SMACKDOWN #958:ジグラーが放棄したUS王座の王者決定トーナメント開始
(更新日:2018年1月7日)
ベンジャミン&ゲイブル組が次期挑戦権を獲得
前回SMACKDOWNにて、リング上で語った後にベルトを置いて帰ってしまった新US王者のドルフ・ジグラー。彼の近況についてGMのダニエル・ブライアンがリング上で報告。
何度も電話やメールでコンタクトを試みたが現在もジグラーと連絡が取れない、と語ったブライアンは、先週の行動から「彼はUS王座を自ら返上した」と解釈し、王座決定トーナメントの開催を宣言。
1回戦のカードとしてコービンvsルードの1試合を発表したところでベンジャミン&ゲイブルが登場。US王座はそれでいいがタッグ王座はどうするつもりなんだ、と指摘。場外なぜか「ルセフの日!」チャントの大合唱。
お前たちは少し前にPPVで王座戦を闘ったばかりじゃないか、とツッコミを入れるブライアン。あれは公平な試合ではなかった、と反論するベンジャミン&ゲイブル。俺たちは王者ウーソズと対戦したかったのに余計なチームも参戦してきやがった。先週俺たちはウーソズに勝って実力を証明した。PPVで直接対決してたら王者になっていた。俺たちは王座挑戦の資格がある。
続いてルセフ&イングリッシュ登場。場内から盛大な「ルセフの日」チャントが続く(なぜいきなり人気者になったのか)。我々は2週間前ウーソズに勝利したし、PPVで我々は負けてない、そしてクリスマスの次は「ルセフの日」が来るのだ、だから我々こそ王座挑戦の資格がある、と歌いながら説明するイングリッシュ。
続いてニュー・デイも登場。ベンジャミン&ゲイブルはPPVで負けたし、ルセフ&イングリッシュは先週俺たちに負けた。ハッキリしただろう。ニュー・デイこそが挑戦者にふさわしい。
ではここにいる3チームでトリプルスレット戦を闘い、勝者に王座挑戦権を与えるとしよう、とブライアンが宣言。
急きょ決まった挑戦者決定トリプルスレット戦は合体ブルドッグでゲイブルがビッグ・Eをフォールし、ベンジャミン&ゲイブル組が挑戦権を獲得。次回SMACKDOWNで王者ウーソズとタイトル戦を闘う。
US王座のトーナメント開催
US王座決定トーナメント1回戦のコービンvsルードは丸め込んでルードが勝利。前王者のコービンは1回戦敗退。
もう1つの1回戦、ジンダー・マハルvsタイ・デリジンジャーはクハラスでマハルが勝利。
ルードとマハルはトーナメント準決勝で対戦する。
アセンション、いい人になったのか?
PPVでブラジョン・ブラザーズに完敗したブリーザンゴは、最近絡みが多いアセンションの協力によりブラジョン・ブラザーズとの再戦が決定。しかしこの日も全くいいところなし。
ブリーズがフォール負け寸前のところでアセンションの二人が乱入し、ブリーザンゴを救出(拉致?)してバックステージへ逃亡。
再び対立構図のSMACKDOWN女子
女子ランブル戦が決定した女子戦線。この日はナオミvsルビー・ライオットのシングル戦が組まれる。
試合はライオット・スクワッドの二人が介入してルビーの勝利。試合後も3人でナオミを攻撃していたところでSD女子王者のシャーロット・フレアーが救援に駆け付ける。しかし人数で圧倒されシャーロットもダウン。
勝ち誇るライオット・スクワッドの3人。しかし他の女子選手たち(ナタリヤ、タミーナ、カーメラ、ラナ)が登場。リング上で睨み合う両チーム。
人数不利となったライオット・スクワッドは何もせず退散。それを許さないタミーナたちがリングを降りて場外乱闘。たまらずスクワッドの3人はバックステージへ逃走。
シェイン、孤立し始めたか
2017年にUS王座を巡って激しく抗争したAJスタイルズとケビン・オーエンズ。2017年最後のSMACKDOWNで両者のシングル戦が組まれる。
終盤、スタイルズがトドメを刺そうとしたところでセコンドのサミ・ゼインが介入。これを機にオーエンズが逆転して優位に立つが、直後にコミッショナーのシェイン・マクマホンが登場してゼインの退場を命令。シェインとゼインは通路で口論。レフェリーがそれを見ていた隙をついてオーエンズが丸め込み勝利。頭を抱えるシェインと、その背後で大喜びのゼイン。
納得いかないスタイルズは退場の途中、シェインの横で立ち止まり無言で睨む。リング上ではWWE王者に勝利したオーエンズがゼインと共に大喜び。