SMACKDOWN #989:非道オートンのジェフ襲撃に中邑真輔も加わる
(更新日:2018年8月10日)
タッグ・トーナメント1回戦 ウーソズ vs ザ・バー
※丸め込み。ザ・バーが決勝に進出。
ジミーのスプラッシュを防いだシェイマス、そのまま丸め込んでフォール勝ち。
勝ったザ・バーは決勝でニュー・デイと対戦。その勝者がPPV「サマースラム」でブラジョン・ブラザーズの持つSDタッグ王座に挑戦できる。
ラナ vs ゼリーナ・ベガ
アンドラデ・シエン・アルマスのマネージャーとしてSMACKDOWNに昇格したゼリーナ、これが昇格してから初試合。
終盤、前週のルセフ戦に続きエイダン・イングリッシュが救援に駆け付けるも、逆効果。
※丸め込み。
ルセフ&ラナ、不仲モードだったのか
試合後、バックステージで頭を抱えるイングリッシュが前方にラナを発見し、歩み寄る。謝罪するイングリッシュに対し、「放っといて」と突き放すラナ。
君とルセフは最近距離を置いてるが、それでも君を助けたかったんだよ、と説明するイングリッシュに対し、「1人にして欲しいの、あっちに行って」と冷たいラナ。
わざとじゃなかったんだよ、と再び謝罪してから去っていくイングリッシュ。
そこへ「エイダンはどこだ!」と叫びながらルセフ登場。妻を見つけたルセフ、「大丈夫か? 俺がいれば防げた」と話しかける。
あなたはルセフ・デイを強くするために1人で悩んでる、とラナ。私にはあなたが必要。今夜は助けて欲しかったのに。
そう言って去るラナ。困惑の表情を浮かべるルセフ。
家族思い(違)
サマースラムでWWE王座に挑戦するサモア・ジョー。この日は不在だった王者AJスタイルズに対し、マイクで挑発。
AJよ、お前は多忙のあまり子供に無関心だな。妻のそばにいるよりツアーに出てるほうが良いと内心思っている男だ。家族を犠牲にして王座を手に入れたか。お前は世間的に見れば父親失格。
世界中のファンがお前の勝利を願うだろうが、お前の家族は密かに俺の勝利を祈っているだろう。サマースラムでお前を絞め落とし、そしてお前の妻子はついにパパを取り戻す。
この2人の対立ストーリーも長い
ダニエル・ブライアンがリングに登場し、抗争相手のミズを非難。
この2年間、ミズは何度も俺を侮辱し、挑発してきた。終えに現役復帰の許可が下りないことを知っていたし、いくら挑発しても俺が仕返しできないことを知っていたからだ。
しかし、俺に復帰の許可が出た。奴を守ってた壁は崩れ去ったのだ。次の手段として奴は妻をリングに連れてきて、赤ん坊と偽った人形を抱いてきた。そうすることで奴は再び壁を作ろうとした。正々堂々と闘えば俺に破壊されることを分かっているからだ。
反論したければすぐに出てこい、と呼びかけたブライアンに対し、ミズはスクリーンに映し出されて登場。お前はGM時代にWWEのことを学んだだろう。ここはインディ団体のようにガキ同士がケンカする場所ではない。一流の俺と闘いたいのなら手順を踏め。俺は撮影中なんだ。追っかけファンが多いからボディガードもついてる。
お前が出演するアホ番組なんかどうでもいい、とブライアン。俺は闘いたいだけだ。お前は単に逃げてるだけ。ただの臆病者さ。
お前は以前にも俺に臆病者と言ったが、俺に反論された後は無言で立ち去ったな、とミズ。本当は俺みたいになりたいんだろう。インディ団体で10年も苦労していたお前をNXTで有名にしてやったのは俺だ。
俺は情熱を大切にするが、お前は名声が欲しいだけだろ、とブライアン。この業界からハリウッドでスターという道は、お前とは別格の男たちが実現している。お前はロックにもシナにもなれない。大きな舞台に立ちたいなら、撮影を中止してサマースラムで俺と闘え。
いつものパターンだな、と笑うミズ。俺はお前に利用などされない。イエス旋風は去ったのだ。チーム・ヘル・ノーも消え、お前のWWEでのキャリアも終わった。お前はウザい。俺の前から消えてくれ。
またオイシイところを奪われる
女子王座戦の挑戦権を勝ち取ったベッキー・リンチ。リング上でインタビューを受けてる途中、王者のカーメラが登場して話の邪魔をする。
あなたはファンに愛されてるわね、とカーメラ。ほとんどのファンは私を王者だと認めてくれないわ(泣き声になる)。SNSで私を批判する人はみんなブロックしてる(泣き始める)。レジェンドも私に消えて欲しいと言ってる。正直、とても疲れたわ。でも「私は王者」と自分に言い聞かせてる。サマースラムでは尊敬する相手と試合をする。あなたと名勝負をしてみんなを見返してやる。幸運を祈るわ。
カーメラがベッキーに握手の手を差し出す。ベッキーが困惑しているところで、前週解雇されたはずのジェームズ・エルズワースのテーマ曲が流れる。
驚いてステージの方向に視線を移すベッキー。その隙をついてカーメラがベッキーを襲撃。場外からイスを取り出して攻撃しようとしたところで、欠場していたシャーロット・フレアーが救援に駆け付ける。
何をダマしたのかは日本放送カット
バックステージで激怒するペイジがカーメラに怒鳴る。私をダマしたわね。恥を知りなさい。
本音を打ち明けただけよ、と開き直るカーメラ。私は誰かの手本じゃない。引退したあなたはもう二度と王者にはなれないのよ。
いい加減にしな、と怒るペイジ。教えてあげようか。本物の王者というのは、どんな困難でも克服できる。そして不満を言わない。
復帰したばかりのシャーロットとのシングル戦をカーメラに命じるペイジ。今夜の試合にシャーロットが勝ったら、サマースラムでの王座戦はトリプルスレットにするわよ。幸運を祈るわ。
シャーロット・フレアー vs カーメラ
※8の字固め。シャーロットは王座挑戦権を獲得。
バックステージで試合をモニター観戦していたベッキーは、親友シャーロットの勝利に複雑な表情。
中邑も参戦して三つ巴
ランディ・オートンに襲撃を繰り返されているジェフ・ハーディー。この日はリング上からオートンを呼び出す。
応じて登場したオートンがリングインしようとした瞬間、ジェフを背後から中邑真輔が襲撃。トドメのキンシャサをジェフに浴びせようとしたが、前方にオートンが立ち塞がって阻止。
至近距離でオートンに睨まれた中邑は後退。しかし立ち上がるジェフを見たオートンが「やれ」と中邑に指示。素直な中邑はジェフにキンシャサ。
立ち上がった中邑に再び近寄ったオートンは至近距離で睨む。中邑はリングを下りて退散。
中邑からジェフに視線を移したオートン、当然ながらRKO、と見せかけてジェフの足をすくって倒し、全身にストンピングの嵐。痛みで苦しむジェフを捕らえたオートンはDDTを決めてから実況席に寝かせ、上半身のコスチュームを剥ぎ、ネックレスを引きちぎり、顔に水を浴びせてからフェイスペイントを拭き取る。