RAW #1311:互いを嫌い合うレインズとラシュリー、PPV直前の大乱闘
(更新日:2018年7月17日)
オープニングから大乱闘
バックステージをノシノシと歩くロマン・レインズの前に、対立しているボビー・ラシュリーが立ちはだかる。
「リングに行く、邪魔だ、どけ」と言うレインズに対し、「リングに行ったら俺を呼び出せ」とラシュリー。その後は分かるな、覚悟しておけ。
その後、レインズがリングに登場。呼び出せと言われたのは初めてだ。お望み通り呼び出してやるから出てきやがれ。
呼び出しに応じてラシュリーも登場。リングインして両者が睨み合ったところでGMのカート・アングルと管理官のバロン・コービンが登場。
おいおい待て、とアングル。2人とも闘うのは今夜じゃないぞ。日曜のPPVまで我慢しろ。
しかしレインズとラシュリーの耳には届かず、2人はリング上で殴り合いを開始。慌てたアングルとコービンはバックステージの全選手を呼び出す。
リングに雪崩れ込んでレインズ&ラシュリーの乱闘を止めようとするが、乱闘は収まらず。ドサクサに紛れて抗争中のコービンを殴ってるフィン・ベイラー。
何度引き離しても相手に飛びかかっていくレインズとラシュリー。
タッグ戦 ナイア&ナタリヤ vs アレクサ&ミッキー
※レッグドロップ。
試合終了直後、PPVでのエクストリーム・マッチを見越したアレクサが竹刀を手に取りナイアとナタリヤをぶっ叩く。
苦悶の表情で竹刀攻撃を浴び続けたナイア、しかし右腕で竹刀を受け止めてから奪い、真っ二つに叩き割る。
ビビったアレクサとミッキーは走って逃亡。
試合できないのに会場には来る
前回番組で、簡易トイレに逃げ込んだのがアダとなり、ブラウン・ストローマンにトイレと共にステージ上から突き落とされたケビン・オーエンズがGMアングルのオフィスを訪れる。「何しに来たんだ」と言うアングルに「プロだから仕事をしに来たんだよ」とオーエンズ。
俺を巨獣の餌にするつもりだったんだろ、とオーエンズ。でもあんたやストローマンの罠には引っかからないぞ。俺をクビにしたくてもコネがあるから無理だ。先週はバイオハザード級のダメージを受けたが…何がおかしいんだ、笑い事じゃないぞ。
医師からもらった診断書をアングルに見せるオーエンズ。今夜の試合は無理だ。でも来てやったんだぞ。今夜はどこが安全なのか様子を見る。このオフィスは最適だな。ここにずっといるとしよう。ストローマンから身を守るためだ。
次週、GMアングルに結果を報告するらしい
先週に続きカウンセリングを受けているベイリーとサーシャ・バンクスの元親友コンビ。
女性医師にサーシャとの関係について説明するベイリー。NXTの頃からサーシャを支えてた。対戦してもずっと友人だった。でもいつも裏切られる。同じことの繰り返し。踏み台にされるのはウンザリ。サーシャは自分のことしか考えてない。
続いてサーシャの主張。しかし実況陣の声がかぶって何を言ってるのか聞き取れず。次週RAWで2人はGMアングルにカウンセリング結果を報告するとのこと。
「裏切り者」の呼び名は闇に葬られた
セス・ロリンズがリングに登場。今までイカしたニックネームを幾つももらった。「ミスター・マネー」「キングを討った男」「エース「策士」「月曜夜のロリンズ」など。
でも1つだけ気に入らないのがある。「前IC王者」ってやつだ。日曜のPPVでジグラーに勝ってそのニックネームを消す。ジグラーは最高の男だと認めるが、厄介なのは奴が連れてくるウーキー族みたいなマッキンタイアだ。
ここでドルフ・ジグラーとドリュー・マッキンタイアが登場。褒めてもらったようだが物足りないな、とジグラー。俺は俊敏性とルックスに優れ、サイコな相棒がいて、さらに王者だ。PPVが終わっても王者は変わらない。お前は史上最高のレスラーかもしれんが俺には勝てないぜ。
髪を脱色し過ぎて毒素が頭に回ったのか? とからかうロリンズ。
面白いジョークだ、と相手にしないジグラー。俺はこの王座に人生を賭けている。アイアンマン・マッチでは1回だけじゃなく何度も勝たないといけない。ケント州立大学時代、俺は最も勝利を挙げた記録を作ったレスラーだったんだぜ。121勝だ。
大したもんだ、すげえな、とロリンズ。その記録もマッキンタイアが手伝ったのか。
俺の経歴くらい調べておけ、と不機嫌になるマッキンタイア。俺はトップまで上り詰める。
もうやめとけ、お前がどこに行きたいかは知ってるよ、とロリンズ。ジグラーが指示した場所だろ? なぜそこのチビの言いなりになってるんだ? なぜ服従してるのか理解できねえな。秘密でも握られてるのか? スコットランドで寂しくて羊を相手にしてた時の証拠写真でもあるんだろ?
