RAW #1295:レスナー、遂に出現して宿敵レインズを一方的に襲撃

(更新日:2018年3月27日)

謹慎中のレインズ登場し、逮捕される

オープニングはGMカート・アングルが登場。前回RAWでビンス・マクマホン会長に喧嘩を売り、謹慎処分を喰らったロマン・レインズについて「今も謹慎は継続中なので今夜も出場できない」と告げる。

2週続けて会場に現れないブロック・レスナーに関して、今夜もまだ到着していないが、先週会長が約束したとおり今夜こそ現れるはずだ、と説明するアングル。

さらに、前回RAWのタッグ・トーナメントにパートナーなしで優勝してしまったブラウン・ストローマンの処遇についてアングルが話そうとしていたところで、謹慎中のはずのレインズが(テーマ曲なしで)観客席の中から登場。何をしてるんだ、と慌てるアングル。謹慎処分中なのにリングへ不法侵入か。すぐに追い出されるぞ。

知るかよ、とレインズ。レスナーが毎週サボってるから来たんだ。真実を言ったのに謹慎なのか。

お前の気持ちは分かる、とアングル。だが、3週間の辛抱じゃないか。レッスルマニアでレスナーと闘えるだろ。なのに毎週頭に血が上ってる。慌てる必要はないんだ。

言いたいことは分かるが知ったこっちゃねえ、とレインズ。バックステージのお偉いさんに伝えてこい。レスナーが来るまでリングから離れんぞ。

アングルは「俺の手には負えない」というジェスチャーでリングを下り、バックステージに退場。代わりに警官3名が入場。

手錠を取り出す警官に対し文句を言いながらも素直に手を出すレインズ。手錠をかけられリングから下りる際、腕を掴んだ警官1名に対し「素直に出て行くと言っただろ、俺に触るな」と警告。しかし別の警官が(わざとらしく)レインズの首を掴んで押さえようとする。キレたレインズ、警官全員を次々と殴る蹴る。

ここで突如、レスナーが登場。手錠をかけられたままのレインズは慌ててイスを手に取り、レスナーに叩きつけようとする。しかし交わしたレスナー、ジャーマンで放り投げた後、レインズをイスで滅多打ち。さらに投げっぱなしジャーマンも連発。最後はF5で叩きつけ、レスナー咆哮。

受け身を取ることも出来ず一方的にやられたレインズ、ようやく手錠を外され救護班にストレッチャーで運ばれる。しかし再びレスナーが登場。ロープで固定されたレインズをストレッチャーごと倒し、苦しむレインズを見て笑いながら挑発。

レインズは救急車で搬送される。

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アレクサ、気分爽快後の悪夢

RAW女子王者アレクサ・ブリスがミッキー・ジェームズと共に登場。観客からのブーイングに「は?」という表情のアレクサ。しかし気を取り直して話し始める。

ブーイングして当然ね。先週、親友のナイアに言ったことはとても酷かったし、間違っていた。みんなに聞かれてるとは思わなかった。でも言い訳は出来ないわね。冗談のつもりだったのよ。いわゆる「女子トーク」。ごめんなさい。心の底から謝罪するわ。本音を隠しててごめんなさいね

本気で謝ると思ってたの? と笑い始めるアレクサ。私の辞書に「ごめん」なんて言葉はないわ。世界中の人が見てる前でナイアを侮辱したのは面白くてたまらない。ナイアのことは好きじゃないし、利用してただけ。私があんな女と友達になるわけないでしょ。ああ、やっと本音が言えた。ようやく肩の荷が降ろせて気分爽快よ。

アスカが入場し、アレクサvsアスカのシングル戦が始まる。試合は終盤、アスカにアンクル・ロックを長時間極められたアレクサが戦意喪失して試合放棄。

ミッキーに肩を貸してもらい、カウントアウト負けに喜ぶアレクサ。しかし背後からナイア・ジャックス登場。突進したナイアはミッキーを強烈な体当たりで吹き飛ばす。

足を負傷したはずのアレクサは悲鳴をあげながら全速力で逃走。

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アレクサ、自業自得の更なる悪夢

逃走したアレクサはGMアングルのオフィスにやって来る。ナイアは常軌を逸してる。何とかしてよ。出場停止、いや逮捕すべきよ。

もう警察沙汰はごめんだ、とアングル。それと俺に指図をするな。お前がヒドいことを散々言ったからナイアは怒ったんだろ、当然だ。大勢の子供たちも見てるんだぞ。女子王者なら口を慎め。

