SMACKDOWN #975:AJスタイルズ、友に助けられ、友を救えず

(更新日:2018年5月2日)

※SMACKDOWN#975の日本初回放送は5月1日(火)の夜だったため、日本時間4月28日(土)にWWEネットワークで配信開始された「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」とレビュー公開が前後しています。ご了承ください。

そんな理由?

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RAWからSMACKDOWNに移籍してきたザ・ミズ。移籍後初登場となったこの日は、早速ミズTVを開催。ゲストは長年にわたり対立しているダニエル・ブライアン。

俺もダニエルも子供の父親という意味では同じだ、とミズ。俺は子供が生まれて自分を変えることにした。ダニエル、今でも俺の顔を殴りたいか。出てきて俺の顔を殴れよ。

ミズが何度呼びかけてもブライアンは出てこず。代わりに登場したのはビッグ・キャス。

なぜブライアンを目の敵にするのか説明を始めるキャス。自分とブライアンは同じ時期に復帰したのに、ファンはブライアンの話ばかりする。俺は陰に隠れてしまった。

俺は16歳までチビだった。ブライアンと同じようにな。惨めで弱く、ブライアンのように最悪な人生を送っていた。いつもイジメられてた。ある日、「こき使われるのは止めよう」と思った。すると俺の身長はどんどん伸び始め、213センチになった。

大男になってから、それまでイジメてきた奴らを叩きのめした。当然の報いだ。ブライアンは俺がチビだった頃を思い出させる。鼻持ちならねえ。
しかし俺は今、WWEにいる。誰かのようにインディー団体で頑張ったり、日本やヨーロッパに遠征する必要もなかった。俺は背が高く、教養があり、イケメン。だから重宝されるし金を稼げる。

ブライアンの陰に隠れるのは終わりだ。奴はボロボロになって引退する。

その頃ブライアンは…

ミズTVに登場するはずだったブライアンはバックステージで何者かに襲撃され負傷。医務室で治療を受けた後、ルネ・ヤングのインタビューを受ける。

負傷したがサウジアラビアの大会には出場するよ、とブライアン。これくらい大丈夫だ。

「何があったんですか?」との問いに、臆病者が襲撃してきたんだよ、と答えるブライアン。2メートルを超える男がなぜ背後から襲うのか俺には理解できない。

「バックラッシュ」で奴と闘うようGMペイジにお願いした。奴の挑戦は受けて立つ。ランブル戦に優勝して奴に示してやるよ。身長差など関係ない。リングでタップする時はみんな同じサイズだってことをな。

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連勝記録が途絶えたアスカ、やっぱりこういうことになる

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前回番組でSMACKDOWN移籍を果たしたアスカ。この日はベッキー・リンチとタッグを結成し、アイコニックス(ペイトン・ロイス&ビリー・ケイ)と対戦。

試合は丸め込んだペイトンがロープに足を掛けてのフォールでズル勝ち。

上手くやらないとファン離れを起こす

ブラジョン・ブラザーズとウーソズの抗争。前回番組でのハーパーvsジェイに続き、この日はジミーがローワンと対戦。

試合前、ジミーとジェイが話しているところにジミーの妻ナオミが現れる。今夜は俺の試合を見に来ないでくれ、とジミー。

イヤよ、と拒否するナオミ。先週のことは謝らないわよ。危なかったじゃないの。

俺のことを信じてるのなら問題ないだろ、とジミー。

キスしようとしたジミーを制するナオミ。先週、ハーパーとローワンの目は死んでたの。闘うのは私たちの仕事だけど、今夜はとてもイヤな予感がする。

俺のそばにいたいだけだろ、とニヤけるジミー。ふざけないで、私は真剣なのよ、とナオミ。

心配するな、とジミー。サウジアラビアではタッグ王座を奪うし、今夜はローワンを倒してやるよ。

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その後のジミーvsローワン戦は、ダウンするジミーをかかえたローワンがフィニッシャーを狙おうとしたところで場内暗転し、ナオミが登場。