挑発に乗って激怒し、リングに向かおうとするマッキンタイアを必死でなだめるジグラー。奴は冗談を言ってるだけだ。笑えねえぜ。
気が収まらないマッキンタイアは「今夜俺と闘え」と要求。ロリンズ、試合を受諾。
悪臭消えず
GMアングルのオフィスに居座り続けるオーエンズが部屋に消臭剤をまいている。この部屋は換気できないから植物か芳香剤を置くべきだ。
お前が臭いんじゃないか、とアングル。先週のトイレのせいだろ。
そこへジグラー&マッキンタイアがやって来る。今夜の試合に条件を付けるぞ、とアングル。もしマッキンタイアが敗れたら、日曜の試合でジグラーのセコンドにつくのは禁止する。
それは一方的だろ、と抗議するジグラー。いつもこんな感じで嫌がらせするんだよ、とオーエンズが口を挟む。
オーエンズとジグラーがGMアングルへの不満をワーワー叫ぶ中、冷静になっていたマッキンタイアは条件を飲む。あんたはロリンズをえこひいきしてればいい。どうせ俺が勝つ。
自分の音程は管理できてない
アライアスが久々に登場。ギターを演奏し、「2週間ぶりの演奏だが、お前らには一生の長さに感じたろう」と語り始める。休暇を取ってデビュー・アルバムのレコーディングをしていた。
ご機嫌になって弾き語りを始めるが、今夜の対戦相手ベイラー&ルードや、地元の観客をバカにする歌詞に場内大ブーイング。
お前らは俺に感謝してねえな? もう我慢ならねえ、と怒り始めたアライアスは歌を止め、「俺を買ってくれてる人を紹介しよう」と、この日のパートナーであるコービンを呼び込む。
新品のギターで1曲弾いてくれよ、とコービン。ベイラーに捧げるララバイなんてどうだ。
アライアスのギターに合わせて歌い出すコービン、ものすごく音痴。「見事な歌声だな」と褒めるアライアス。
タッグ戦 ベイラー&ルード vs コービン&アライアス
※エンド・オブ・デイズ。
せっかく食べたサンドイッチを吐きそうに
GMアングルのオフィスに居座り続けるオーエンズがサンドイッチを食べている。うまいぞ、食べるか? 最後の一口だけど。
要らん、とアングルが断ったところでストローマンが入ってくる。慌てたオーエンズは椅子から立ってアングルの背後に隠れる。俺に近付けるな、今夜の試合は無理だ。
落ち着け、とアングル。ストローマンは俺が呼んだ。今夜ではなく日曜の試合を組んだ。PPVでお前たち2人には金網マッチを闘ってもらう。
はあああ? と頭を抱えるオーエンズ。
楽しみだな、と笑ったストローマンは何やら異臭に気づき、オーエンズに歩み寄る。このニオイはお前だな。弱虫のニオイだ。
消臭剤をオーエンズに向けて噴射するストローマン。オーエンズは咳き込む。大丈夫か? とオーエンズに声をかけるアングルの表情は笑っている。
セス・ロリンズ vs ドリュー・マッキンタイア
※クレイモア。