RAW #1124 2014年スラミー賞授賞式

(更新日:2014年12月28日)

スラミー賞授賞式

実況席のコールが「今回が77回目くらいの開催」とテキトーな発言で笑わせて開幕した今年のスラミー賞。賞は全てWWEアプリからの投票で決定されるという仕組み。

最初に登場したキングが紹介したのは、今回ホストを務めることになったアメリカの俳優、セス・グリーン。グリーンが喋ってる途中でミズ登場。後方で模写してるミズドウも来た。今日キミが来たのは、今度企画してる映画に俺を出演させたいからだろ?とグリーンに対して売り込みに来たらしきミズ。僕が注目してるのはキミじゃなくてミズドウだよ、とグリーン。観客大喜び。

こいつはただの代役だ、イカした男とは俺だ、とミズドウを制止するミズ。ここでミズ自身が「イカした瞬間賞」のノミネートを発表。

ジグラーvsロリンズ

試合の実況中、事前番組で幾つかのスラミー賞が発表されたことをコールが伝える。「ツイッター賞」はジグラー。「チーム賞」「反重力の場面賞」「裏切り賞」「ファン盛り上げ賞」の4部門をロリンズが受賞。

セス・ロリンズ ○ (フォール) ● ジグラー
※護衛2名の介入からカーブストンプ。

「イカした瞬間賞」

受賞者:「スティングWWEデビュー」

※他のノミネートは以下の通り。
「ブライアンのRAW占拠」
「ステファニー、観客の前で逮捕」
「さよなら権力者」
「レッスルマニア、オープニングでの役者3名揃い踏み」

試合を終えたばかりのロリンズがスティングの名を聞いて激怒。この賞にふさわしいのは俺だ、と勝手にトロフィーを持って帰る。

事前番組での受賞者発表内容

「最大の侮辱賞」は、RAWにサプライズ出演したロックがルセフ&ラナをバカにしまくった場面。
「タッグチーム賞」はウーソズ。
「ブレイクしたスター賞」はアンブローズ。
「ハッシュタグ賞」はオートンの「#RKOOuttaNoWhere」。

コフィvsスターダスト

コフィ・キングストン ○ (フォール) ● スターダスト
※ダイビング・クロスボディ。

「驚きのカムバック賞」

紹介者は元人事部長で元GMのジョン・ローリネイティス。軽くブーイングを浴びるが懲りずに「ピープル・パワー!」。やはり反応は薄い。

受賞者:アルティメット・ウォリアー

※ノミネートは以下の通り。
「ハルク・ホーガンのWWE復帰」
「バティスタの4年ぶりWWE復帰」
「ザ・ロックのサプライズRAW出演」
「アルティメット・ウォリアーの復帰と殿堂入り」

ウォリアーは殿堂式典で久々にWWE復帰。翌日のレッスルマニア30、さらに翌日、月曜日のRAWにも出演したが、その翌日火曜に心臓疾患のため急死してしまった。

バックステージ

勝利を喜んでいるロリンズと護衛2名の前にヘイマン登場。キミとシナのテーブル戦に注目してるよ、とヘイマン。団体の未来を担いたいならシナを葬って過去の人物にしなければならないよ。

ナタリヤvsシャーロット

リック・フレアーの娘で現在NXT女子王者(第2代)のシャーロットがRAW初登場。ナタリヤ(ジム・ナイドハートの娘)とは二世レスラー同士のNXT女子王者決定戦で対戦相手している。今回のRAW登場は、後日放送される「NXTテイクオーバー」のプロモーションを兼ねている。

