SMACKDOWN #976:中邑真輔の急所攻撃ウィークはいつまで続くのか

(更新日:2018年5月9日)

焚きつけて自分がやられる

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ミズがホストを務めるトークショー「ミズTV」。ゲストはppv「バックラッシュ」でUS王座戦を闘う王者ジェフ・ハーディーと挑戦者ランディ・オートン。

先日のSMACKDOWNにて、シェルトン・ベンジャミンとの対戦をジェフに横取りされた件を持ち出し、「ジェフはあんたを侮辱したんだ」とオートンを挑発してみせるミズ。

ジェフの件は全く気にしてない、とオートン。俺も先週同じことをしたし、何の問題もない。俺たちはクールな関係だ。

いやいや、先週ジェフに試合を邪魔されたじゃないか、と追撃するミズ。

待て待て、邪魔したのは赤い覆面のスニルだ、俺じゃない、とジェフ反論。

ジェフとマハルの問題が飛び火したことに変わりはない、とミズ。オートンに「あんたはもっと怒っていい。RKOをぶちかましてやれよ」とけしかける。

誰に向かって口を利いてるんだ、とミズを威嚇するオートン。いつ襲撃するかは俺が決める。お前は指図をするな。「はい」と黙るミズ。

ジェフに向かって「日曜のバックラッシュで俺の王座を取り戻す」と宣言するオートン。「やってみろ」と返すジェフ。

静かに火花を散らす両者に呆れたミズ、「それで終わりかよ」と嘆く。握手やハグする気かよ。もっと激しくやり合えよ!

ここでシェルトン・ベンジャミン登場。オートンは王座に挑戦する資格などない。俺は先週お前に勝った。王座に商戦する資格を持つのは俺だ。

エプロンに上がったベンジャミンをオートンが蹴って4人による乱闘発生。なぜかミズが積極的に巻き込まれてジェフの攻撃を喰らう。

これを受けてジェフ&オートンvsミズ&ベンジャミンのタッグ戦が組まれる。

試合はRKOからスワントーン・ボムの連携でジェフがベンジャミンに勝利。しかし試合終了直後、そのジェフにオートンがRKOを浴びせる。

こういうのが批判されるということをWWEはまだ学ばない

「バックラッシュ」でビッグ・キャスと対戦することになったダニエル・ブライアンは「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」のランブル戦出場で胸が赤く腫れ上がり、感染症の疑いがあるとして欠場。

ランブル戦でブライアンを排除したキャスはリング上でマイクアピール。俺は2メートルを超す大男のスーパースター。小男のブライアンとは大違い。5秒で終わらせてやる。ブライアンよ、PPVまで待たなくてもいい、今すぐ出てきて俺の蹴りを喰らえ。

ここでブライアンのテーマ曲が流れ、場内は大歓声。しかし登場したのはブライアンの扮装をした小男(ミゼットレスラー)。

大げさに驚くキャス。今夜は様子が違うぞ。いつもより背が伸びたか? 先週俺に襲われ、ランブル戦では俺に排除されたから怒ってるんだろ。

散々笑った後にネタばらしをするキャス。彼は地元モントリオール出身の男だ。観客に手を振らせた後、その男をビッグ・ブートで蹴り飛ばすキャス。

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もしや、美声の男はお払い箱?

バックステージにて、エイダン・イングリッシュがルセフに「ルセフ・デイ」の新曲を披露しようとしたところで、ルセフの妻でもあるラナが登場。「ちょっといいかしら」というラナ。イングリッシュは気を利かせて席を外す。

(今まで別ブランドだったが、ルセフ&イングリッシュのSMACKDOWN移籍により夫妻は再び同じブランド所属となった)

いいシャツだな、と「ルセフ・デイ」のTシャツを着ている妻を上機嫌でほめるルセフ。

ルセフ・デイは何よりも偉大よ、と夫に語りかけるラナ。「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」でのアンダーテイカー戦も素晴らしかった。でもね、「何か」があなたを縛り付けている。

