SMACKDOWN #967:王者AJスタイルズ、また厄介な敵を増やしてしまう

(更新日:2018年3月7日)

予告通り、シナがワガママを要求

PPV「エリミネーション・チェンバー」のチェンバー戦で敗退し、レッスルマニア出場権を逃したジョン・シナ。前日開催されたRAW#1292で予告した通り、この日のSMACKDOWNに登場。

次回PPV「ファストレーン」でWWE王座をかけた5ウェイ戦が行われるが、そこに俺も参加したい、と語り始めるシナ(当然ながら場内大ブーイング)。無条件で出せとは言わない。勝ち取るために今日ここへ来た。俺はレッスルマニアに出るためなら何だってやるぜ。

これを受けてコミッショナーのシェイン・マクマホンが登場。レッスルマニアの舞台には誰だって立ちたいんだ。いきなりWWE王座戦に出場させろと言うのか。確かにSMACKDOWNはチャンスの宝庫だが…

ここでGMダニエル・ブライアン登場。今夜は俺もシェインと同じ考えのようだ。SMACKDOWNはチャンスの宝庫。王座戦に出場する5人の男たちは全員、権利を自ら勝ち取った。そこに加わりたいのならチャンスは与えよう。今夜のメイン戦にもし勝てたなら出場権を与える。対戦相手はあんたも良く知ってる男、AJスタイルズだ。

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ジグラー必勝の構え

王座戦を巡って対立し始めたバロン・コービンとサミ・ゼインによるシングル戦が組まれる。実況席にはゲスト解説としてケビン・オーエンズが座る。
控室で試合観戦していたブライアンのところにシェインがやって来る。

試合を見てたか? とブライアン。好試合だぞ。オーエンズの解説が素晴らしい。

そう? とお菓子を頬張るシェイン。じゃあ見るとしよう。

試合途中、実況席で喋っているオーエンズの後方から忍び寄ったドルフ・ジグラーが、オーエンズの後頭部におもいっきりキックを放つ。勢いで顔面を机に打ち付けたオーエンズはダウン(かなり危険な蹴りだった)。オーエンズの異変に気を取られたゼインは、コービンのエンド・オブ・デイズを喰らってフォール負け。

レフェリーから手を挙げられるコービン。しかし再び背後から忍び寄ったジグラーがコービンにジグザグを放つ。

両チームの激突に風穴を開けるか

SDタッグ王座戦への挑戦権を勝ち取ったニュー・デイがリング上で王者ウーソズと対面。両チームは昨年のPPV「ヘル・イン・ア・セル」で対戦し、互いに健闘を称え合って休戦協定を結んでいたが、再び闘うことになった。

俺たちも昔はお前ら3人みたいだった、とウーソズ。走り回り、踊り、歌ってた。派手な虹色の衣装を着たりもした。ウンザリしてた。それでは成長できない。

俺たちは9年間ここで骨身を削って闘ってきた。お前らはその間ここでケツを振って踊ってただろう。ウーソズこそがレッスルマニアにふさわしい、と証明するために闘った。でもな、俺たちは毎年のように見過ごされた。9年間も闘ってレッスルマニアへの出場はゼロだ。すべて前座。だが今年こそ俺たちの時代だ。今年は俺たちが主役でお前らは脇役。そっちは5年間代わり映えしねえな。

5年だと? お前らは気でも狂ったか、と反論するニュー・デイ。俺たちは記録を作ったんだ。レッスルマニアでホストも務めた。それに俺たちは親の七光りでもない。「ファストレーン」で俺たちはお前らに勝って王座に返り咲く。1度や2度じゃねえぞ。5度目のタッグ王者になってやる。

両チームが感情的になって睨み合いを始めた直後、場内が暗転してハーパー&ローワンのブラジョン・ブラザーズが登場。木槌を持ってリングインした2人を見てウーソズとニュー・デイはリングから退散。

中邑と対戦するのは誰か、という図式

ランブル戦で優勝し、レッスルマニアでの王座挑戦権を獲得している中邑真輔。この日はエイダン・イングリッシュと対戦し、キンシャサで勝利。

リングを降りた中邑が退場しようとしたところで、次の試合のためシナが入場してくる。リングサイドで睨み合ったシナと中邑。レッスルマニアの看板を指差してアピールするシナに対し、中邑も看板を指差してお返し。

全員が敵

王座戦出場をかけてAJスタイルズとシングル戦を闘うことになったシナ。王者スタイルズはただでさえ挑戦者が多く4人もいるのに、さらに1人増やしたくはないので負けられない。

場外戦でシナの自爆を誘ったスタイルズが先にリングへ戻ったものの、カウントアウト勝ちを良しとせず場外へ戻る。そのスタイルズを抱えたシナが実況席へのAAでスタイルズをテーブルに沈める。シナは先にリングへ戻りカウントアウト勝ちを狙うが、スタイルズはカウント10ギリギリでリングに生還。

リング内でカーフクラッシャーを耐えたシナは逆転のAAを決めてフォール負け勝ち。PPV「ファストレーン」での王座挑戦権を獲得する。

しかし試合後、オーエンズとゼインが登場。襲撃に備えて臨戦態勢となったシナの背後をコービンが襲撃。オーエンズ&ゼインも加勢してシナに集中攻撃を加え、3人はスタイルズも攻撃。

ここでジグラーが登場。コービン、オーエンズ、ゼインを1人で蹴散らすジグラーに会場は大歓声。フラフラのスタイルズを立たせたジグラーは肩をポンポンと叩き、しかし直後にスタイルズをブン殴る。これを見たシナはジグラーにAA。

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