RAW #1281:アブソリューション、女子選手全員を敵に回す
(更新日:2017年12月19日)
日本初回放送:12月18日(月)
シールド、今週も窮地
オープニングに登場したのはサモア・ジョー。「シールドなど屁でもない」「俺はWWE初登場の夜にロリンズの足を破壊した」「アンブローズは俺から逃げ回っている」「レインズは何度も絞め落としてやった」と3人を次々とマイクで罵倒。この日はアンブローズとの試合が組まれていたが、「俺はレインズに用がある」と待ち構える。
ジョーの呼びかけに応じてロマン・レインズ登場。リングインして乱闘を始める二人。レインズ優勢のところでセザーロ&シェイマスがジョーを加勢するため乱入。3人に襲撃されたレインズ、最後はコキーナ・クラッチを喰らって失神。
ロリンズ&アンブローズが遅れて救援に駆け付ける。しかしジョーたち3人に襲撃されて撃沈。
アブソリューションvs女子選手全員
ペイジ、マンディ・ローズ、ソーニャ・デビルのユニット「アブソリューション」。この日はペイジとマンディがタッグを組み、ベイリー&ミッキー・ジェームズ組と対戦。試合はペイジがミッキーにランペイジを浴びせ、マンディがフォールして勝利。
続くアスカは入場して対戦相手のアリシア・フォックスを待つものの、そのアリシアが登場せず、代わりにアブソリューションの3人が登場。スクリーンにはバックステージで襲撃され、腕を負傷したアリシアの姿が映される。
「あなたを尊敬してるわ」とアスカに語りかけるペイジ。「だから警告して泳がしてあげた。でも結局あなたは邪魔ね。自分からここを出て行くか、私たちに追い出されたいか決めなさい」
リング上のアスカは笑いながら首を横に振って拒否。
「あんたは誰にも負けないらしいわね。私たちが確かめてあげる」とペイジが告げ、リングを取り囲むアブソリューション。アスカが先制攻撃でマンディを蹴散らし、ペイジに逆十字を極める。しかし最後は人数差に負けて3人から集中攻撃。
ここで女子部門の選手全員が救援に駆け付け、アブソリューションに襲いかかる。毎週のように実況席から逃げ回っていたアレクサや、これまでアブソリューションと絡みがなかったナイアも登場し、アブソリューションを圧倒。
ジョーダン、ますます嫌われる
シールドとジョーたち3人の抗争、この日はそれぞれシングル戦を闘う。
まずロリンズvsシェイマスはロリンズがフォール勝ち。
レインズvsセザーロはIC王座戦。スピアーでレインズが勝利して王座防衛。
アンブローズの試合前、控室にいたGMカート・アングルのもとをジェイソン・ジョーダンが訪れる。
「先週は感情的になって父さんにあれこれ言い過ぎてしまった」とアングルに謝罪するジョーダン。「今週は冷静だ。ジョーと闘わせて欲しい。あいつは父さんに敬意がない。タッグ王座戦にも乱入してメチャクチャにした」
「落ち着け」とアングル。「お前を襲ったジョーは許せないが、俺はGMでもある。ジョーと闘いたい奴は大勢いるんだ」
「あいつを倒せるのは俺だけだ」とジョーダン。「俺はいろんな相手と闘い、常に善戦している」
「父親ではなくGMとして言う」とアングル。「善戦するのと勝つのとは違う。もう少しで勝てそうだったが、誰にも勝ってない。試合を決定するのは俺だ」
分かったよ、とふてくされて控室を出て行くジョーダン。
アンブローズvsジョー。ステージではジョーダンが椅子に座って試合観戦。
試合終盤、ジョーがリング上からジョーダンを挑発。その挑発に乗ったジョーダンがリングに近寄るが、ジョーのコキーナ・クラッチを喰らってしまう。
リング上では逆転したアンブローズがフォールの体勢。しかし攻撃されてエキサイトしたジョーダンがリングインしようとするのをレフェリーが制止したためカウントが遅れる。今度はアンブローズが激怒して場外のジョーダンに突っかかる。しかしリング上からダイブ攻撃を浴びせたジョーが再逆転。最後はコキーナ・クラッチでアンブローズから勝利。
モンスター決戦、勝者はレスナーへの挑戦権
メインはケインvsストローマンのシングル戦。勝者は来年最初のPPV「ロイヤルランブル」でユニバーサル王者ブロック・レスナーへの挑戦権を獲得できる。
試合は場外乱闘が止まらず、両者リングに戻れずカウントアウトで終了。しかし試合後も乱闘を止めない両者。互いに凶器で攻撃を続け、リング中央でクローズラインの相打ちによりダウン。
ケインはムクリと起き上がるが、直後にストローマンがケインのお株を奪うムクリ。睨まれたケインは驚いて後ずさり。そのケインを捕らえたストローマンがテーブル上にパワースラム。立ち上がったストローマンは両手を挙げて勝ち誇る。
肝心の王座挑戦権は引き分けに終わったことで、PPVのユニバーサル王座戦はトリプルスレット戦になる予感。