PPV エクストリーム・ルールズ 2018 試合結果
(更新日:2018年7月16日)
会場:アメリカ・ペンシルベニア州ピッツバーグ、PPGペインツ・アリーナ
シン・カラ vs アンドラデ・シエン・アルマス(キックオフ・ショー)
※ハンマーロックDDT。
中邑真輔に聞いてみよう(キックオフ・ショー)
PPVのキックオフ・ショーで行われる、TwitterでWWE選手に質問を投げて回答してもらうコーナー。今回のゲストは中邑真輔。バックステージでニヤニヤしながら待機する中邑に、ファンからのTwitterによる質問を番組ホストのルネ・ヤングが読み上げる。
「よろしくお願いします、聞こえますか? 準備はいいですか?」とのルネの呼びかけに、中邑は無言&無反応&無視。
1つ目の質問に対し、中邑はカメラ目線でニヤニヤしたまま無言。「聞こえてますか?」とのルネの問いに「うん、続けなよ」と初めて返答。
今夜行われるジェフ・ハーディーとのUS王座戦について問われ「接続が悪いな」と音声が聞こえない素振りをしながら中邑ニヤリ。
パネリストの男性が「AJスタイルズとの長い抗争が終わり、今夜US王座戦に挑む心境をファンは知りたがっていますが?」と質問。「お前はジェフと同じくマヌケだな」と中邑ニヤリ。
ブッカーT「彼はマヌケだが俺は6度の王者でWWE殿堂者だ。王座戦への心境を聞かせてくれ」と質問。「ジェフのことは尊敬してるが、今夜は奴に勝利してタイトルを奪う」と中邑。
「参加して頂いてありがとうございました」とコーナーを締めるためルネがお礼。しかし中邑はニヤニヤしながらイヤホンを触り、聞こえない素振りで無視して中継終了。
ひたすら無視されたルネは怒る。
6人タッグ・テーブルマッチ ニュー・デイ(E&コフィ&ウッズ) vs サニティ(ヤング&ウルフ&デイン)(キックオフ・ショー)
※エルボードロップでテーブルに叩きつける。
RAWタッグ王座戦 マット&ワイアット vs Bチーム(アクセル&ダラス)
試合開始前、出場停止処分中のロンダ・ラウジーが予告通り客席最前列で観戦している様子が映されて場内が沸く。ロンダはチケットを手に持ち、笑顔でアピール。
実の兄弟同士であるブレイ・ワイアットとボー・ダラス。WWEで初の対戦を期待する観客からの声援に応えたワイアットがダラスと対峙しようとするも、ダラスは対戦拒否してアクセルとタッチ。2人の直接対決は終盤に少しだけ実現。
※ローリン・ザ・ダイス。Bチームが新王者に。
初挑戦で王座を奪取したBチームは狂喜乱舞。退場時の2人にステージ上でチャーリー・カルーソがインタビュー。
「今の気持ちは?」と問われ、「信じられねえ!」と大興奮のアクセル。「BチームのBはベストのBだと証明できた」と語ったダラスは笑顔。
フィン・ベイラー vs バロン・コービン
※丸め込み。
なぜ試合前に出会った?
