RAW #1300:元ミズトラージュの2人、転職活動に失敗する

(更新日:2018年5月1日)

※RAW#1300の日本初回放送は4月30日(月)の夜だったため、日本時間4月28日(土)にWWEネットワークで配信開始された「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」とレビュー公開が前後しています。ご了承ください。

「人間発電所」逝去

2018年4月18日に亡くなったWWE殿堂者、ブルーノ・サンマルチノを追悼する10カウントゴングと黙祷が捧げられる。

レインズ言葉少な

ユニバーサル王者ブロック・レスナーがポール・ヘイマンを伴って登場。4日後の金曜、サウジアラビアで開催される「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」でレインズとユニバーサル王座戦を闘う。

あのタフガイ気取りなレインズは今も分かってないようだな、とヘイマン。レッスルマニアでレスナーはレインズを完璧に征服した。たった2週間前のことだが既に過去。レスナーは未来を見ている。UFCで闘うことを望んていたレスナーは自家用ジェットでサウジアラビアに飛び、レインズと金網に入ることになった。

レスナーはWWEに引き止められて契約を更新したのだ。もちろん破格の条件で、契約金も大幅にアップした。これはレッスルマニアでレインズを倒した報酬だ。WWEはレスナーにこう頼んできた。「サウジアラビアまで行って防衛戦をやってくれ」と。レスナーはこう答えた。「レインズをよこせ。闘わせろ。金網の中で防衛戦をやってやる」と。

金網戦はレスナーが更に有利となる。サウジアラビアの地でレスナーは王座を防衛する。

ここでレインズ登場。リング中央で睨み合った後、マイクを持って語り出す。王座は俺が頂く。信じていいぞ。

それだけ告げてレインズ退場。

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ミズを継ぐトーク・ショー

この日から始まった、ケビン・オーエンズとサミ・ゼインがホスト役を務めるRAWの新しいトーク・コーナー「サミ&ケビン・ショー」。

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先週ミズがRAWを去った。彼はWWE最高の知性の持ち主だった。彼を継ぐのは俺たちだ。金曜の「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」では俺たちのどっちかがランブル戦を制覇する。では初回のゲストを歓迎しよう。

登場したのはGMカート・アングル。先週俺たちとモメたのをまだ気にしてるようだな、とオーエンズ。ボスと対立するのは仕方ないさ、俺たちもSMACKDOWN時代はそうだった、とゼイン。

ステファニーが俺たちを雇ったのは、俺たちを高く評価してくれてるか、それともあんたが嫌いなのか、どっちだろうな、とアングルにイヤミを言いながら個人情報を眺めるゼイン。あんた子供は5人か。いや6人か。隠し子のジェイソン・ジョーダンがいたな。

過去の話はいい、未来の話をしよう、とオーエンズ。ステファニーに恩返しがしたいんだ。デカい仕事をくれよ。

もてなしの礼をしよう、とアングル。俺も出場する金曜のランブル戦は、ダニエル・ブライアンも出場する。クリス・ジェリコもだ。お前と過去にモメた奴らがたくさん出場するぞ。しかし今日は金曜ではなく月曜。お前たちはタッグ戦を闘え。対戦相手はボビー・ラシュリー、それからブラウン・ストローマンだ。

表情が引きつるオーエンズ&ゼイン。

ミズトラージュ、転職活動

セス・ロリンズの控室を元ミズトラージュのカーティス・アクセルとボー・ダラスが訪れる。何の用だ、とロリンズ。

先週俺たちはミズに別れを告げた。俺たちは再生したんだ。そう言って自分たちが着ているロリンズのTシャツを見せる2人。俺らが組めば何だって出来るぜ。新生シールドだ。拳を合わせようとするアクセル&ダラス。

悪いがお断りだ、と告げてから去るロリンズ。

ゲイブル、再出発

アングルと控室で話すチャド・ゲイブル。RAWに引き抜いてくれて感謝してるよ。ジョーダンはどうしてる?

復帰は近いはずだ、とアングル。だがお前とタッグは組ません。シングルで闘え。

期待に応えてみせるよ、と意気込むゲイブルの前に現れたのはジンダー・マハル。カート、先週はよくも勝手にUS王座戦を組みやがったな。しかも王者はSMACKDOWNに移籍してしまった。金曜のサウジアラビアでUS王座を取り戻す。そして俺もSMACKDOWNに復帰させてもらう。

