PPV グレーテスト・ロイヤル・ランブル 試合結果
(更新日:2018年4月29日)
会場:サウジアラビア・メッカ州ジッダ、キング・アブドゥラ・インターナショナル・スタジアム
ジョン・シナ vs トリプルH
1試合目から両者の入場時に多数の花火が上空を舞う派手な演出。シナの入場時、上空の花火を見上げながらHHHも感慨深そうな表情。
※AA。
試合後、シナがリング上でマイクを持つ。こんな素晴らしい大会に参加できて光栄だ。サウジアラビアのみんなに感謝している。今夜はレスリングを楽しんで欲しい。
クルーザー級王座戦 セドリック・アレクサンダー vs カリスト
※ランバー・チェック。アレクサンダーは王座防衛に成功。
RAWタッグ王座決定戦 ザ・バー(セザーロ&シェイマス) vs マット・ハーディー&ブレイ・ワイアット
※ツイスト・オブ・フェイト。マット&ワイアット組が新王者に。
US王座戦 ジェフ・ハーディー vs ジンダー・マハル
「中東の英雄」のはずのマハルに大ブーイング。
※スワントーン・ボム。ジェフは王座防衛に成功。
クリス・ジェリコ、WWEに帰還
今年1月に新日本プロレス・東京ドーム大会に参戦するなど、しばらくWWEから離脱していたクリス・ジェリコが久々の登場。バックステージでインタビューを受ける。
WWEにまた戻って来れて嬉しいよトム、と喜ぶジェリコ。今夜は「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」のランブル戦だ。出場者も豪華だよな。マーク・ヘンリーは今年の殿堂者。カート・アングルも殿堂者。レイ・ミステリオも帰ってきた。ダニエル・ブライアンは3年ぶりに現役復帰だ。ケビン・オーエンズ、奴はバカタレだ。ブラウン・ストローマンも出場する。それからモジョ・ローリー! モジョ・ローリーって言うと巻き舌になるよな。50人ものスーパースターが出場するんだトム。
「しばらくWWEから離れていたので仕方ないのですが、私はトムではなくマイクです…」とインタビュアーに訂正され、苦笑するジェリコ。確かに俺はWWEを7ヶ月離れてたが、お前の名前は分かるぞトム。お前とマイクの違いも分かる。トムのヒゲは本物だがマイクのヒゲはニセモノ。トムは地毛でマイクはカツラだ。
お前に悪いニュースがある。ここはアメリカではなくサウジアラビア。どうなると思う? サウジアラビアまで来て俺にウソの名前を告げたらどうなると思う?(こっそり誰かからリストを受け取るジェリコ。笑うのをこらえてるインタビュアー)お前はリスト入りだ!
おいカメラマン、何がおかしい。何を笑ってるんだ。お前もリスト入りだ! 音声担当のお前もリスト入りだ。そこの陰にいるお前もリスト入りだ。ランブル戦に参戦する49人の奴らも全員リスト入りだ! カウントダウンするぞ、1番アングル! 2番モジョ・ローリー! 3番、もう1回モジョ・ローリー!(怒鳴りながら去っていくジェリコ)
SDタッグ王座戦 ブラジョン・ブラザーズ(ハーパー&ローワン) vs ウーソズ(ジミー&ジェイ)
※ダブル・パワーボム。ブラジョン・ブラザーズは王座防衛に成功。
IC王座争奪ラダーマッチ セス・ロリンズ vs ザ・ミズ vs フィン・ベイラー vs サモア・ジョー
※ロリンズは王座防衛に成功。
ミズとジョーの攻撃をしのぎ、単独でハシゴを上ってベルトまであとわずかだったベイラー。しかし場外でダウンしていたロリンズが復活し、エプロンからスワンダイブで跳び、リング中央のハシゴに乗り移ると猛スピードで駆け上がり、ベルトを獲ってハシゴ下に転落。
寸前でベルトを奪われたベイラーは呆然。
未来のスーパースター候補4名をお披露目
サウジアラビアで開催されたWWEトライアウトを受験し、合格した4人の男性がリングに登場。4人はアメリカに渡り、WWEトレーニングセンターで修行を積むことになる。
リング上で喜びと抱負を語っているところで、デバリ・ブラザーズという2人組が登場。大ブーイングを浴びながら「お前ら4人はアスリート失格」「サウジアラビアの恥さらし」などと罵倒するも、4人から次々に攻撃を浴びて成敗される。
WWE王座戦 AJスタイルズ vs 中邑真輔
終盤、フェノメナル・フォアアームをレフェリーに誤爆しそうになるスタイルズ。レフェリーが防御のため背を向けていることに気付いた中邑は、すかさずスタイルズにロー・ブローからフォール。しかしスタイルズはロープを掴んでクリア。
続く中邑のキンシャサを防いだスタイルズ、キレて場外の中邑に襲いかかる。
※スタイルズは王座防衛に成功。
怒りの収まらないスタイルズ。中邑を実況席に叩きつけ、鉄柱攻撃、防護壁にダイブ、イス攻撃、ダイブしてのエルボーと荒技を連続で見舞って成敗。
棺桶マッチ ジ・アンダーテイカー vs ルセフ
先にルセフをチョークスラムでダウンさせ、棺桶に横たわらせたアンダーテイカー。セコンドのエイダン・イングリッシュが乱入してくるも、お構い無しに捕らえてチョークスラムからツームストーンを浴びせ、ルセフの横に寝かせてから棺桶のフタを閉じる。
金網マッチ形式ユニバーサル王座戦 ブロック・レスナー vs ロマン・レインズ
