RAW #1291:ミッキー・ジェームズ、女子チェンバー戦直前に心変わり
(更新日:2018年2月27日)
PPV1週間前に試練のガントレット戦
前回RAWにおけるチェンバー戦出場者決定5ウェイ戦で、セス・ロリンズとフィン・ベイラーが同時にフォール勝ちして勝者が2名となったことを受け、前回番組終了後にGMカート・アングルが「両者とも出場させよう」「チェンバー戦は7名で行う」と発表した映像が流される。
この日のRAWではチェンバー戦に出場する7名によるガントレット戦が行われる。最初に2名がシングル戦を闘い、勝者が次の相手とシングル戦。これを最後まで繰り返す形式。
まず1番手として登場したのはロマン・レインズ。試合前のインタビューで「今日の試合は問題ないがチェンバー戦には警戒している。初めて体験する試合だからな」と語る。檻の中での闘いは体がボロボロになる。さらに世界屈指のタフな野郎どもを敵に回すのも厄介だ。しかし奴らではレスナーを倒せない。そこで俺の出番だ。俺はレッスルマニアで奴を倒す寸前までいった男だ。
2番手として登場したのはロリンズ。第1試合からレインズvsロリンズの同門対決が実現。
※丸め込み。
互いのフィニッシャーを防いだ後の丸め込み合戦にロリンズが勝利。初戦で敗れたレインズは苦笑。盟友ロリンズと拳を交わそうとしているところで3番手のジョン・シナ登場。
レインズは退場し、1人でリングに残っていたロリンズ、シナの入場テーマ曲が流れているうちに先制攻撃。しかしレインズ戦で負傷した足を攻撃されてスピードが落ちる。
2試合で1時間近く闘うロリンズはフラフラになりながらもシナと熱戦を展開。
※ブラックアウト。
AA2連発を切り返してからのフィニッシャーに場内は大歓声。
4番手で登場したのはアライアス。疲労困ぱいのロリンズを序盤から攻めまくる。
※ドリフト・アウェイ。
反撃したロリンズ、しかし足の負傷が深刻で勝てず。
5番手で登場したのはフィン・ベイラー。
※クー・デ・グラ。
6番手で登場したのはミズ。ミズトラージュの2人を先に入場させ、背後からミズが襲撃。
※スカル・クラッシング・フィナーレ。
勝利の喜びに浸っていたミズ、観客のチャントでこの後の恐怖にようやく気づき、顔面蒼白。
7番手で登場したのはブラウン・ストローマン。ストローマンのリングイン直後に場外へ逃走するミズ。しかし巨体の割に俊足なストローマンに追い掛けられ、ステージ横で捕獲された後、リングへ連れ戻される。
※パワースラム。
新たな殿堂者は「ダブルJ」
2018年WWE殿堂入りの新たなメンバーとしてジェフ・ジャレットが紹介される。
アスカ、関西弁を止める
PPVでナイア・ジャックスと対戦するアスカにリング上でインタビュー。
ナイアが勝利したらレッスルマニアでの女子王座戦がトリプルスレット戦になる可能性もあることについて「自分の運命をコントロールするのは自分自身」と、今回は関西弁ではなく英語で返すアスカ。言ってることが分かって安心した観客は歓声を送る。
私の運命とは、レッスルマニアで女子王者になることや、と(英語で)続けるアスカ。
ナイアは「アスカの連勝を止められるのは自分だけだ」と豪語していますが、との問いに対し「強気な発言だけど、前に闘った時はそんなに強くなかった、試合後はリングでヨレヨレやったで」とアスカ(英語が出てこず噛みまくる、頑張れアスカ)。
ナイアはあなたについて「顔にダメージを負ったからマスクが常に手放せなくなる」と挑発していますが、との問いに「ナイアは話すのが好きらしいが、PPVでは一言も喋られへんようになる、なぜならタップ負けするからな」とアスカ豪語。
その直後、背後からナイアが襲撃。気づいていたアスカは防御するが、最後は捕まってサモアン・ドロップとレッグドロップの連発を喰らう。
ミッキーの心変わり
女子チェンバー戦に出場する6名による6人タッグ戦。友情がおかしくなりつつあるサーシャとベイリーにミッキー・ジェームズが加わったベビーフェイス軍。対するは女子王者アレクサ・ブリスがアブソリューションの2人、マンディ・ローズ&ソーニャ・デビルと組む。
かつて関係が破綻したミッキーに対して関係修復を呼びかけているアレクサはミッキーと闘わない姿勢。延々とアブソリューションに闘わせて自分はエプロンで待機を続けていたが、ベイリーが弱ってきたのを見て強引にタッチして交代。アブソリューションの2人は怒る。
試合はアレクサがサーシャのバンク・ステートメントに捕まりタップ負け。
試合後、マンディ&ソーニャがサーシャとベイリーを襲撃(マンディの技が雑過ぎて掛けられた側が危険)。それを見て「よくやったわ」と喜ぶアレクサもアブソリューションに睨まれ、ビビりながら後退。
そこへミッキーがリングインしてアレクサを救援。合体DDTを決めた2人は笑顔。