SMACKDOWN #955:まだシェインはオーエンズ&ゼインの解雇をあきらめていない

(更新日:2017年12月14日)

日本初回放送:12月12日(火)

オーエンズ&ゼインとシェインの対立は続く

前週、ランディ・オートンvsケビン・オーエンズの試合でリングサイドへの接近を禁止されていたにも関わらず、(ステージ上で)オートンをイス攻撃したサミ・ゼインは「コミッショナーの命令を破ってはいない」と主張。「俺が襲撃したのはリングサイドとは全く別の世界だ。シェインはもっと言葉を勉強しろ」

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ゼインがステージに移動して熱弁を振るい、オーエンズが同意。その背後からオートンが忍び寄り、オーエンズに電光石火のRKOを浴びせる。慌てるゼインは退場しようとステージへ。しかしコミッショナーのシェイン・マクマホンが登場してゼインの逃亡を阻止。

「リングサイドの説明をしてくれてありがとう」とシェイン。「俺はお前らを恨んでなどいない。2週間後のPPVでお前たち二人にチャンスを与えよう。タッグ戦を闘え。相手はオートン、そして彼が選んだパートナーだ」

さらに付け加えるシェイン。「ゼインはチカラが有り余っているようだから今夜オートンと闘え。オーエンズはリングサイドにいてもいいぞ。ただし試合中はロープに手錠で繋いでもらう」

またもタッグ戦は大雑把

次回PPVでのSDタッグ王座戦は、王者ウーソズに対しベンジャミン&ゲイブル組、ニュー・デイが挑むトリプルスレット戦に決定。

この日、ニュー・デイは抗争中のルセフ&イングリッシュ組と対戦し、コフィがルセフのスーパーキックを喰らってフォール負け。

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これを受けてPPVのタッグ王座戦はトリプルスレット戦から4ウェイ戦に変更。

※SMACKDOWNのタッグ戦線は、2つのチームによる抗争が一息ついたと思ったら3チームや4チームでまとめて王座戦を行うという流れがブランド分割後からずっと続いています。抗争やライバル関係のストーリーを組むのが大変なのは分かりますが、しょっちゅう4ウェイ戦でお茶を濁すのはとても安易だと感じます。

ジグラー久々に登場

次回PPVでのUS王座戦は、王者バロン・コービンに対して挑戦者がボビー・ルードとドルフ・ジグラーの二人というトリプルスレット戦形式と発表される(タッグ王座といいUS王座といい…)。

この日、US王者のコービンはルードとシングル戦で対戦。ジグラーはゲスト解説として実況席で観戦。試合途中で実況席から離れたジグラーがリングインしてルードの背後に忍び寄ってジグザグを敢行。試合は反則裁定で終了するが、ジグラーはコービンにもジグザグを浴びせ、PPVに向けてアピールに成功。

女子戦線の勢力図は複雑怪奇

SD女子王座戦の再戦権を行使して王者シャーロット・フレアーに挑んだものの、ライオット・スクワッドの3人に乱入されて無効試合にされたナタリヤ。これを受けて次回PPVも再びシャーロットvsナタリヤの王座戦が組まれた。試合形式はランバージャック戦だと発表される。

この日、王者シャーロットはタミーナと対戦。リングサイドにはタミーナのセコンドとしてラナ、他にマネー権を持つカーメラと王座挑戦者のナタリヤが立つ。

試合は8の字固めでシャーロットが勝利。試合後、ナタリヤが「PPVでは私が勝つ」とマイクでシャーロットを挑発している途中でライオット・スクワッドの3人が登場。

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「人気者の女子王者にPPVで何が起こるか予告してあげましょう。私たち3人の予告編を見ておきなさい」「誰一人として安全ではないことを教えてあげる」とアピールする3人は、タミーナ&カーメラ&ナタリヤに迫る。

サラ・ローガンと睨み合っていたタミーナが殴りかかって乱闘勃発。他のメンバーが二人を制止。その間にリングを降りたシャーロットは余裕の表情でベルトを誇示。

オートンはPPVで誰とタッグを組むのか

メインはオートンvsゼイン。オーエンズはシェインの命令通りリングサイドで手錠をかけられロープに繋がれる。

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試合中、ゼインはリング下からボルトカッターを取り出し、オーエンズの鎖を切ろうとするもオートンが阻止。手元に残ったボルトカッターを手にしたオーエンズは自分で鎖を切断し脱出。しかしオートンの攻撃を喰らいダウン。ゼインも丸め込まれてフォール負け。

試合後、オーエンズがオートンを背後から襲撃し、ゼインも加担。ここで救援に駆け付けたのは中邑真輔。オーエンズ&ゼインを成敗した二人は握手してPPVでのタッグ結成を示唆。

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その様子を控室でモニター観戦していたシェインとブライアン。「実にすがすがしい結末だ」と満足そうな表情のシェイン。

「もう十分罰を与えただろ」と言うブライアンに「まだだ」とシェイン返答。「言い忘れたがPPVでのオーエンズ&ゼインの試合は俺が特別レフェリーだ」と追加発表し、オーエンズ組が敗れたら解雇することを宣言。「SMACKDOWNを解雇するのではない。WWEからの解雇だ」と言うシェインを無表情で見つめるブライアン。

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