RAW #1292:ロンダ・ラウジーとステファニーの対立に夫とGMが絡み出す

(更新日:2018年3月6日)

ベイリー、やはり許していなかった

オープニングはRAW女子王者アレクサ・ブリスとミッキー・ジェームズの2人が登場。史上初の女子チェンバー戦を制して王座防衛を果たしたアレクサは上機嫌。

昨日の私の勝利をファンは今後50年語り続けるでしょう、と自画自賛したアレクサは、隣りに立つミッキーの話題に移る。私たちは行き違いで仲がギクシャクしてたけど、あなたから多くを学んだ。

前日の女子チェンバー戦で排除した(ミッキー以外の)4人を罵倒した後、レッスルマニアでアスカを倒すと宣言するアレクサ。でもアスカが無事でいられるといいわね。だって昨日アスカに負けたナイアがただで済ますとは思えないもの。そしてレッスルマニアでは私が叩き潰すわ。

ここでアスカ登場。平気な顔してるけど昨日はナイア相手にコテンパンだったわね、と笑うアレクサ。私がナイアに代わりたかった。ナイアはレッスルマニアの王座戦に加わるべきだったのよ。

でも小さなミスのせいでナイアは負けた。ねえアスカ、あなたは〜、英語が〜、ヘタクソなのは〜知ってるわよ(ゆっくり分かるように喋るアレクサに場内ブーイング)。でもあなたのボディーランゲージを見る限り平気じゃないみたいね。(アスカは言葉を発することなく不敵な笑みでアレクサを睨むのみ)

ここでナイア・ジャックスが登場。3対1の形勢になったアスカはリング上のアレクサとミッキーを先制攻撃して排除。しかしリングインしたナイアのタックルを喰らう。さらにパワーボムを仕掛けようとしたナイアにアスカが逆転の三角締め。しかしリングインしたアレクサとミッキーがナイアを助けてアスカを攻撃。

ここでベイリーとサーシャ・バンクスの2人がアスカの救援に駆け付けるがナイアの返り討ちにあう。アスカも最後はアレクサの顔面パンチを喰らってダウン。

CM後に女子6人タッグ戦が組まれる。終盤、延々と捕まっていたサーシャがようやく味方のベイリーにタッチしようとしたところ、ベイリーは拒否して場外に退避し、前日の女子チェンバー戦でサーシャに裏切られた報復をアピール。

試合はサーシャからタッチを受けたアスカがミッキーに飛びつき式腕ひしぎ逆十字固めを極めてタップ勝ち。

その説明ではファンの反感買うだけでしょ

ジョン・シナが登場。前夜のチェンバー戦で敗れ、レッスルマニアの出場権を逃したことについて「俺は失敗した」と話を切り出す。

人は壁にぶち当たった時に人格が出る。俺は前に進む。ランブル戦もチェンバー戦も失敗し、心が折れかけた。でも失敗のおかげで今の自分がある。俺は打開策を思いついた。ずっと棚上げにしていたことをやるべき時が来た。俺はレッスルマニアでの対決を申し込む。相手は、アンダーテイカーだ

レッスルマニアは33回を数えるが、俺と彼は最高峰のリングで対戦したことがない。それが実現してこそレッスルマニア。しかし残念ながら実現はしないんだ。俺は試合を組めない。今まで不可能だと言われていた試合だからな。

これでみんなも分かっただろう。失望するってのがどういうことか。だが俺は先へ進む。フリーエージェントとしてSMACKDOWNに乗り込み、レッスルマニアの出場権を勝ち取ってくる。明日の夜に会おう。

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レインズ、王者レスナーをぶった斬る

ロマン・レインズが登場。俺は約束通りチェンバー戦に勝った。俺がレッスルマニアでレスナーに勝つと言ったら真実になる。

真実を言おうか。レスナーは今夜ここに来ていない。あいつは契約書に守られたクソだ。昨夜もあいつは会場近くにいたのにPPVには来ず、UFCのダナ・ホワイトと写真を撮りSNSに公開して遊んでた。あいつは俺やファンを見下してる。ウンザリだ。

