RAW #1315:ヘイマン、友と信じたレスナーの造反にむせび泣く

(更新日:2018年8月16日)

F5の恨みは忘れない

オープニングはGMカート・アングルと管理官バロン・コービンが登場。

WWEさん(@wwe)がシェアした投稿

今夜は記念すべき夜だ、とGMアングル。今までPPVでしか試合をしたことがなかったロンダ・ラウジーが今夜初めてRAWで試合を行うと語り、次回PPV「サマースラム」でロンダが王者アレクサ・ブリスに勝利すれば、ロンダは今後毎週のようにRAWで試合を行うことになる、どこかの元UFC王者とは違ってな、とブロック・レスナーを揶揄。

続いてレスナーへの罵倒を始めるGMアングル。「口を慎め」と諌めるコービンに対しても「いいから言わせろ」と聞かず。先週約束したから、ポール・ヘイマンとの契約は延長しよう。

レスナーの自身への暴力行為についてGMアングルが何かを言いかけたところでロマン・レインズが登場。先週ステファニー・マクマホンの要請により会場から追い出されたことについて「あんたは失敗した」とGMアングルに伝える。俺が不在で誰がリングを守るんだ。

GMアングルの隣りでニヤニヤ笑ってるコービンが視界に入ったレインズ。何を笑ってやがる。先週カートがやられてる間、お前は棒立ちで、レスナーに睨まれたらすぐ逃げてたな。

先週のレスナーの行動にはWWE上層部も怒っている、と告げるGMアングル。

まさかレスナーを謹慎処分にしたりしないよな、と案じるレインズ。

謹慎処分はあり得ない、サマースラムで必ずお前とレスナーを闘わせる、と確約するGMアングル。奴をシバいてくれ。

そんなこと言っていいのか? とコービン。あんたは中立であるべきだ。レスナーが聞いたら、と言いかけたところで「また逃げるのか」とツッコミを入れるレインズ。

言い訳を並べてレインズやアングルと口論を始めるコービン。耐えて聞いていたアングルは「俺には試合を組む権限がある」と言ってレインズとコービンのシングル戦を発表。

突然試合を組まれて文句を言っていたコービンはゴングが鳴ると同時に不意打ちのアッパーカットをレインズに放って先制攻撃。

ロマン・レインズ vs バロン・コービン

終盤、劣勢となったコービンが試合を放棄してバックステージに戻ろうとしたところで、抗争中のフィン・ベイラーが登場して威嚇&妨害。

ロマン・レインズ ○ (フォール) ● バロン・コービン
※スピアー。

勝利したレインズに見せ場を譲ってもらったベイラーはリングに上がり、クー・デ・グラをコービンの腹に突き刺す。

全然名案ではない

GMアングルのオフィスにて、ドルフ・ジグラーとドリュー・マッキンタイアの2人について直談判しているセス・ロリンズ。ドルフを倒そうとするとドリューが邪魔をして、ドリューを倒そうとすると今度はドルフが邪魔をする。そこで名案を思いついた。2人まとめて潰してやる。

タッグ戦を組んでやるからパートナーを探せ、と命じるGMアングル。

WWEさん(@wwe)がシェアした投稿

しっかり最後まで撮影

控室のアライアスをドキュメンタリー撮影クルーが取り囲む。いくつも要望を伝えるスタッフを「落ち着け」と制したアライアス。仕上がりは頭の中に見えている。自分の仕事をすればいい。

WWEさん(@wwe)がシェアした投稿

CM明け、リングに登場したアライアス。アルバムが発売された。お前らの人生を一変させる名曲集だ。音楽業界は俺の偉業にビビっている。俺のドキュメンタリーも放送されたが上出来とは言えなかった。だから新たに撮影することにした。

演奏を始め、リング上の撮影クルーにいろいろと指示を出すが、「観客に問題がある」と不満を語るアライアス。CGか何かを使って他の観客の映像と差し替えろ。ここの観客の映像は消せ。先週はラシュリーの野郎に邪魔されたが今週はそうはいかねえぞ。

アライアスの演奏中にボビー・ラシュリー登場。お前は懲りない奴だな。俺の名前を呼んだろ。呼ばれたら何度でも俺は来るぜ。お前のドキュメンタリーを見たが、お前の人間性を正確に捉えてた。何も問題はなかったぞ。

俺の描かれ方に問題があったんだ、とアライアス。自己中心的のうぬぼれ屋に見えただろう。

そうじゃないって言うのか、と笑うラシュリー。

俺のスポットライトを奪うために現れたんだな、とラシュリーを非難するアライアス。あんたの復帰もジョークそのものだ。

お前の全てこそがジョークだ、とラシュリー。今度俺の名前を出したらジョークでは済まないぞ。

ラシュリーの気迫にビビったアライアスは「撮影場所を変えよう」と撮影クルーに指示。しかし隙をついてラシュリーに殴りかかる。不意を突かれてボコボコにされたラシュリー、しかしスパイン・バスターで逆襲し、超滞空ブレーンバスターを撮影クルーに撮らせる。

