだ。ガキどもの心を腐らせる奴を止めてやる。本物の王者はどうあるべきか、本物の男は誰かを世界中に示すため、今夜はNXTチャレンジをやってやる。挑戦したい奴は誰でもこい。欲しけりゃ取りにこい。

出てきたのはザック・ライダー。観客の反応は微妙。

NXT王座戦 オーエンズvsライダー

ケビン・オーエンズ ○ (フォール) ● ザック・ライダー
※ポップアップ・パワーボム。

ネヴィルvsキングストン

ネヴィル ○ (フォール) ● コフィ・キングストン
※丸め込み。

今夜のミズTVは男女の三角関係をフィーチャー

ミズがホストのトークショー・コーナー「ミズTV」。ゲストはラナ。魅惑の浮気女とミズに紹介されるも笑顔で登場。

ルセフとは入団前からの付き合いなんだろ、とミズ。あいつは身も心もボロボロだ。あいつは心から後悔してるようだ。なぜあいつを捨てたんだ? 今こそ支えてやるべきではないのか?

私に敬意を払えない人とは付き合えない、とラナ冷静に回答。

大したもんだ、と拍手するミズ。だが、その美貌でファンを惑わすことは出来ても俺はダマせないぞ。君はルセフを利用していた。ルセフがシナに負けて負傷したら用済みになったから捨てた。ビジネスが上手いな。

ビジネスじゃないわ、とラナ。ルセフを信じてた。でも彼の乱暴な言動や見え透いたウソには耐えられない。今私には2つの選択肢がある。今すぐここを立ち去るか、あなたをビンタするか。

少し動揺したミズ、なぜかサングラスを外し(ビンタ対策?)、ラナをなだめる。まあ落ち着け。俺は君の言い分を聞きたいだけだ。しかしこういう問題は両者から聞かないとな。もう一人のゲストを紹介しよう。ルセフだ。

松葉杖をつきながらルセフ登場。少し動揺したラナ、ルセフと目を合わせようともしない。

気持ち悪い笑顔で語り始めるルセフ。愛しいラナよ、冷たい目はやめてくれ。ケンカもトラブルもイヤだ。俺はボロボロ。悪いことをしたのは分かってる。1つだけ言い訳がしたい。俺は育ちが悪い。お前のことを邪魔だと思ってた。失って初めて価値が分かるというアメリカの歌は正しかった。アメリカはすごい。お前がトリコにした。アメリカは親切な国、チャンスの国だ。ラナ、お前も親切だ。やり直すチャンスをくれ。俺は杖がなければ立てないし歩けない。助けてほしい。俺の杖になってくれないか。

椅子から立ち上がったラナ、ルセフが置いた松葉杖を拾い、この杖を使いなさい、と冷たくルセフに放り投げる。

このクズ女! と態度が豹変したルセフ。こんなマネは許さない。バカ女め、見損なった!

そこへジグラー登場。リングインしたジグラーと腕を組んでみせるラナ。涙目で見つめるルセフ、お前はやっぱり邪魔者だ、地獄に落ちろ、と罵倒するがラナ無視してジグラーとイチャイチャしながら退場。ルセフ半泣き。

レインズvsシェイマス

ロマン・レインズ ○ (反則) ● シェイマス
※ケイン乱入。

試合後、ケインのチョークスラムは阻止するが、シェイマスのブローグ・キックを喰らってレインズはダウン。シェイマスを助けたはずのケイン、そのシェイマスをもチョークスラムで叩きつける。なんで? と場外で驚いてるJ&Jの2名。

マイクを持ったケインが語り始める。マネー戦最後の出場者が決まった。俺だ。立ち上がったレインズもチョークスラムで叩きつけ、仁王立ちのケイン。

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