ナイアをどうかして欲しいのならいい方法があるぞ、とアングル。お前はナイアとRAW女子王座戦だ。レッスルマニアでな。

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ストローマンのパートナーは誰になるのか

ブラウン・ストローマンが登場。先週、タッグ・バトルロイヤルを1人で優勝した。レッスルマニア出場を決めたが、さっき上の連中から「パートナーを探せ」と言われた。パートナーなど必要ない。俺は1人でもタッグ王座を奪える。

ここでセザーロ&シェイマスが登場。聞き捨てならねえな。俺ら2人を1人で倒せるわけがない。良いチームは長い年月をかけて互いの信頼を深めるんだ。遠征やトレーニングの時も離れない。移動も一緒、食事も一緒、寝るのも一緒だ。

お前ら一緒に寝てるのか、と指をさして笑い始めるストローマン。発言したセザーロを冷めた目で見つめるシェイマス。慌てるセザーロ。

誤解すんな、一緒の部屋で寝るってことだ、何を考えてんだ。とにかく、パートナーが誰だろうと俺らには勝てねえ。レッスルマニアでは俺らがタッグ王座を防衛する。

やかましい、とストローマン。いいか、俺はパートナーとレッスルマニアに臨む。そしてお前らのどっちかと今からシングル戦を闘うことになってんだ。ボコられたいのはどっちだ。

2人一緒にリングインしようとするセザーロ&シェイマス。しかし直前でシェイマスが逃げ、ストローマンの相手はセザーロに決定。

試合はパワースラムでストローマン勝利。

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「痛みの殿堂」がWWE殿堂入り

2018年WWE殿堂、新しいメンバーとして「世界最強の男」マーク・ヘンリーが発表される。1992年バルセロナ五輪に重量挙げのアメリカ代表として出場し、WWEでは2011年に世界王座を獲得している。

アンダーテイカーの使者?

ジョン・シナが登場。先週、アンダーテイカーとレッスルマニアで闘うという意思を表明した。今夜はアンダーテイカーの返事を聞こうじゃないか。彼は屈辱を感じて姿をくらました。ここに居場所はないと思ったんだろう。それは馬鹿げた話だ。WWEが存在する限り彼の居場所は存在する。

彼からの返事を聞く前に、みんなの見解はどうなんだ(観客「イエス!」ちゃんと)。目でも耳でも分かるな。みんなレッスルマニアでアンダーテイカーを見たいよな。

しかしアンダーテイカーからの返事はない。黙殺だ。俺は観客としてレッスルマニアを観戦してもいい。アンダーテイカーと対戦できれば最高だ。しかし彼が返事をしないというのは侮辱でしかない。ここにいる観客全員も侮辱している。ファンがいなければアンダーテイカー自体も存在しなかったのに。

ここにいる人たちは全てを捧げてきたのに、アンダーテイカーは彼らに対してイエスもノーも言わないつもりなのか? 引退したのなら「ノー」と言えばみんな納得する。まだ現役なら「イエス」と言ってみんなの願いを叶えろ。

あんたはただ座ってるだけか。それではただの臆病者だ。頼むからそうじゃないと証明してくれ。どんな方法でもいい。棺桶を担ぎ込んでくるとか、煙をたくとか、照明を消すとか、とにかく何かしてくれ。何もしないなら、あんたは男の風上にも置けない野郎だ

ここでアンダーテイカーではなくケインが登場。アンダーテイカーが弟を差し向けてきたぜ、と喜ぶシナ。ケインよ、イエスなのかノーなのか。

マイクを向けたシナのノドを掴み、チョークスラムで叩きつけたケインは何も発言しないまま退場。

ロリンズ、良い行いをする

ミズがミズトラージュを引き連れて登場。俺は軽視されている。俺の顔はレッスルマニアのポスターにも雑誌にも載ってない。特集号にも載ってない。
ブロック・レスナーもAJスタイルズも雑誌に載り、レッスルマニアではシングル戦を闘う。俺だけが不利なトリプルスレット戦を闘う。負けずして王座を失うかもしれん。

何よりも先週の屈辱は許せない。俺だけが悪者なのか?(観客「イエース!」の大合唱)

俺はベイラーとロリンズの本性を暴いた。奴らはウソつきだ。レッスルマニアが終われば奴らはドサ回りに逆戻りとなる。

この後、ミズトラージュはベイラー・クラブ(フィン・ベイラー&ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン)と6人タッグ戦。レッスルマニアでトリプルスレット戦に出場するセス・ロリンズはゲスト解説として実況席に座る。

試合はベイラーがミズを丸め込んで決着。逆上したミズがミズトラージュと共にベイラーを襲撃。見かねたロリンズが実況席から救援に駆け付け、ミズトラージュを場外に落とした後、ミズにストンプ。回復して立ち上がったベイラーに対し「俺に借りができたな」と告げるロリンズ。

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