PPV ロイヤルランブル 2019 試合結果【前編】
(更新日:2019年2月2日)
会場:アメリカ・アリゾナ州フェニックス、チェイス・フィールド
【US王座戦】ルセフ vs 中邑真輔(キックオフ・ショー)
終盤、ルセフの突進を中邑が逃げ、ルセフはエプロンにいた妻ラナに激突。ラナは場外に吹っ飛ばされ、足を押さえて悶絶。動揺するルセフの背後を中邑が襲う。
※後頭部へのキンシャサ。中邑が新王者に。
【SD女子王座戦】アスカ vs ベッキー・リンチ
※変形アスカロック。アスカは王座防衛に成功。
【SDタッグ王座戦】ザ・バー(シェイマス&セザーロ) vs ザ・ミズ&シェイン・マクマホン
終盤、シェインを狙ったシェイマスのブローグ・キックはミズの妨害により味方のセザーロに誤爆。動揺するシェイマスはミズのスカル・クラッシング・フィナーレで排除される。
※シューティングスター・プレス。ミズ&シェイン組が新王者に。
ミズとシェイマスはタッグ結成の布石となったミズの父(リングサイド最前列で観戦)と抱き合って王座奪取を喜ぶ。
【RAW女子王座戦】ロンダ・ラウジー vs サーシャ・バンクス
序盤、場外でロンダが狙ったエルボー攻撃はサーシャが逃げ、ロンダは右ヒジを鉄柱に誤爆。以降、ロンダは徹底して右腕を集中攻撃される。
※パイパーズ・ピット。ロンダは王座防衛に成功。
試合後、ダウンするサーシャに近寄ったロンダは何やら語りかける。静かに聞いていたサーシャ何度か頷き、悔しそうな表情でリングを降り、退場。
しかし再び戻ってきたサーシャ。ロンダと握手をした後、指を4本立てて不敵な笑み。
日本語実況チームのフナキは「フォーホース・ウィメンだ!」と(恒例の)勘違い。
女子30人出場ランブル・マッチ
NXTから昇格したレイシーの初試合。早速マイクでアピール。「今夜は私が歴史を作る。WWEの女子部門をクリーンにする」
ナタリヤが2人まとめてシャープ・シューター。レイシーは悶絶しながらタップ。しかしルールによりタップ無効。
※OTPはオーバー・ザ・トップロープの略です。以降同じ。
リングインしてニヤリと笑ったリヴはナタリヤに突進。しかしショルダースルーで切り返され、わずか数秒でリヴ脱落。
リングサイドをぐるぐる回りながら叫んで時間稼ぎのビリー。結局次の選手が入場するまでリングインせず。
半狂乱で花道を疾走したニッキー、不思議そうに眺めているビリーにタックルを食らわせてからリングイン。
ようやくリングインしたもののニッキーに襲撃され、悲鳴をあげていたパートナーのビリーを救出したペイトン。合体攻撃でニッキーをダウンさせてドヤ顔するも、直後にエンバーから攻撃される。
頭突きで選手たちを圧倒するタミーナに立ち向かうニッキー・クロス。日本語実況チームのフナキはニッキーを「キ⚫️ガイ」と差別用語を連発。
NXTの中国人レスラー、ザイアがPPV初登場。変速の蹴りで巨体を倒す。
サラに排除されかけたエンバー・ムーンは、頭から場外に落ちそうになりながらも両足をロープに引っ掛けて防ぐというコフィ・キングストンばりの曲芸を披露。
優勝候補のシャーロットが早くも13番手として登場。リング内の選手たちが一斉にシャーロットを排除しにかかるが、シャーロットは一人で次々と倒していく。
エプロンに座り込んでいたアイコニックスの2人をレイシーがまとめて蹴り落とす。
カイリの強烈なチョップ連打を怖い形相で受け続けたシャーロットはお返しの水平チョップ連打。耐えていたカイリも5発目で遂にダウン。しかし復活したカイリはサラ・ローガンにコーナー最上段からのインセイン・エルボーを見事に決め、観客からの大歓声を浴びる。
