RAW #1301:ロマン・レインズ、かつての宿敵と初タッグ結成

(更新日:2018年5月8日)

※RAW#1301の日本初回放送は5月7日(月)の夜だったため、同日午前にWWEネットワークで配信開始された「バックラッシュ2018」とレビュー公開が前後しています。ご了承ください。

オーエンズ&ゼイン、故郷で人気爆発

オープニングはロマン・レインズが登場。カナダ・モントリオールの観客から盛大なブーイングで迎えられる。

3日前、サウジアラビアで開催されたPPV「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」のユニバーサル王座戦にて、スピアーで金網ごと場外に落ちたブロック・レスナーが「先に脱出成功した」とみなされ王座防衛という判定に関し、先に足が着いていたのはレインズであり、当日試合を裁いたレフェリーが誤審を認め、謝罪するツイートを投稿していた、と実況陣が発表。判定は覆らず。

本来なら俺がユニバーサル王者だというのは映像やレフェリーの誤審ツイートが証明している、とレインズ。ファンを失望させ信頼を失ったが、俺は金網マッチでレスナーを倒した。

ここで(SMACKDOWNに移籍した)サモア・ジョーがスクリーンに登場。誰も最初からお前を信頼などしていない。日曜の「バックラッシュ」でお前のキャリアを葬る。

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さらにジンダー・マハルも登場。敗北を人のせいにする奴は我慢ならん。俺はサウジアラビアでジェフ・ハーディーにインチキされて負けたが文句は言わん。お前はレスナーに負け、日曜はサモア・ジョーに負ける。そして今夜は俺に負けるのだ。

続いてサミ・ゼイン登場。生まれ故郷に近い会場のため大歓声を受ける。「故郷に戻れて嬉しいよ」とフランス語で照れ隠し。本題に入ろう。グレーテスト・ロイヤル・ランブルの文句を言ってたな。俺はボビー・ラシュリーにやられたせいで参加すら出来なかった。でも今夜は調子いいんだよ。故郷のリングに立てるなんて最高だな。ってことで今夜は俺がレインズに挑戦するよ。

そしてカナダ出身のもう一人、ケビン・オーエンズも登場。あまりの大歓声に素で感動している様子。「俺らはずっとこの瞬間を待ってたんだ!」と、こちらもフランス語で観客に感謝の言葉。サミならレインズを倒せるだろうが、今夜の観客が見たいのはレインズと俺の試合だ。観客はフランス語の「ウィ!(イエス)」で同意。

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じゃあ観客に決めてもらおうぜ、とオーエンズ。声援の大きさで誰が良いか観客に尋ねると、マハル以外は大歓声。自分が一番大きかったと判断したオーエンズは試合を勝手に決めるが、レインズに殴られる。これを合図に乱闘発生。

レインズが他の全員からボコボコに殴られているところでボビー・ラシュリーが救援に駆け付ける。しかしラシュリーでも太刀打ちできず苦戦していると、今度はブラウン・ストローマンも登場。ほとんど一人でヒール勢を成敗してしまう。かつて長きにわたり激しい抗争を繰り広げていたストローマンの助太刀にレインズは複雑な表情。

この騒ぎを受け、6人タッグ戦が組まれる。

弾き語りとグローリアスの対決

アライアスが登場。グレーテスト・ロイヤル・ランブルを見たか。人気者のニュー・デイ、ランディ・オートン、そしてカート・アングルも出場していたが、全員俺が排除した。俺は新たなレベルに到達したので曲を作ってきた。

ボビー・ルードとモントリオールの観客をバカにする歌詞の歌を歌っているとルード登場して試合開始。

試合はターンバックルにノドを打ち付けられたルードが呼吸困難となり、「勝者はアライアス」と自分でアナウンスしたアライアスが上機嫌で退場。

元ミズトラージュ、メゲずに再アタック

セス・ロリンズが登場。ワイルドな1ヶ月だったぜ。ルイジアナのレッスルマニアでIC王座を獲り、南アフリカで王座を防衛。アメリカに戻ってセントルイスでRAW、それからサウジアラビアに飛んで王座を守り抜き、今夜はモントリオールでRAWを楽しんでる。

観客から盛大な祝福チャントが発生して笑顔のロリンズ。ここのファンは世界一だな。大変な1週間だったが報われた気分だ。長旅だったからいろいろ考える時間があった。この先、王者としてどうあるべきか。ブロック・レスナーのような王者にはなりたくない。あいつはギャラで試合を選ぶ男。俺は闘う王者だ。

ここでフィン・ベイラー登場。サウジアラビアではもう少しでIC王座に手が届くところだった。セス、さすがだな。俺とお前は4度闘って2勝2敗のイーブン。闘う王者なら今夜俺とIC王座を賭けて闘わないか。

俺は日曜にミズとIC王座を控えてるんだが、観客はどう思うんだ? 俺とベイラーの試合が見たいか?

