SMACKDOWN #956:GMブライアンの決断、PPVに災いを招くか

(更新日:2017年12月20日)

シン・ブラザーズ、懐柔失敗

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2週間前、ボスであるジンダー・マハルに制裁を加えられたシン・ブラザーズの二人。マハルとの主従関係崩壊を狙うAJスタイルズがシン・ブラザーズの二人に和解のハグを提案。大人しく従ってスタイルズとハグする二人は「あんたの励ましに心から感謝している」とお礼。続けて「あんたのセコンドに付かせてくれ」と申し出る。

観客からのブーイングに「待ってくれ、説明するから」とシン・ブラザーズ。「マハルは独りで闘うしかない。奴とは絶縁する。付き合ってられるか!」と本音を吐く。

もっとブチまけろ! とあおるスタイルズ。気を良くしたシン・ブラザーズ、「奴はファースクラスなのに俺たちは安い席」「奴のホテルは最高級、俺たちは道沿いの安モーテル」「俺たち二人の見分けがつかず同じ服を着せやがる」などと言いたい放題。

そりゃムカつくよな、と同情するスタイルズ。「しかしそれは本心か? 先週お前らはマハルと一緒にインドで遊んでたじゃねえかよ」

スクリーンに映し出されたのはWWEインドツアーでマハルのセコンドについているシン・ブラザーズの二人。「ネットですぐバレるんだぞ」とスタイルズ。「もう一度聞く。本当にマハルが嫌いか?」

「もちろんだ、もう家来じゃない」とシン・ブラザーズ。「奴とは永久に絶縁だ」

「そうか、終わったんだな。じゃあ握手しよう」とスタイルズ。そこへマハルが登場。「ここにいる腰巾着たちはお前を見限ったようだぜ」と状況を説明するスタイルズ。慌て始めるシン・ブラザーズ。

「そう焦るなよ」と二人に語りかけるスタイルズ。「さっきお前らは良いことを言ってたな。マハルは独りで闘うべきだと。俺も同感だ。俺は1対1がいい」

そう言ってからシン・ブラザーズを襲撃するスタイルズ。二人を場外に放り出したスタイルズはマハルを挑発。マハルはエプロンに立ってスタイルズに反論するものの、リングインすることなくエプロンを下り、シン・ブラザーズの二人を介抱。

ライオット・スクワッドはナタリヤ側についたか

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SD女子王者のシャーロット・フレアーは、PPVでの王座戦を目前にしてルビー・ライオットとシングル戦。

ゲスト解説のナタリヤはライオット・スクワッドの3人を称賛。直後、場外に落ちて3人を相手に大立ち回りのシャーロットがナタリヤも殴る。怒ったナタリヤがクローズラインを放って試合は反則決着。

試合後、ライオット・スクワッドは3人がかりでシャーロットを集中攻撃。ナタリヤは加勢せず見つめるのみ。

3週間前にナオミが喰らった鉄階段攻撃を3人がシャーロットに仕掛けようとしたところで、そのナオミが救援に駆け付けて3人を蹴散らす。慌てて退場しようとするライオット・スクワッドの3人を今度はステージ上でタミーナ&カーメラ&ラナが襲撃。

US王座戦線、今回はルードがお返し

PPVでトリプルスレット戦を闘うことになった王者バロン・コービン、挑戦者ボビー・ルードとドルフ・ジグラーの3人。この日はコービンとジグラーがシングル戦を闘い、ルードは実況席で観戦。

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試合途中、前回番組中にジグラーがやったのと同じく、実況席を離れてリングインしたルードはジグラーにグローリアスDDTを放つ。試合は反則裁定で終了。もう一人のコービンからノドを掴まれたルードは、手を振り払ってコービンにもグローリアスDDT。

オーエンズ&ゼインはブライアンにゴマをする

コミッショナーのシェイン・マクマホンと対立しているケビン・オーエンズとサミ・ゼインの二人。今回二人はGMダニエル・ブライアンが現役時代に敢行した「RAW占拠」を真似てSMACKDOWN占拠を敢行するため、ブライアンのパロディーTシャツを着てチラシを配りまくる。

オーエンズ&ゼインがリング上で占拠計画を述べているところにGMブライアン登場。「彼こそ本当にSMACKDOWNを占拠する男だ」と歓迎するゼイン。

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「何やってるんだ」とブライアン。「分かってるくせに」とゼイン。「あんたはイエス旋風を巻き起こした。あんたに敬意を表して俺たちはイエップ旋風を巻き起こすんだ」とオーエンズ。「俺たちは長い間不当な扱いを受けている。現役時代のあんたと同じだろ」

「俺とお前らは全く違う」と即座に否定するブライアン。「イエス旋風は自分のためじゃない、ファンのためだ」

「あんたもシェインと同じか」と噛み付くオーエンズ。「PPVでシェインが特別レフェリーを務めるのは俺たちを陥れる策略だ。冷酷な暴君は一瞬で全てを奪うつもりだろう」

「俺とシェインは、いつも互いを支え合おう、と取り決めをしたんだ」とブライアン。「しかしお前らの気持ちも分かる。二人の才能は認めている。だから日曜は公平な試合にしてみせる。お前らはSMACKDOWNにふさわしい人材だと証明してみせろ。負けたら言い訳はできない。PPVのタッグ戦では2人目の特別レフェリーを用意してやる。この俺だ」

それを聞いて大喜びのオーエンズ&ゼイン。

ブライアン、早速レフェリーの予行演習

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メインは中邑vsオーエンズのシングル戦。試合途中でオーエンズのエルボーがレフェリーに誤爆。

実況席にいたGMブライアン、失神したレフェリーの服を脱がせて自ら着替え、特別レフェリーとしてリングイン。セコンドのオートンとゼインが乱闘を始めた混乱に乗じてオーエンズがパワーボムを放ち、中邑にフォール勝ち。

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