RAW #1333:女子頂上決戦目前、ロンダとナイアの挑発合戦

(更新日:2018年12月18日)

各方面にケンカを吹っかける

IC王者セス・ロリンズが登場し、リングに臨時GMバロン・コービンを呼び出す。

登場したコービン、「プライベートな話なら俺のオフィスに来て話せ」

「黙って聞け」とロリンズ。「ここしばらく、アンブローズにかかりっぱなしで言う機会がなかったが、今日は言わせてもらう。お前のせいでRAWはメチャクチャだ。職権乱用してスターを解雇もした(=ライノのこと)。お前は間違ってる」

「不満を吐き出すのは結構だが、言葉には気をつけろよ」とコービン。

「勝手な振る舞いは不安の裏返しなんじゃないか?」とロリンズ。「ストローマンがそんなに怖いか? だからレスナーに王座を返したのか? あの野郎は今日も来てない。あいつが最後にRAWで試合をしたのは2002年だ。もう16年も奴はRAWで試合をしてない。分かるか? お前のやってきたことは全て大失敗。番組の視聴率も過去最低まで落ちてしまった(これは本当)。全部お前の責任だぞ」

「RAWは俺の番組だ。お前や観客が何を思おうが知ったことではない」とコービン。「次の日曜、お前はアンブローズに負け、俺はストローマンに不戦勝して常勤GMに昇進する。翌日のRAWでお前に地獄を味わわせてやる」

「来週まで待つ必要ないぞ。今すぐ俺とやってみろ」とコービンを挑発したロリンズは、リングサイドに並ぶテーブルやラダーなどの備品が揃っているのを見てTLCマッチを提案。

「仕事が忙しい」「書類が溜まってる」と口実を並べて試合を拒否しようとするコービン。しかしロリンズから「腰抜け」と連発され、試合を受諾。さらに職権を乱用してIC王座をかけると通達。

【RAWタッグ王座戦・3対2ハンディキャップマッチ】AOP&ドレイク・マーベリック vs ボビー・ルード&チャド・ゲイブル

ボビー・ルード ○ (フォール) ● ドレイク・マーベリック
※丸め込み。ルード&ゲイブル組が新王者に。

余裕のサイコパス

ドリュー・マッキンタイアがリング上でインタビューを受ける。

「日曜のTLCでベイラー戦を控える中、なぜ今夜ジグラーとの再戦を受け入れたのですか?」との問いに、「永遠に無敗などあり得ないのだ」とマッキンタイア。

「アンドレも負けた。レッスルマニアで無敗だったアンダーテイカーも負けた。そして俺もだ。観客は黙って俺を尊敬しろ。これからジグラーの頭を蹴飛ばしてやる」

ドルフ・ジグラー vs ドリュー・マッキンタイア

ドリュー・マッキンタイア ○ (フォール) ● ドルフ・ジグラー
※クレイモア。

ナイア熱弁

アレクサ・ブリスが登場し、まずナイア・ジャックスを呼び込もうとするが、一言も発しないうちにナイアがタミーナを伴って登場。

「あんたが話す前に宣言をしておきたい」とアレクサに喋らせないナイア。「日曜、私はロンダ・ラウジーに勝って新王者となる。私は彼女にとっての悪夢そのもの。ベッキー・リンチの顔を粉砕したこの拳で何度も殴り続けてやる」

ナイアが話している途中でロンダ・ラウジー登場。「ハッタリなど必要ない。私は闘いに来た」と言ってリングイン。ナイアとタミーナはすぐ場外に退避。釣られてアレクサも退避。

臨時GMの天敵

オフィスにいる臨時GMコービンにチャーリー・カルーソがインタビュー。

「今日の試合は職権乱用ではないですか?」との問いに「悪意のある質問だな。SMACKDOWNに移動するか?」とコービン。表情が引きつるチャーリーに「冗談だ」と笑う。

「職権乱用ではない、ロリンズの挑戦を受けただけさ。TLCでのストローマン戦は不戦勝になるだろうから、俺がイスやラダーを振り回す勇姿をファンが見られるのは今夜しかない」

「ストローマンは日曜に来ないと本当に思いますか? 違うウワサもありますが」との問いに再び笑うコービン。「ネットの記事でも読んだか。ダマされてはいけないぞ。奴の右腕は俺の鉄階段攻撃で完全に粉砕されたんだ。俺が常勤GMになったら、ストローマンやロリンズだけでなく、他の選手全員も俺にひれ伏すがいい」

【IC王座戦・TLCマッチ】セス・ロリンズ vs バロン・コービン

1週間前のRAWでコービンにレフェリー転向を命じられたヒース・スレイターが試合を裁く。そのスレイターにラダーを取って来させるなどパシリ扱いするコービン。

終盤、場外のテーブルにコービンを寝かせ、コーナー最上段からのスプラッシュを浴びせたロリンズに場内大熱狂。立てないコービンを尻目にラダーを登ってベルトを獲ろうとするロリンズをレフェリーのスレイターが阻止。ロリンズを場外に落とし、コービンに手を貸して登らせようとする。

しかし復活したロリンズがコービンを阻止。さらに言い訳するスレイターもキックで成敗。トドメのストンプでコービンを沈めた後、ロリンズはラダーを登る。

セス・ロリンズ ○ (ベルト獲得) ● バロン・コービン
※ロリンズは王座防衛に成功。

スポンサーリンク

WWE HOLIC
SNSで当サイトの記事更新情報を配信しています。 プロフィール】【Facebook
ページ上部へ戻る