SDタッグ王座戦を闘うことになっていた王者ブラジョン・ブラザーズと挑戦者チーム・ヘル・ノー。
しかしバックステージでブラジョン・ブラザーズがヘル・ノーを襲撃している映像が流される。ダニエル・ブライアンはシャッターに叩きつけられ、ケインは左脚をドアに挟まれ負傷。
SD女子王座戦 カーメラ vs アスカ
5日前のSMACKDOWNでアスカに殺虫剤をまく暴行を働いたカーメラの相棒ジェームズ・エルズワースは、サメ観賞用の檻に監禁され、宙吊りにされることが発表されていた。
リング上で吊るされた檻の中からカーメラに向かって凶器を落とすエルズワース。最後には自ら檻のロックを外して脱出しようとするも、足が引っ掛かって逆さまの宙吊りになる。
これを見て喜んだアスカは逆さまのエルズワースを殴る蹴るのサンドバッグ状態。
スタッフ数名が危険と判断し、吊られていた檻を下ろすよう指示し、引っ掛かっているエルズワースの足部分を離すためリングイン。しかしエルズワースを制裁したいアスカはスタッフをリング下に落とし、エルズワースにサッカーキックを連発。
トドメを刺そうと構えるアスカ。しかし場外でダウンしていたカーメラが息を吹き返してアスカの背後に忍び寄る。
※檻に頭部を激突させる。カーメラは王座防衛に成功。
またもアスカに勝利したカーメラは歓喜。エルズワースを心配する素振りもなく、王座ベルトを持って1人だけ退場。
敗れたアスカはスタッフを半狂乱になりながら蹴り飛ばした後、ビンタ&裏拳&ハイキック&ジャーマンの連発からアスカ・ロックでエルズワースを制裁。
US王座戦 ジェフ・ハーディー vs 中邑真輔
ゴングが鳴る前、ジェフの背後から忍び寄った中邑がロー・ブロー。股間を押さえて悶絶するジェフ、それでも立ち上がって試合開始を承諾。
※キンシャサ。中邑が新王者に。
秒殺勝利の中邑は笑顔でベルトを誇示。しかし負傷欠場していたランディ・オートンが登場し、中邑の笑顔が消える。
実況席に退避する中邑。リングインしたオートンが中邑を睨む。オートンの背後では股間を押さえながら苦しそうな表情でジェフが立ち上がる。
そのジェフに近寄ったオートンはRKO…ではなく、ジェフの両足を取ってテイクダウンさせた後、股間をおもいっきり蹴り潰す。
唖然とする中邑を尻目にオートンは涼しい表情で退場。
金網マッチ ブラウン・ストローマン vs ケビン・オーエンズ
意気揚々と金網に入ったストローマン。対照的にオーエンズは顔面蒼白になりながら怯えて金網へ。
試合開始早々、何度も逃げようとするオーエンズを捕まえては投げるストローマン、「俺と闘え、臆病者め!」と怒鳴る。その声に目覚めたオーエンズは正攻法に切り替えてストローマンを攻める。
ストローマンの反撃をしのいだオーエンズは、手錠を取り出してストローマンの腕をロープに固定。得意になって挑発するオーエンズをチョークスラムで投げたものの、手錠を外すことができず苦しむストローマン。
「バイバイ」と手を振りながらストローマンに背を向けて金網をよじ登り、脱出を図るオーエンズ。しかしストローマンは怪力で手錠の鎖を引きちぎり、オーエンズを追って金網をよじ登る。
金網の頂上でオーエンズを捕らえたストローマンは憤怒の表情。懇願するオーエンズのノドを掴んだストローマンは、チョークスラムの体勢でオーエンズを投げ落とす。
※実況席に落下。
オーエンズの転落により実況席は粉々に。ルール上は脱出により勝利したものの、転落したオーエンズは動けず、医療チームによりストレッチャーで運ばれる。
SDタッグ王座戦 ブラジョン・ブラザーズ(ハーパー&ローワン) vs チーム・ヘル・ノー(ブライアン&ケイン)
試合前に襲撃されたヘル・ノーはブライアン1人だけが入場。ケインは左脚を負傷して入場できず。ブライアンも肋骨を痛めた状態。
孤軍奮闘で闘うブライアンがブラジョン・ブラザーズの同士討ちを誘い、3人がダウンしているところでケインが足を引きずりながら登場。