ナタリヤ ○ (フォール) ● シャーロット
※返し技の応酬から最後は丸め込み。

勝利を喜びコーナーに立ったナタリヤの前で夫のキッドが前に立って喜び爆発。テレビに映らないナタリヤは憮然。

「ショッキングな場面賞」

紹介者はサンティーノ・マレラ。さっき俺もショッキングな場面を見ちゃったよ、とマレラ。なんとハーパーがシャワーを浴びてたんだぜ。それは言っちゃダメでしょ。

受賞者:「アンダーテイカーの連勝記録が終わる」

※ノミネートは以下の通り。
「ロリンズ、シールドを裏切る」
「ニッキー、妹ブリーを裏切る」
「ワイアットに従う少年の歌声がシナを惑わす」
「アンダーテイカーの連勝記録が終わる」

トロフィーを受け取りに来たのはレスナーの代理人ヘイマン。影の立役者は私だ、と自画自賛。

ワイアットの演説

事前番組でスラミー新人賞を獲得したというワイアット。揺り椅子をアンブローズに破壊されたためリング内で立ったまま演説。彼女に初めて会った時の事は忘れられない。彼女はあの揺り椅子に座ってた。あの椅子は彼女のものだった。俺の大事なものを奪ったアンブローズには仕返しをする。あいつの何か大切なものを奪ってやる。

そこへサイレンが鳴り響き、救急車が入場。中からアンブローズが登場し、救急車の中から取り出したハシゴ&テーブル&イスを持ってリングに接近。椅子で威嚇しようとしたワイアットをハシゴで殴り、場外から投げ込んだ椅子が故意か偶然かワイアットの頭部に命中。場外へ逃げたワイアットをアンブローズがテーブルに寝て挑発。再びリングに潜入しようとしたワイアットにアンブローズが椅子を投げて直撃。俺こそがモンスターだ、お前を生きたまま喰ってやる、とマイクで挑発するアンブローズ。

「ディーバ賞」

紹介者はキング。「誰が受賞者しようとも、女王からハグされる俺が一番の勝者だ」とスケベ丸出しのキング。

受賞者:AJ・リー

※ノミネートは以下の通り。
「AJ・リー」
「ペイジ」
「ニッキー・ベラ」
「ブリー・ベラ」

嫌々ながらキングとハグするAJ。3年前に「私こそがディーバ部門だ」と言ったけど証明できて嬉しい。望めばマヌケにも歴代最長王者にもなれる、と名言を残す。

バックステージ

シナにルネがインタビュー。ロリンズとのテーブル戦と今夜の大巨人戦について、大巨人の助けがなければロリンズは俺を倒せない、俺は負ければ挑戦権を失う。日曜の試合は言葉でなく行動で示してやる。

ローワンvsハーパー

エリック・ローワン ○ (反則) ● ルーク・ハーパー
※イス攻撃。

試合後、場外で形勢逆転したローワンがハーパーに鉄階段攻撃。

バックステージ

ナオミの元にトロフィーを持ったウーソズの二人がやって来る。このトロフィーは今年2番目に嬉しい、とジミー。1番は?と聞くナオミに、お前との結婚だ、とジミーがニヤけてナオミも笑う。勝手にやってろ。

ところで、ミズの代理人から連絡が来た、とナオミ。不愉快になるジミー、俺たちがタッグ戦線の脅威になるから心理戦だ、と相手にしない。ミズの事が嫌いなのは分かるけど代理人はキチンとした人よ、ハリウッドの撮影審査を受けに行きたいの、とナオミ。口論に発展してナオミ去る。

「大笑いした場面賞」

紹介者はアダム・ローズ。「滑舌が悪すぎる」と実況席からJBLにダメ出しされる。

受賞者:ダミアン・ミズドウ

※ノミネートは以下の通り。
「ミスターTによる母の日メッセージ」
「ミニTLC戦(エル・トリートvsホーンスワグル」
「代役ミズドウ」
「ステファニーとヴィッキーの汚物プール戦」

関係ないのにミズもステージに登場。ミズドウが喋ろうとしたところ、案の定ミズドウを押しのけ、トロフィーを手にしてスピーチを始めるミズ。観客が「ミズドウを出せ!」チャントで抗議するが、「ミズならここにいるぞ」と勝手に解釈するミズ。