レスナーとヘイマンはビジネスマンを気取っているんだ。俺の一族はずっとこの仕事をしている。子供の頃に教わった。相手には相応の敬意を払えってな。でも俺はレスナーを尊敬していない。あんな野郎は屁でもない。

俺が言いたいのはこれだけだ。バックステージで怒られるかもしれん。でも俺は奴とは違い、この場を大切にしている。

ロンダvsステファニー、第3ラウンド

トリプルHとステファニー・マクマホン夫妻が登場。

昨夜のPPVではロンダ・ラウジーと調印して晴れやかな日になるはずだった、とステファニー。でもGMのカート・アングルが意味不明な話を始めてみんなが混乱した。ロンダはアングルの話を鵜呑みにして私の夫を投げ飛ばした。総合格闘技の世界では当然の行動かもしれないが、WWEでは許されない。

ロンダは野蛮に訓練された人だから仕方ない。だから私は彼女と同じく野蛮な方法として彼女をビンタした。WWEの上下関係を教えてあげたのよ。私はコミッショナー。つまりアングルもロンダも私の部下。ロンダはWWEの所有物になった。私は良き上司として対処する必要がある。まずはアングルに謝罪してもらいましょう。さあ出て来てちょうだい。

登場したのはアングルではなくロンダ。怖い顔をしながらリングに早足で近づくロンダにビビってロープ際まで後退するステファニー。しかし後から登場したアングルがマイクでロンダを制止。

待てロンダ、落ち着いて聞いてくれ。1つだけ話しておきたいことがある。君はWWEと契約した。それは最良の選択だったと俺は思う。

ねえカート、とマイクを持ったロンダ。昨夜も言ったけどWWEに入団するのは私の悲願だった。でも生まれて初めてビンタされたんだ。無礼な扱いは受け入れられない。私は誰の所有物でもない。

気持ちは分かる、とアングル。しかしここは君の慣れ親しんだ世界とは違う。本音を言おう。俺は失業したくないんだ。GMでいたい。だから義務を果たす。昨夜俺が君に言ったことは全てウソだ。魔が差したんだよ。思い違いもあった。肺炎で具合も悪かった。昨夜の記憶すら曖昧なんだ。すまん、悪かった。

これでスッキリしたわね、とステファニー。ねえロンダ、私たちは悪人じゃないのよ。SNSやブーイングを信じちゃダメ。アングルの話がウソだったのは分かったでしょ。アングルも謝罪してくれてありがとう。もう水に流しましょう。ロンダ、あなたは一流のスターになれる。それじゃあね。

リングを降りようとするHHHとステファニーに声をかけるロンダ。大事なことを忘れてるわよ。ビンタの件は? 水に流すというなら、あんたの口から謝罪の言葉を聞きたいね。謝る気がないなら私も遠慮はしない。その腕を引っこ抜いてやる。

あっけに取られ、自分の腕を見てしまうステファニー。観客からは「引っこ抜け!」チャント。

ムッとした表情に変わり、ツカツカとロンダに歩み寄るステファニー。至近距離まで近づき、ロンダをキッと睨んだと思ったら、次の瞬間「心から謝ります」と声を震わせ謝罪。本当にごめんなさい。夫がテーブルに沈められて、つい体が反応してしまったの。私が間違ってたわ。言い訳しない。ごめんなさい。ロンダ、WWEへようこそ。これで万事解決ね。

HHHと共にリングを降りようとするステファニー。フウーっと大きく息を吐くアングル。次の瞬間、HHHがアングルを殴打。

実況陣や観客が「なんで?」と静まる中、退場していくHHH夫妻。リング上ではダウンしているアングルをロンダが介抱。

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