チョークスラムを連発するケイン、しかし負傷した足を狙われてダウン。
※ダブル・インパクト。ブラジョン・ブラザーズは王座防衛に成功。
Bチームの思いは大型犬に伝わらず
気合を入れて入場しようとバックステージを歩くロマン・レインズに新王者となったBチームの2人が遭遇。
大ハシャギの2人。「俺たちにも出来たんだから、あんたにも出来る!」と激励するアクセル。
「あんたにとって今夜のBは「ボビーをぶっ潰す(Beat Bobby)のBだよ!」と言って握手を求めるダラス。
しかし怖い顔して睨むレインズを見てビビった2人は後ずさりして逃亡。おもわず苦笑してしまうレインズ。
ロマン・レインズ vs ボビー・ラシュリー
※スピアー。
フィニッシャーのスピアーを決めるため、いつものように咆吼したレインズ。しかし逆にラシュリーのスピアーをカウンターで喰らって撃沈。
エクストリーム・マッチ形式RAW女子王座戦 アレクサ・ブリス vs ナイア・ジャックス
観客席最前列で観戦するロンダは、ナイアの入場時には拍手、アレクサの入場時には怖い顔。そのロンダの近くまで歩み寄り、リング上ではベルトを見せびらかして挑発するアレクサ。
凶器攻撃がOKのエクストリーム・マッチ。アレクサの繰り出す凶器攻撃を全て防ぎ、凶器を奪ってリングの中に放り込んだナイアは、アレクサをボディリフトで抱えて凶器の上に落とす。
しかしコーナーに突進したナイアは、アレクサがセットしたイスに激突してダウン。この隙に(アレクサのセコンド)ミッキーがアレクサに凶器を手渡そうとするが、(ナイアのセコンド)なたりあが阻止してミッキーを攻撃。
気付いたアレクサがミッキーに加勢し、2人がかりでナタリアを攻撃。見ていられなくなったロンダが観客席から侵入し、ミッキーをフルボッコ。
ダウンして動けなくなったミッキーを見たロンダは、リングの反対側にいる因縁のアレクサを睨む。恐怖で怯えたアレクサはリングサイドを走って逃げる。それを追いかけたロンダはミッキーの竹刀攻撃を喰らってダウン。
※イスの上へのDDT。アレクサは王座防衛に成功。
激怒したロンダがリングに戻るも、勝利したアレクサはミッキーとステージに逃げて勝ち誇る。
WWE王座戦 AJスタイルズ vs ルセフ
※フェノメナル・フォアアーム。スタイルズは王座防衛に成功。
30分アイアンマン・マッチ戦形式IC王座戦 ドルフ・ジグラー vs セス・ロリンズ
※4分35秒、ラ・マヒストラル。ジグラー 0 vs 1 ロリンズ
※7分58秒、ストンプ。ジグラー 0 vs 2 ロリンズ
※9分10秒、マッキンタイアの乱入。ジグラー 0 vs 3 ロリンズ
ストンプのダメージで起き上がれないジグラーを見たセコンドのドリュー・マッキンタイア、1ポイント失うのを覚悟で乱入し、ロリンズを集中攻撃。
9分50秒にレフェリーから退場を命じられたマッキンタイアは最後にクレイモアを放ち、ロリンズをダウンさせてからリングを去る。
※10分24秒、マッキンタイアのクレイモア。ジグラー 1 vs 3 ロリンズ
※11分20秒、スーパーキック。ジグラー 2 vs 3 ロリンズ
※12分20秒、ジグザグ。ジグラー 3 vs 3 ロリンズ
※14分05秒、ロープに足を掛けてフォール。ジグラー 4 vs 3 ロリンズ
※27分52秒、丸め込み。ジグラー 4 vs 4 ロリンズ。
ロリンズ、残り5秒でストンプを決めたもののフォールに行けず時間切れ。引き分けなのでジグラーは王座防衛に成功。
ところが、ベルトを持ってフラフラになりながらジグラーが退場しようとしたところで、RAWのGMであるカート・アングルが登場。2人とも素晴らしい闘いだった。しかし俺の故郷であるピッツバーグの観客たちは引き分けを見たくないはずだ。サドンデスで延長戦を開始する。先に勝利したほうが王者だ。
困惑するジグラー、歓喜するロリンズ。しかし退場していたマッキンタイアが再び登場してロリンズの注意を引く。
※ジグザグ。ジグラーは王座防衛に成功。