SMACKDOWN #970:ダニエル・ブライアンが2年ぶりの現役復帰を発表

(更新日:2018年3月28日)

ダニエル・ブライアン、涙の現役復帰宣言

2016年2月8日、重度の脳しんとうによるドクターストップのため現役引退したダニエル・ブライアン。この度ようやくリングドクターからの許可が下り、メディアにて現役復帰が発表された。

リング上で復帰を発表するブライアン。WWEでのリング復帰は叶わないと思っていた。でも実現する。WWEと医師団に感謝している。もちろんファンのみんなにも感謝したい。毎週ここでイエスと叫んでくれた。そして妻のブリーにも感謝を伝えたい(ブライアン感極まる)。この2年間、どれだけ彼女に救われただろう。

復帰する時期と場所について具体的には知らないんだ(観客「レッスルマニア!」チャント)。

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中邑真輔、自力で対応

前回SMACKDOWNでルセフと対戦し勝利したものの、試合後に襲撃された際にゲスト解説の中邑真輔に助けられたAJスタイルズ。今回は前回と立場を変え、中邑vsルセフ戦のゲスト解説を務める。

試合は丸め込みの欧州の末、中邑が勝利。案の定、セコンドのエイダン・イングリッシュが試合後に中邑を襲撃し、ルセフも加わって攻撃。

前回のお返しとばかりに悠々と実況席から立ち上がり救援に向かおうとするスタイルズ。しかし中邑は自力でイングリッシュとルセフを撃退し、スタイルズに対して余裕の笑み。スタイルズは表情が強張る。

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レッスルマニアのUS王座戦もトリプルスレット

PPV「ファストレーン」後のシングル戦でランディ・オートン、ボビー・ルードに連勝したジンダー・マハル。レッスルマニアではUS王座戦として前王者のルードが再戦権を行使し、新王者のオートンに挑戦する予定だったが、連勝を受けてマハルも王座挑戦権を与えられ、レッスルマニアではトリプルスレット戦になることが発表される。

これを受けてマハルがリング上で語る。俺は裕福だからどこでも旅行できたのに、今日はわざわざここに来てやった。この端正な顔立ちと肉体でボリウッドの大スターにもなれたのに、俺はWWEにいる。それなのにお前らファンは俺を侮辱する。俺はお前らが崇拝すべきヒーロー。

ここでルード登場。お前は偽善者だ。敬意ばかり求めてるが、敬意とは互いに認め合うこと。お前は敬意に値しない。お前はレッスルマニアでボコボコにやられ、俺にUS王座を差し出す。

さらにオートンも登場。史上最高の王者は誰かという話を皆がした時、マハルの名前など出てこない。それは何故か分かるか。お前はそこのチビ(シン・ブラザーズのスニル)に助けられないと何も出来ない最低野郎だからだ。

オートンの言葉に怒り、臨戦態勢のマハル。しかし配下のスニルをオートンに突き出して自らは場外に退避。リング上ではオートンとルードが互いのフィニッシャーを仕掛けるが、それぞれ防御。

カーメラ、名物のキャッシュイン未遂

レッスルマニアでアスカとのSD女子王座戦が決まった王者シャーロット・フレアー。この日はナタリヤとシングル戦。

試合終盤、ナタリヤがシャーロットにコーナー最上段からのスーパープレックスを決め、両者ダウンしているところでカーメラが登場。マネー権のケースを持って通路を走り、シャーロットがダウンしたまま起き上がらないのを確認後、同伴したレフェリーにキャッシュインを宣言。

ケースを受け取ったレフェリーに「早くして! 早く!」と叫ぶカーメラの背後では回復したシャーロットが立ち上がり、振り向くカーメラをビッグブートで蹴る。カーメラはダウンし、キャッシュイン成立せず。

直後にシャーロットの隙をついたナタリヤが丸め込んでフォール勝ち。

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オーエンズ&ゼイン、味方だったはずのブライアンをも襲撃

前回放送でコミッショナーのシェイン・マクマホンを襲撃し、病院送りにしたケビン・オーエンズ&サミ・ゼイン。GMのダニエル・ブライアンが両者をリング上に呼び出す。

ブライアンの現役復帰を歓迎し、祝福のハグをするオーエンズ&ゼイン。笑顔で応じたブライアンは本題へ。

お前たちはボスを襲撃した。俺にはどうしても理解できないことがある。お前らは勝ったんだぞ。先週シェインは自らの過ちを認めたじゃないか。そしてお前たち2人をレッスルマニアで闘わせると発表した。最高の舞台じゃないか。

10年前、俺たち3人は観客が300人ほどしかいない小さな会場で闘ってたよな。レッスルマニアで闘うなんて夢にも思わなかった。お前たちは出場機会を得たんだ。それだけじゃない、シェインはコミッショナーを休職するとも言った。俺が番組を任されたらお前たちを重宝するつもりだった。それなのにお前たちはボスを襲ってしまった。何故なんだ。理解できない。

シェインは正しかったんだ。聞いてくれ。俺は現役時代に2度もWWEから解雇された。それでもマトモになって復帰した。お前たちも学んで成長しろ。本当は言いたくないんだが、サミ、ケビン、お前らはクビだ。

狼狽するオーエンズ&ゼイン。

永遠に解雇という意味じゃない、と言葉を続けるブライアン。しばらくの間という意味だ。とても残念だし、本当に惜しい。

2人に握手の手を差し出すブライアン。しばらく抗議していたゼイン、「世話になったな」と言いながら渋々握手に応じる。

続いてオーエンズも渋々握手。そのまま大人しくリングを下りる、と思わせておいてオーエンズがブライアンに殴りかかる。「お前のせいだ!」と叫ぶオーエンズ。ゼインも呼応してブライアンを殴り始める。

見つめ合って「もういいだろ」とオーエンズに伝えるゼイン。納得しないオーエンズはゼインに続行を指示。ここでブライアンが逆襲。イエス・キックからコーナーへのミサイルキック連発で現役時代と変わらぬ姿を見せ、観客は大歓声。

しかしすぐに捕まり、ゼインのヘルーバ・キックをモロに喰らってブライアンはダウン。さらにオーエンズからは場外でエプロンへのパワーボムを喰らう。

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