それは出来ん、とアングル。「口の利き方に気をつけろよ」と横から口を出すゲイブル。

お前は誰だ、とマハル。ああー、お前はレッスルマニアでストローマンとタッグを組んでた小学生だな。もう寝る時間だぞ。

怒ったゲイブルがマハルを突き飛ばす。仲裁したアングルは2人のシングル戦を組む。

試合は序盤からマハルが圧倒していたものの、最後に丸め込んだゲイブルが逆転勝ち。

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ライオット・スクワッドの意気込み

RAWに移籍してきたライオット・スクワッドの3人(ルビー・ライオット、リヴ・モーガン、サラ・ローガン)にルネ・ヤングがインタビュー。

「先週ベッキーとサーシャを襲撃したのは何かの警告ですか?」との質問に、「仲良しライバルの2人だけでなく、RAW女子部門の全員に対するメッセージだ」とルビー。

「お手本になりたいなんて思わない、メチャクチャにするだけさ」とリヴ。

「みんな震え上がってるよ。それは今夜10人タッグ戦で組む奴らも同じ。アレクサとミッキーが調子に乗ってたらボコボコにする」とサラ。

我々は催涙ガスみたいなもんだ、とルビー。相手が誰だろうと見境なく襲撃する。見るに耐えない修羅場となる。そういうのが大好きさ。

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ミズトラージュの転職活動、パート2

ロリンズに振られた元ミズトラージュの2人、次はフィン・ベイラーの控室を訪れる。

ギャローズ&アンダーソンがSMACKDOWNに移籍して、今こそチャンスだぞ。俺たちと組めばトゥー・スイートだぜ! 着ているベイラーのTシャツを見せる2人はウルフパック(トゥー・スイート)のサインを手で作ってベイラーに迫る。

ありがたいけどお断りだ、と告げて去るベイラー。

またも振られた元ミズトラージュ。うなだれて下を向いたかと思えば、突然ニヤリと笑うダラス。同じくニヤリと笑ってダラスを見つめるアクセル。

「お前も俺と同じことを思い付いたか?」とダラス。

「いや」とアクセル。「お前が何考えてるかサッパリ分からん」

オーエンズ&ゼイン、ボコボコにされる

急きょ組まれたオーエンズ&ゼインvsラシュリー&ストローマンのタッグ戦。

試合はゴングが鳴った直後からオーエンズ&ゼインが逃げ回る。ストローマンに捕まりボコボコにされるが、ラシュリー相手に逆転して優勢。

ようやくラシュリーがストローマンにタッチを試みる、しかし場外で背後から忍び寄ったオーエンズに足をすくわれ、ストローマンはエプロンで顔面を強打。

怒ったストローマン。ようやくタッチが成立した後、場外のオーエンズをダンプカーのような猛烈タックルで派手に吹き飛ばし、リング内のゼインにはラリアット。最後はオーエンズにドロップキックを放ち、オーエンズ失神。

怒りの表情でリングに戻ったストローマン。恐怖でバックステージに向かい逃走するゼイン。しかしラシュリーに捕らえられリングに戻され、ストローマンにボコボコにされた上、ラシュリーの超滞空ブレーンバスターとストローマンのパワースラムを喰らって昇天。

ロリンズもベイラーも良い人

ロリンズ、ベイラーに立て続けでユニット結成を断られた元ミズトラージュのアクセル&ダラス、結局ロリンズ&ベイラー組とタッグ戦が組まれる。

試合はストンプからクー・デ・グラの連携でロリンズ&ベイラー組が快勝。4日後にIC王座戦で対戦するにもかかわらず、クリーンに互いの健闘を称えるロリンズとベイラー。

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ベイリーとサーシャは関係悪化のまま

10人タッグ戦に出場するベビーフェイス勢が控室で話し合い。

今夜はライオット・スクワッドをビビらせてやる、とエンバー・ムーン。あいつらはお先真っ暗だよ。

私をバカにする奴は体を壊すよ、とナイア・ジャックス。

それじゃ行くわよ、と仕切るナタリヤが声を掛けて控室を出て行く。しかしベイリーとサーシャは残る。

何か言いたそうにベイリーを見つめるサーシャ。そのサーシャを見たベイリー、何も言葉を交わさず控室を出て行く。

結局おいしいところを持って行くのはロンダ

この日のメイン戦は女子選手による10人タッグ戦。ナイア&エンバー&ベイリー&サーシャを&ナタリヤvsアレクサ&ミッキー&ルビー&リヴ&サラ。

試合中盤、シャープ・シューターを仕掛けているナタリヤのヒザ裏をサラが攻撃し、ナタリヤは負傷。なおもミッキーがナタリヤに攻撃を加えているところでロンダ・ラウジーが救援に駆け付ける。

ナタリヤに手を貸して立たせようとするロンダを、ミッキーがリング上からスライディング・キックで吹っ飛ばす。キレたロンダはリングインしてミッキーを投げ、電光石火のアームバー。試合は反則裁定ながら、気にすることもなくナタリヤに肩を貸すロンダ。

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