RAW #1283:アンブローズ全治9ヶ月の重傷、クリスマスに王座交代劇

(更新日:2018年1月6日)

クリスマス初放送のRAWはシナが戻ってきた

オープニングはジョン・シナが登場。この日はクリスマスで、クリスマス当日にRAWが放送されるのは番組史上初。「メリークリスマス!」チャントに喜ぶシナ。みんなの顔を見てると一体感を感じる、と語る。

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ここでギターを弾きながらアライアスが登場。ここ何ヶ月も歌を邪魔されてきた、と語り始めると場内は「CMパンク!」チャントで邪魔をする(会場のシカゴはCMパンクの地元)。CMパンクは俺の邪魔を出来ん、とアドリブをかますアライアス。

これがシカゴの洗礼だ、と笑うシナ。誰が何を叫ぼうと今夜の俺は歌うぞ、とチャントに負けない決意を示すアライアス。シナは歌を止めるよう忠告しようとするが、それを制したアライアスは弾き語り。場内からは大ブーイングとCMパンクのチャント。

しばらく歌わせていたシナ、ひどすぎてストップをかける。なぜお前は曲の中で客をバカにするんだ。バカはお前だ。

そうかもしれん、俺はバカだ、と素直に認めたアライアス、もう1回歌わせてくれと観客に頼む。クリスマスだから許してくれるだろう、と許可を出すシナ。

今度は歌詞をポジティブにして歌い始めるアライアス。気を良くしたシナが続きを歌い始めると、演奏を止めたアライアスがシナの顔面にパンチ1発。クリスマスもシカゴも下らない、と悪態をついてリングを降りようとするが、観客からの罵声に逆ギレしてシナを攻撃。試合を申し込む。

試合はアライアスが序盤優勢。しかし最後はAAでシナ勝利。

GMアングル、タイトル戦を2つ組む

クリスマスツリーの飾り付けをするGMアングルの控室をジェイソン・ジョーダンとセス・ロリンズが同時に訪れ、両者ともサモア・ジョーとの試合を切望。先週アンブローズが負傷させられた復讐だと意気込むロリンズ。俺は何週間も対戦を切望してたんだと譲らないジョーダン。

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ジョーよりも前にバーの2人(セザーロ&シェイマス)を何とかしろ、とアングル。またこいつとタッグを組めというのか、とロリンズいやがる。先週のタッグ戦でフォール負けしたのはあんたじゃないか、とジョーダン反論。

お前達が組めば無敵だろ、とアングル。今夜のタッグ戦はタイトル戦にするぞ。

複雑な表情を浮かべながら控室を去るロリンズとジョーダン。それを見守るアングルの背後から今度はロマン・レインズが登場。お前の相手はジョーだ、と告げるアングル。ちなみにお前もタイトル戦だ。レインズは承諾。

ヒデオ・イタミ、シカゴで本家GTSをぶちかます

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前週RAWに初登場してフィン・ベイラーとタッグを組んだヒデオ・イタミ。この日はクルーザー級のブライアン・ケンドリックとシングル戦。

試合前、対戦相手のケンドリックにリング上でインタビュー。彼の出場はクルーザー級でも話題だ。彼に蹴られたら1週間も痛みが続くらしい。睨まれたら悪夢にうなされるとか。しかし俺は元王者。彼が大舞台にふさわしいのか、それとも1発屋なのかを確かめさせてもらう。

試合はイタミが本家本元のGTSで勝利。シカゴの英雄CMパンクが使っていた技でもあり、フィニッシュ時にCMパンクのチャントが発生。GTSでイタミのヒザが顔面(鼻)にモロに入ったケンドリックは本気で苦悶。鼻骨骨折したか。

※その後の報告で、ブライアン・ケンドリックはヒデオ・イタミのGTSを喰らった際に眼窩底と鼻骨を骨折。緊急手術を受けたそうです。診断では全治2ヶ月とのこと。

レインズ、兄弟分アンブローズの敵討ち

王者レインズにジョーが挑むIC王座戦。レインズは「兄弟であるアンブローズを痛めつけたジョーは俺が処分する」と試合前に宣言。前回RAWでジョーに襲撃されたアンブローズは肩の三頭筋腱を断裂して全治9ヶ月だと実況陣から告げられる。

試合は終盤にヒジを痛めたレインズが反撃時にレフェリーの制止を聞かず反則負け。

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試合後も怒るレインズは執拗に場外攻撃でジョーを痛めつける。鉄柱攻撃の後は鉄階段で何度もジョーに叩き付ける。さらにはイスで腕を粉砕しようとするが、直前でジョーは逃げて難を逃れる。

ロリンズ&ジョーダン、あくまで不仲

控室でレインズの大暴れを見ていたロリンズのもとにジョーダンがやって来る。

勘違いするなよ、とジョーダンに告げるロリンズ。タッグ王座戦のためにお前と和解などしない。俺が闘う理由は2つ。お前の父親アングルに助けてもらった恩を返したいのと、セザーロ組をぶちのめしたいからだ。俺たちは不仲だが関係ない。大切なのは王者になること。試合では俺に従え。

聞いてくれ、とロリンズの話を遮るジョーダン。一緒に闘えて嬉しいよ。怪我人が出たのは残念だ。しかし俺はアンブローズより役に立つ。

ハッキリ言っておくぞ、とロリンズ。お前がどんなに自信満々だろうともアンブローズにはなれない。

そうだな、とジョーダン。俺の方が有能だからな。

アスカ、大胆に女子ランブル戦への参戦を宣言

リング上にRAW女子王者のアレクサ・ブリスが登場。2017年は私の年だった。SD女子王者として始まり、RAW女子王者として終わる。スター・ウォーズのジェダイみたいに邪魔者は全員倒した。

前回RAWでステファニーが発表した女子ランブル戦、あの映像を見ると今も鳥肌が立つ。全ての女子選手、観客、そして視聴者のみんなは私に感謝しなさい。この歴史的な闘いが実現するのは私のおかげ。女子ランブル戦で誰が勝つのか見届けるわ。

ここでアスカが登場。マイクを持ったアスカは英語で「女子ランブル戦に参戦する」と宣言。そして勝つのは私だよ。なぜなら誰も私を止められないから。

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笑顔でアスカに見つめられてアレクサは表情が固まって硬直。次の瞬間、アスカが電光石火のハイキック。顔面に喰らったアレクサは失神。不気味な笑みでアレクサを見下ろしたアスカはテーマ曲に合わせて踊る。

クリスマスにまさかの結末

RAWタッグ王座戦は王者のセザーロ&シェイマスにロリンズ&ジョーダンの急造タッグが挑む。

試合は早々にジョーダンが場外攻撃でノビてしまい、ロリンズが孤立する展開。終盤にジョーダンが復活するも、今度はロリンズが集中攻撃でダウン。

しかし隙をついてセザーロに対しグランド・アンプリテュードのような技(アメリカン・アルファ時代のフィニッシャー)を決めて勝利。ロリンズ&ジョーダンが新王者となる。

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場外からリングに戻ったロリンズはベルトを渡されて歓喜。しかしジョーダンを見つめて複雑な表情。歩み寄ったジョーダンがロリンズの腕を挙げ、ハグする。ようやくロリンズも笑顔。よくやったぞ、とジョーダンの胸を何度も叩く。

※3年前の「RAW」「SMACKDOWN」ブランド分割後、それぞれのブランドが保持するものとして「RAWタッグ王座」「SMACKDOWNタッグ王座」という2つの新たな王座扱いとなって以降、両ブランドのタッグ王座を獲得したのはジェイソン・ジョーダンが史上初の選手となりました。

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