RAW #1306:ミズトラージュ改めBチーム、チャンスを勝ち取り狂喜乱舞

(更新日:2018年6月12日)

ギターを粗末にする男

いきなりアライアスが弾き語りというヒネってきたオープニング。歓声とブーイングが半々の観客。

オープニングが俺だというのは驚くべきことではない。それだけ俺は価値がある人間ということ。「マネー・イン・ザ・バンク」でIC王座を奪取し、更に輝きは増す。

先週セス・ロリンズは俺にギターで殴られ、地に這いつくばった。俺も大切なギターを失って傷ついている。しかし偉大なアーティストというのは傷をも糧にするのだ。

アライアスが気持ち良さそうに歌を歌っていると、セス・ロリンズが登場。前回番組でアライアスに背後からギターで殴られ、実況席からステージ下へ転落、首を負傷している。

演奏を止めてギターを持ち臨戦態勢のアライアス。ロリンズもリング下から鉄製イスを持ち出し、リングインしてアライアスと睨み合い。お互いに殴り合ってギターとイスが激突、しかしアライアスのギターだけが吹っ飛ぶ。

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武器を失ったアライアスが許しを請い、ロリンズが威嚇しているところで背後からジンダー・マハルが乱入してロリンズを襲撃。

2人がかりで攻撃しているところに今度はロマン・レインズが登場し、ロリンズを救出。さらにGMカート・アングルが登場して、4人によるタッグ戦を指示。

レインズ&ロリンズ vs マハル&アライアス

アライアス ○ (フォール) ● セス・ロリンズ
※ドリフト・アウェイ。

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ナイア・ジャックス vs ナタリヤ

PPVでナイアと対戦するロンダ・ラウジーはゲスト解説として実況席から観戦。

ナイア・ジャックス ○ (フォール) ● ナタリヤ
※サモアン・ドロップ。

試合中、走ってる最中に自ら脚を負傷したナタリアは、サモアン・ドロップのダメージなど忘れたかのように痛めた脚をさすりながら悔しがる。そばに立つナイアもナタリヤの負傷が気になってリングを降りず留まる。

練習相手でもあるナタリヤを心配してロンダがリングイン。介抱するロンダの背後から「ナティ大丈夫かい?」「どうなんだい?」とナタリヤに声をかけるナイア。

そのしつこさにロンダが睨みつけ、「いいから引っ込んでて」とナイアを威嚇。おとなしくナイアは下がる。

場外に下りたナタリヤはロンダに肩を借りながら退場。ナイアとロンダにトラブルは無し。

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ブラウン・ストローマン vs ボビー・ルード

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試合途中、優勢になったルードは場外にハシゴを仕掛け、場外での追いかけっこに乗じてストローマンを激突させようとするが、ストローマンは察して激突せず。

ハシゴを挟んで睨み合う両者。「どうするんだ!」と挑発するルードに対し、ストローマンは両方の拳でハシゴを叩き割る。予想外の出来事に仰天してルードは腰を抜かす。

ブラウン・ストローマン ○ (フォール) ● ボビー・ルード
※パワースラム。

誰も悪くない、自分が悪い

控室にて、負傷した脚を冷やしているナタリヤ。隣りでは心配そうなロンダ。

松葉杖を持ってナタリヤが立ち上がったところで、ナイアがやってきてナタリヤに謝罪。「予想外の出来事だったんだ」

ナイアにイラつくロンダ。もう十分でしょ。このヒザを見なよ。

いいの、止めて、とロンダを制するナタリヤ。

試合だったんだよ、バレエじゃない、と釈明するナイア。ナタリヤは私の友人でもあるんだ。

口論を始めるナイアとロンダを「もうやめて!」と制するナタリヤ。あれは故意ではないし、試合だから仕方ない。少し独りにさせて。

タッグ・バトルロイヤル

全7チームによるバトルロイヤル形式タッグ戦。勝利したチームはPPV「マネー・イン・ザ・バンク」でマット・ハーディー&ブレイ・ワイアット組が持つRAWタッグ王座への挑戦権を獲得できる。

出場したのは以下の7チーム。

◆ドルフ・ジグラー&ドリュー・マッキンタイア
◆リバイバル(スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー)
◆ブリーザンゴ(ファンダンゴ&タイラー・ブリーズ)
◆アセンション(コナー&ビクター)
◆ヒース・スレイター&ライノ
◆タイタス・ワールドワイド(タイタス・オニール&アポロ)
◆Bチーム(カーティス・アクセル&ボー・ダラス)

ボー・ダラス ○ (オーバー・ザ・トップロープ) ● ライノ
※Bチームはタッグ王座挑戦権を獲得。

トップロープ越しに投げられたが、なんとかエプロンに着地して踏みとどまったライノ。

リング内ではパートナーのスレイターが逆襲開始。ダラスを抱え、ボディスラムで投げ落とそうとするが、ダラスが抵抗したためヨロヨロとロープ際へ。ダラスの足が激突したためライノは落下して試合終了。

大金星のBチームは大興奮して喜ぶ。

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設定が悪手なので盛り上がらない

ボビー・ラシュリーが登場し、「俺に言いたいことがあるなら正面きって俺に直接言え」と抗争中のサミ・ゼインを呼び込む。

ゼインのテーマ曲が流れ、ステージではなく観客席にゼイン登場。お前とリング上で向き合うなどあり得ない。先週お前は握手しながら俺の骨を砕こうとしただろ。おかげで俺は料理もできない。痛くてマイクも握れない。

しかし俺は優秀なパフォーマー。お前のインスタグラムを見てやったが、名言ばっかり投稿してるよな。俺はファンに扮してお前にDMを送ったら、ファンクラブのサイトURLを送ってきやがった。そしてファンに買い物をさせて搾り取ろうとしてやがるんだ。

「リング上で面と向かって言え」という主張を繰り返すラシュリーに対し、徹底拒否のゼイン。悪いがウソつきとは話せないね。お前は全てインチキだ。名前も本名なのか。本当に姉もいるのか。軍隊にいたというキャリアもウソなんだろ。国に奉仕したことなど一度もないんだろ。

軍隊のことを言われて明らかに怒ったラシュリー。上着を脱ぎ、観客席のゼインを無言で睨む。

フィン・ベイラー vs ケビン・オーエンズ

フィン・ベイラー ○ (反則) ● ケビン・オーエンズ
※レフェリーの制止を聞かず攻撃。

反則負けに激昂したオーエンズはコーナー最上段からフロッグ・スプラッシュ。さらに場外からハシゴをリングに持ち込み、上ってから再びフロッグ・スプラッシュを狙う。

しかし察知したベイラーに防がれて逆襲され、最後はハシゴ上段からのクー・デ・グラを喰らい、腹を押さえながら痛みに絶叫。

悶絶するオーエンズを尻目にハシゴを上ったベイラーは、マネー権のアタッシュケースを手にしてPPVでの勝利をアピール。

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