しかし俺には尽くしてくれた影の立役者がいる、感謝している、と言ってミズドウを見つめる。遂にミズドウ、ミズから誉められるのか。しかしミズが感謝したのは自分のイケてる顔だった。

事前番組での受賞者発表内容

チーム賞はシールド。
ライバル賞はブライアンvs権力者たち
ゲスト賞はヒュー・ジャックマン
カップル賞はブライアン&ブリー夫妻。

ルセフ&ラナ登場

心の底から笑えるものを教えてあげるわ、とラナ。1つはアメリカ経済、もう1つは「真の米国人」よ。

ここでスワガー登場。因果応報というものを教えてやる、とリングに突進したスワガー、場外戦でルセフの足を痛めつける。

ライバック&ウーソズvsケイン&ミズ&ミズドウ

ライバックがミズをブレーンバスターで持ち上げてる最中、場外で逆立ちして模写するという新技を披露したミズドウ。

ライバック ○ (フォール) ● ザ・ミズ
※シェルショック。

「試合賞」

受賞者:「チーム・シナvsチーム・オーソリティー」

※ノミネートは以下の通り。
「オートンvsバティスタvsブライアン(レッスルマニア30)」
「ラストマン戦 シナvsワイアット(ペイバック)」
「シールドvsエボリューション(エクストリーム・ルールズ)」
「チーム・シナvsチーム・オーソリティー(サバイバー・シリーズ)」

トロフィーを受け取ったのはジグラー。最後まで闘えたのは声援のおかげだ、この賞はキミたちみんなのものだ、と殊勝にコメント。

AJvsサマー

AJ・リー ○ (タップ) ● サマー・レイ
※ブラック・ウィドウ。

「エクストリームな場面賞」

紹介者はロブ・ヴァン・ダム。

受賞者:「ジェリコ、金網戦で金網最上段からダイブ」

※ノミネートは以下の通り。
「レスナーのWWE世界王座奪取(16発のジャーマン)」
「ケインの場外ツームストーン3連発」
「ジェリコ、金網戦で金網最上段からダイブ」
「ロリンズ、アンブローズの頭部をコンクリート上でカーブストンプ」

登場したのはジェリコではなく関係のないファンダンゴとローザ。俺はレッスルマニアでのデビュー戦でクリスに勝った、ありがとうクリス、と言ってトロフィーを持ち帰る。

バックステージ

ビッグショーにルネがインタビュー。俺は寛大だから間違いを許すが、ファンは俺を許さない。家族のために取った行動は結果的に間違いだった。今日俺と闘うシナも勝とうと思ってるなら間違っている。

「スーパースター賞」

紹介者はブッカーT。

受賞者:ロマン・レインズ

※ノミネートは以下の通り。
「ブロック・レスナー」
「ディーン・アンブローズ」
「ダニエル・ブライアン」
「ロマン・レインズ」
「ブレイ・ワイアット」
「ジョン・シナ」
「セス・ロリンズ」

9月の緊急手術から欠場していたレインズが久々に登場。誰がいようとも上を目指して進むだけだ、と勇ましく宣言。

シナvsビッグショー

ジョン・シナ ○ (反則) ● ビッグ・ショー
※ロリンズの乱入。

試合後、ハシゴの上からシナにカーブストンプを食らわせようとしたところでジグラー登場。ハシゴを倒してロリンズをロープに激突させる。しかし復活した大巨人がジグラーとシナに連続パンチ。ここでローワン登場。しかし背後からハーパーが登場し、鉄階段に激突させ、さらに鉄階段の上でチョークスラム。更にはライバックとケインも登場して大混乱。

最後はシナにカーブストンプを食らわせたロリンズが実況席へのトリプルパワーボムでとどめ。勝ち誇るロリンズ。

スポンサーリンク

WWE HOLIC
SNSで当サイトの記事更新情報を配信しています。 プロフィール】【Facebook
ページ上部へ戻る