サウジアラビアでもブーイングを浴びてしまうレインズ。今夜もレスナーに帯同したポール・ヘイマンはリングアナに代わってレスナーの名を絶叫コール。
試合開始直後からジャーマン4連発とF5で圧倒するレスナー。しかし脱出しようと金網をよじ登ったレスナーを捕らえたレインズがパワーボムで逆転し、スピアー3連発で追い込む。
扉から脱出しようとするレインズ、しかしヘイマンが扉をレインズに叩きつけて阻止。さらに鉄製イスをリング内に放り込んでレスナーに凶器使用を命じるヘイマン。
両手のグローブを外して非道ファイトを選択したレスナー。しかしイス攻撃を察知したレインズはスピアーで迎撃。不敵に笑ったレインズはイス攻撃の滅多打ちからパンチ、そしてスピアー。金網の一部が破壊され、レスナーはレインズもろとも場外に転落。
※レスナーは王座防衛に成功。
スピナーを喰らって金網と共に背中から転落したレスナーのほうが「先に金網の外へ出た」と判定され、レスナー勝利。
王座防衛に喜ぶヘイマン。王者レスナーはスピアーと場外転落のダメージでしばらく立てず、意識もうろうとしながら退場。
50人出場ロイヤルランブル戦
毎年1月に開催されているPPV「ロイヤルランブル」のランブル戦と基本的に同じルール。最初に2人の選手が登場し、90秒ごとに選手が1人ずつ増えていく。トップロープを越えて場外に転落し、両足が床についたら失格。
1. ダニエル・ブライアン
2. ドルフ・ジグラー
3. シン・カラ
4. カーティス・アクセル
5. マーク・ヘンリー
6. マイク・ケネリス
※1秒で排除される。
7. ヒロキ・スミ
大相撲の元力士(東関部屋所属で最高位は十両)で、2017年1月に引退した飛翔富士(ひしょうふじ)がヒロキ・スミのリングネームでプロレスデビュー。
リング中央で四股を踏み、ヘンリーと睨み合った後に力比べをするが、エプロンまで寄り切られてすぐに落とされる。
8. ビクター
9. コフィ・キングストン
10. トニー・ニース(205 Live)
11. ダッシュ・ワイルダー
12. ホーンスワグル
「妖精」ホーンスワグルが2016年5月以来となるWWE復帰。リングインするなりコフィに「超低角度サモアン・ドロップ」を決める。
13. プリモ
14. エグザビア・ウッズ
15. ボー・ダラス
16. カート・アングル
2番手で登場したジグラー、21分44秒で排除される。
17. スコット・ドーソン
18. ゴールダスト
19. コナー
20. アライアス
アメリカと違って反応が全然ないサウジアラビアの大観衆にもめげず、ギターの弾き語りをしながら入場してきたアライアス、リング上でニュー・デイの2人、コフィ&ウッズがコナーを落とそうとしているのに気付くとギターを置き、急いでリングインして3人まとめて突き落とし、ニヤリ。
21. ルーク・ギャローズ
22. ライノ
23. ドリュー・グラック(205 Live)
24. タッカー・ナイト(NXT)
25. ボビー・ルード
26. ファンダンゴ
27. チャド・ゲイブル
28. レイ・ミステリオ
今年1月の「ロイヤルランブル」で一夜限りの電撃復帰を果たしたミステリオが再びランブル戦に参戦。
29. モジョ・ローリー
30. タイラー・ブリーズ
31. ビッグ・E
32. カール・アンダーソン
33. アポロ
34. ロデリック・ストロング(NXT)
35. ランディ・オートン
36. ヒース・スレイター
37. ババトゥンデ(NXT)
38. バロン・コービン
39. タイタス・オニール
タイタス、花道を突進してリングインする直前にスッ転んでリング下にヘッドスライディングで突っ込む。実況陣は爆笑。
コリー・グレイヴス、「あり得ない(笑)」「こんなの見たことねえよ(笑)」とツボにハマリ過ぎて笑い死ぬ。
40. ダン・マーサ(NXT)
41. ブラウン・ストローマン
42. タイ・デリンジャー
43. カート・ホーキンス
リングインしようとしたホーキンス、リング上のストローマンに睨まれて怯え、リングインせず逃走。しかし追いかけてきたストローマンに捕らえられ、リング上に放り込まれる
44. ボビー・ラシュリー
45. ザ・グレート・カリ
中東といえばこの人。カリが昨年8月以来の再登場。
46. ケビン・オーエンズ
47. シェイン・マクマホン
宿敵オーエンズを前に共闘したシェインとブライアン、オーエンズを蹴りまくる
48. シェルトン・ベンジャミン
49. ビッグ・キャス
50. クリス・ジェリコ
オーエンズに串刺しキックを連発したブライアンはダウンしているシェインに「立て!」と攻撃を指示。フラフラになりながらコーナーに上がり、荒技コースト・トゥ・コーストを狙うシェイン。
しかし場外でダウンしていたはずのストローマンが復活し、コーナー最上段のシェインを掴むと実況席に向かって遠投。実況席を粉々にしてシェイン失神&失格。
1番手で登場し、最後の3名まで残ったブライアン。しかし抗争を開始したばかりのキャスに排除される。リング滞在時間が1時間16分16秒だったブライアンは、ランブル戦の最多出場時間記録を更新。
※ブラウン・ストローマンがランブル戦優勝。
優勝したのはストローマン。排除した人数、なんと13人。