花道で踊り狂うナオミをハーパーとローワンがボケーっと見ていたところでジェイがハーパーにキック、ジミーもローワンを丸め込んでフォール勝ち。

ハシャギ過ぎた罰

PPV「バックラッシュ」でSD女子王座戦を闘う王者カーメラと挑戦者シャーロット・フレアー。この日はリング上で公開調印式。

先週は祝勝会をファンのみんなに見せたかった、とカーメラ。でも映像を流したのに誰も拍手してくれなかった。今日あの映像をもう1回流すから、映像が終わったらみんな総立ちになって拍手喝采するのよ。

「マネー・イン・ザ・バンク」のラダー戦でマネー権のケースを獲得した映像を見ながら喜ぶカーメラ。しかし映像は途中で切られ、シャーロットが登場。

ゴージャスな装いでリング上のソファーに座るシャーロット。「私はチャンプだよー」とベルトを見せながら大ハシャギして見せるカーメラ。シャーロットは完全無視し、進行役のルネから「プロらしく振る舞って下さい」とたしなめられる。

ムッとした表情のシャーロット、突然穏やかな笑みを浮かべながら無言で契約書にサインし、カーメラに向かって「フォー!」と雄叫び。

対抗したカーメラが至近距離でベルトを誇示してみせると、カーメラの頭部を掴んだシャーロットはテーブルに顔面を叩きつけ、テーブルをひっくり返して下敷きにさせる。

ダウンするカーメラを尻目にシャーロット、ゴージャスに去る。

オートン、ツキなし

前回番組でシェルトン・ベンジャミンとのシングル戦をジェフ・ハーディーに横取りされたランディ・オートン。この日はジェフが譲る形でオートンvsベンジャミンのシングル戦が組まれる。対戦を譲ったジェフはリングサイドで観戦。

試合終盤、場外戦でベンジャミンをジェフに向かって投げようとするオートン。察知したジェフは防御。しかし投げずにフェイントを掛けたオートンはジェフに対してニヤリと笑ってから、ベンジャミンを実況席の机に投げ捨てる。

リングインしたベンジャミンとオートンを眺めるジェフ。その背後を赤い覆面の男が襲撃し、ジェフのヒザ裏を攻撃。

逃げようとする赤覆面の小男。しかしスタッフに妨害されて何故かリング上へ。捕らえたオートンがマスクを剥ぐと、正体はジンダー・マハルの配下、スニル・シン(マハルは3日後のサウジアラビアでジェフとのUS王座戦を控えている)。

当然ながらRKOを喰らって成敗されるスニル。しかしオートンも直後にベンジャミンのペイ・ダートを喰らってフォール負け。

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新日本プロレス時代の絆、復活

控室から出てきたAJスタイルズにルネ・ヤングがインタビュー。

ニコニコ笑顔で登場したスタイルズに「やけに上機嫌ですね」と声をかけるルネ。

俺はいつでもハッピーだ、とスタイルズ。サウジアラビアで中邑とタイトル戦もある。今夜も中邑との試合が組まれた。しかしインチキ野郎の中邑はルセフたちを連れてくるらしい。

幸いなことに今夜は俺の方もメンバーがいる。「トゥー・スイート」な奴らだよ。

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目の前で友を…

メインで組まれたのは6人タッグ戦。中邑真輔はルセフ&エイダン・イングリッシュと組む。対するAJスタイルズが組んだのは、かつて新日本プロレスで「バレット・クラブ」として共闘し、スーパースター・シェイクアップでRAWから移籍してきたばかりのルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン。

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旧知の仲間たちと絶妙のタッチワークを見せるスタイルズ。しかし混戦模様の中、ギャローズの後頭部にキンシャサを決めた中邑がフォール勝ち。

優雅に勝ち誇る中邑。しかしスタイルズが襲いかかって乱闘。優位に攻撃を展開していたスタイルズだが、やっぱりこの日もロー・ブローを急所に喰らって悶絶。続いて狙ったキンシャサはアンダーソンが身を呈して自ら受ける。

痛みと苦しみで動けないスタイルズを見た中邑、不敵に微笑みながらスタイルズを挑発した後、アンダーソンに再びキンシャサ。友を守れなかったスタイルズを見ながらニヤニヤする中邑。

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