小さい

ロリンズの控室にタイラー・ブリーズが入って来て、パートナーに名乗りを挙げる。俺と組めばイカすぜ、と拳を突き出してシールドのポーズをリクエストするブリーズ。

そこへ本家シールドのレインズがやって来る。「こいつマジか?」とレインズ。

パートナーになる気らしい、とロリンズ。相棒は俺だ、と言って拳を突き出すレインズ。拳を合わせたロリンズは、ブリーズの拳を却下。

今夜も怪力を披露

ケビン・オーエンズがステージ上でトークショーを開催。ゲストとして「俺の教祖だ」と告げ、ジンダー・マハルとスニル・シンを呼び込む。

WWEさん(@wwe)がシェアした投稿

あんたの呼吸法や呪文のおかげで最高に気分がいいよ、と感謝の念を伝えるオーエンズ。「エクストリーム・ルールズ」で金網の頂上から落とされ、一生癒えない痛みを負ったと思ったが今朝治ってたんだ。あんたと俺には「ストローマンに勝利した」という共通点がある。今夜あんたはストローマンと再戦する(何? と驚くマハル)。大丈夫、先週も勝っただろ。奴は俺たちにビビってるんだ。

その時、オーエンズたちの座るステージの床が浮かび上がる。ステージはひっくり返され、驚いた3人は転落。ステージを持ち上げていたストローマンは仁王立ち。

ブラウン・ストローマン vs ジンダー・マハル

ステージから転落して動揺するマハルは自ら「シャクティ! シャクティ!」と呼吸法で落ち着こうとする。その隙にマネー権のケースを奪ったセコンドのオーエンズはバックステージに逃亡を図る。しかしストローマンに追い付かれ、捕らえられる。

そこへマハルが救援に駆け付けるも、ストローマンはマネー権のケースでマハルの腹を殴る。

ジンダー・マハル ○ (反則) ● ブラウン・ストローマン
※凶器攻撃。

2週連続でストローマンに勝利したマハルは大喜び。しかし喜び過ぎてストローマンに襲われかけ、護ろうとしたスニルが蹴り飛ばされる。

2週連続の本気殴り

バックステージで電話中のコービンがGMアングルにスマートフォンを手渡す。「ステファニーからだ」

電話に出たアングル、何やら命じられ不本意な表情ながらも了解。

その後、試合に向かうためバックステージを歩くロリンズ&レインズの行く手にGMアングルとコービンが待ち構えている。

WWEさん(@wwe)がシェアした投稿

「PPVを台無しにされたくない」との理由によりレインズの2試合目を認めない、強行すればPPVは出場停止にする、とのステファニーの意向を伝えるコービン。隣りでは苦悩の表情で黙り込むGMアングル。

怒ってコービンに詰め寄ろうとするレインズを制止するロリンズ。俺のことなら大丈夫だ。

ということで次の試合はハンディ戦だ、とニヤニヤしながらロリンズに伝えるコービン。ロリンズが去った後、戻ってきたレインズがコービンに告げる。「(さっき俺との試合で痛めた)アバラの調子はどうだ?」

「何だって?」と意味が分からず問い返すコービンの肋骨めがけて強烈なパンチを放つレインズ。コービンは2週連続でレインズのパンチを食らって悶絶。隣りでは笑いをこらえるGMアングル。

ハンディ戦 セス・ロリンズ vs ドルフ・ジグラー&ドリュー・マッキンタイア

ドルフ・ジグラー ○ (フォール) ● セス・ロリンズ
※スーパーキック。

ヘイマン泣く

前週に顧客であるレスナーとの関係が決裂した代理人ポール・ヘイマンにインタビュー。

目を真っ赤に充血させ涙を浮かべるヘイマン、現在の状況を聞かれ「分からない。レスナーは電話番号を変えたので話が出来ていない。彼は私を避けている」

次の質問に行こうとしたところで話を遮り、怯えた表情で周囲を見回すヘイマン。「彼はこういうのを嫌う。公の場で個人的なことを話すと彼は猛烈に怒るんだ」

レスナーはあなたを友人としては見ていないようですが、との問いに「私がこうなって楽しそうだな。自業自得だと言いたいか。私は彼を友人だと思っている。家族ぐるみで付き合ってきた。ここまで深い仲になった人間は他にいない。こんな終わり方はあんまりだ。彼はユニバーサル王座とUFC王座の2つを肩にかけ、そばに立つ私が彼の名を叫ぶはずだった(言葉に詰まる)」

レスナーは今もあなたを必要としていると思いますか? との問いに、涙を流して言葉が出てこないヘイマン。

レスナーがいないと仮定して、他に顧客としたい人物はいますか? との問いに「こんな状況でどうして他の誰かに乗り換えられるというのだ」

レスナーとレインズのどちらがサマースラムで勝つと思いますか? との問いに「私はレスナーと16年一緒にいた。良い時も悪い時も見てきた。しかしあんな彼を見るのは初めてだ。驚くほどのやる気と集中力に満ち、かつてないほど暴力的だ。レインズには全く勝ち目がない」

WWEさん(@wwe)がシェアした投稿

ロンダ・ラウジー vs アリシア・フォックス

アリシアのセコンドにはPPVでロンダと対戦するアレクサ・ブリスがつく。

ロンダ・ラウジー ○ (タップ) ● アリシア・フォックス
※アーム・バー。

前半はセコンドのアレクサも含めて撹乱したアリシア。しかし激怒したロンダに何も出来ず後半は一方的にやられる。最後のアーム・バーを仕掛ける際に睨まれたアレクサはビビりまくる。

試合後にロンダがリング上でインタビューを受けてる最中、背後からアレクサが襲撃。しかしロンダは背負い投げで返り討ち。

逃げるアレクサを見てマイクを握ったロンダ、「そのベルトはサマースラムで私がもらう」と宣言。

WWEさん(@wwe)がシェアした投稿

スポンサーリンク

WWE HOLIC
SNSで当サイトの記事更新情報を配信しています。 プロフィール】【Facebook
ページ上部へ戻る