観客の反応を見て「よし、やろう」と握手するロリンズとベイラー。しかしここでミズのテーマ曲が流れる。登場したのは元ミズトラージュの2人、カーティス・アクセルとボー・ダラス。観客の声で決めてどうするんだ。先週は個別に話して失敗したが、今夜はグループ討論だ。

4人の顔写真を貼り付けたTシャツを見せつける元ミズトラージュ。呆れるロリンズとベイラー。

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OK、何も言うな、と元ミズトラージュ。クラブのこともシールドのことも忘れろ。4人いるだろ。フォー・ホースメンじゃないか。なあ、やろうぜ。

悪いが断る、とロリンズ。落胆するアクセル、逆ギレするダラス。「もう頼まねえよ!」と叫んでから退場、するフリしてロリンズ&ベイラーに殴りかかるが返り討ち。アクセルをクローズラインで場外に落としたロリンズが勝ち誇っているところでベイラーがロリンズに一撃を喰らわせる。

これを受け、この日のメインでロリンズvsベイラーのIC王座戦が組まれる。

そのスポットライト要らん(笑)

サウジアラビアで注目を浴びた選手、としてタイタス・オニールにルネ・ヤングがインタビュー。

何度も見たでしょうがもう1度、と言ってランブル戦の入場時にコケてリング下にヘッドスライディング消滅した珍場面映像が流される。「涙が出るほど笑ったよ」と実況陣のコリー・グレイブス。

ネットでも大いに話題になり、思いがけず脚光を浴びてどんな気分ですか? と問われ、計画通りで喜んでるよ、とタイタス。いやウソだ、計画してなかった。ただスッ転んだだけだ。でも世界中の人の前で転ぶなんて滅多にないだろ。ジェニファー・ローレンスもオスカー受賞の時に転んでたな。とにかく俺が言いたいのは「転んでしまったら立ち上がればいい」ってことだ。

タイタスがうまい事を言ったところでバロン・コービンが登場。悪いが邪魔するぜ。ブザマにコケたところで勇気など与えられない。もともとブザマだから仕方ないな。こんな奴の相手など時間の無駄だぞ、ルネ。

戸惑うルネに「大丈夫だ、気にしてないよ」と優しく告げるタイタス。

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オーエンズ、今宵も吹っ飛ぶ

レインズ&ストローマン&ラシュリーvsオーエンズ&ゼイン&マハルの6人タッグ戦。

試合は前週に引き続き場外タックルで派手に吹っ飛ばされたオーエンズが、ストローマンのパワースラムを喰らってフォール負け。

コービン引っ掛かる

前回RAWで入場時のノー・ウェイ・ホゼを襲撃したバロン・コービンがホゼとシングル戦。

試合途中、タイタス・ワールドワイドの面々が登場。「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」での転倒アクシデントを逆手に取り、ダッシュしようとするタイタスをアポロとデイナ・ブルックがコケないようサポートしたものの、勢いよくリングインしようとしたタイタスが今度はロープまたぎに失敗してエプロンに転落、という寸劇を披露。

失笑しているコービンを背後から丸め込んだホゼがフォール勝ち。

アレクサ、ひたすら逃げる

前回RAWで因縁が勃発したナタリヤとミッキー・ジェームズのシングル戦。ミッキーは友人アレクサを、ナタリヤはロンダ・ラウジーをセコンドにつける。

試合途中、ミッキーのピンチを見てエプロンに立ちレフェリーの注意を引いて救援したアレクサ。それを見たロンダがアレクサに迫る。ビビったアレクサは走って逃げ、それをロンダが追いかけて鬼ごっこ。その隙に丸め込んだナタリヤが勝利。

ステージ近くまで逃れたアレクサ。しかし背後からナイア・ジャックスが登場。更にビビったアレクサは観客席に逃亡。

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PPVのIC王座戦は変わらず

王者ロリンズにベイラーが挑戦するIC王座戦。

試合はストンプでロリンズが勝利し、王座防衛。

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