どういう意味だい? とルセフ。毎日が祝日、何も俺を縛り付けてはいない。

ここでイングリッシュが戻ってくる。「すまない、ジャケットをここに忘れてね」。

ジャケットを持って去るイングリッシュ。ラナは笑顔でルセフを見つめた後、軽く溜め息。何かを察した一部の観客が「おおーう!」

※日本放送では全カット。

ザ・バー、移籍後最初の抗争相手はニュー・デイ

「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」のRAWタッグ王座戦に敗れたセザーロ&シェイマス。この日はバックステージでニュー・デイの3人に遭遇。
サウジアラビアで勝利してRAWに戻ると言ってたのに、なんでここにいるの? とからかうニュー・デイ。

俺たちは前からSMACKDOWNが大好きだったし、こっちの方が都合いいんだよ、とセザーロ&シェイマス。お前らをペシャンコにも出来る。パンケーキみたいにな。

ここでパンケーキを持ってきたニュー・デイ。歓迎のしるしとしてセザーロ&シェイマスに贈る。しかしセザーロたちは「下剤を入れてるんじゃねえか」などと難癖をつけ、最後にはパンケーキを放り捨てる。

これを受けてエグザビア・ウッズとシェイマスのシングル戦が組まれる。試合はウッズが丸め込んでフォール勝ち。シェイマスは激怒。

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アスカ&シャーロット以外の4人はもっと練習しないと…

バックラッシュでSD女子王座戦を闘う王者カーメラと挑戦者シャーロット・フレアー。この日カーメラはアイコニックスの2人(ペイトン・ロイス、ビリー・ケイ)と、シャーロットはアスカ&ベッキー・リンチと組んで6人タッグ戦。

試合はアスカ・ロックでペイトン・ロイスからタップを奪ったアスカの勝利。

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アブソリューション解体

GMペイジの部屋をマンディ・ローズとソーニャ・デビルが訪れる。3人はRAWでアブソリューションを結成し、マンディとソーニャは「スーパースター・シェイクアップ」によりSMACKDOWNに移籍してきたばかり。

再会を喜ぶ3人。ペイジのコネを使ってタイトル戦への挑戦権を得ようとするマンディ。しかしペイジは「チャンスは自分で得ないとダメ」と却下。

友人でしょ、アブソリューションの絆は? と嘆くマンディ&ソーニャに対し「ここSMACKDOWNで2人を特別扱いはしない」と説明し、アブソリューションは終わった、と告げる。

※日本放送では全カット。

今や「急所攻撃アーティスト」

「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」のWWE王座戦で両者カウントアウトながら王座を防衛したAJスタイルズ。またしても中邑真輔のロー・ブローを喰らったことで怒り、試合後に中邑を制裁。これを受けてGMペイジは日曜のPPV「バックラッシュ」で両者の再戦を指示。ルールは反則裁定なしのノーDQ戦に決定。

また、「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」でスタイルズに制裁された中邑がスタイルズに謝罪を要求するという展開に。リング上でスタイルズがルネ・ヤングからインタビューを受ける。

中邑はレッスルマニアを台無しにした、とスタイルズ。俺とブライアンとの試合も壊し、先週は俺の親友を襲った。奴は度が過ぎている。あいつは臆病者だから、いつも背後から俺の股間を狙ってくる。しかし日曜は反則OK、つまり俺も何をしたっていいということだ。「目には目を、歯には歯を」だ。

「謝罪はしないんですね?」というルネの問いに、謝罪が欲しいなら出てこい、とスタイルズ。しかし登場したのは中邑ではなくサモア・ジョー。

迫力満点で怒鳴りまくってたが、危険が迫ってることに気付いてないらしい。運命を受け入れろ。バックラッシュでレインズを葬った後、次の相手はお前か中邑、王座を持ってる奴だ。

ここで中邑のテーマ曲が流れる。背後から襲ってくると思ったか(世界中の誰もそんなこと思ってないのに)ステージを向いて臨戦態勢のジョー。

しかし中邑は(世界中の予想通り)観客席からコッソリ侵入してスタイルズの股間に今日もロー・ブロー。苦悶するスタイルズを小馬鹿にした中邑はキンシャサをスタイルズの顔面に叩き込んで恍惚の表情。

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