協力してサラを排除した2人。カイリがハイタッチしようと手を出すが、ナタリヤは構わずカイリの腹を蹴り飛ばす。
出産&育休を経て久々登場のマリア、リングインするなり睨み合いをしていたシャーロット&レイシーに突っ掛かり、2人から蹴られる。
ナオミが真っ先に攻撃したのは夫を色仕掛けで誘惑したマンディ・ローズ。
淫乱マンディを排除したナオミはエプロンでドヤ顔。しかしリング内からエンバーに蹴られ、さらに失格したマンディからパワーボムで排除されるも、ウラカン・ラナで防御。そのまま逆立ちして防護壁に逃れ、鉄階段に飛び移って失格を回避。場内大歓声。
しかしリングインしようとしたナオミの足を背後からマンディが引っ張って落とす。
NXTのキャンディスがPPV初登場。
リングインして次々と高い打点のドロップキックを選手たちに浴びせるアリシア。最後に食らいかけたマリアがアリシアに共闘を要請。アリシアも受諾し、ベテラン2人が若い娘たちに狙いを定める。
カイリを蹴り飛ばして上機嫌な2人。アリシアは自らの帽子をマリアにかぶせてあげる。大喜びのマリア。しかしアリシアが視線を逸らした隙に帽子を踏みつける。気付いたアリシアは半狂乱。
NXTのケイシーもPPV初登場。アメリカ版SASUKEの「ニンジャウォリアー」優勝経験があることを日本語実況チームのシュン山口が紹介するも、フナキは(いつもの通り)一切聞いておらず他の話を喋り続ける。
ルビーは失格したリヴとサラを伴って入場し、シャーロットの足を引っ張って場外に落とし、3人で集中攻撃。トップロープを超えていないのでシャーロットは失格にはならず、場外でダウンしながら一休み。
続いてアリシアの足も引っ張って落とすライオット・スクワッド。一方ゼリーナは自ら場外に降り、リング下に隠れんぼ。
人気者カイリを排除させてドヤ顔のルビー。自ら場外に降り、リヴ&サラと3人で失格したカイリをいたぶる。
第2回メイ・ヤング・クラシックで準優勝し、NXT入りしたイオが登場。親友コンビのカイリを救うためライオット・スクワッドの3人を次々と倒し、コーナー最上段から場外へのムーンサルトで大歓声を集める。
NXT・UK女子王座の初代王者となったリア・リプリーがPPV初登場。
デイナから排除されかけたケイシー。しかし両足ではなく背中で着地しており、後転から逆立ちに移行、最後は腹筋で鉄柱にしがみつき、見事に復帰。これまた場内大歓声。
そのままコーナー最上段からスプラッシュにいくケイシー。しかし巨漢のリアに捕獲される。
リング下に隠れ続けるゼリーナ、顔を出して失格のデイナを笑う。
そのゼリーナの横からもう1人、顔を出した人物はホーンスワグル。ビックリして逃げるゼリーナと、追うホーンスワグル。慌てたゼリーナはリングの中に逃げ込んでしまう。
脳しんとうによるドクターストップで長らく試合出場できなかったアレクサが久々の試合復帰。
キックオフ・ショーのUS王座戦で夫ルセフとの同士討ちによりエプロンから場外へと転落し、左足を負傷したラナは足を引きずりながら入場。しかしマトモに歩けず、途中でヒザをついてしまう。ドクターがラナに駆け寄る。
花道で苦悶しているラナを見たナイアは失笑した後、ラナの負傷した足を集中攻撃。
リングインしたナイアは他の選手を圧倒。コーナー最上段からのムーンサルト・アタックを狙ったイオも楽々とキャッチしてしまう。
場外に放り捨てられたイオは危険な体勢で落下し、足が不自然な角度で曲がってしまう。重傷でなければいいが…。
ミックスドマッチ・チャレンジで優勝し、シード権を獲得したカーメラがラストで登場。
いまだ花道でドクターやスタッフに囲まれているラナ。その花道にベッキー・リンチが現れ、スタッフに「ラナの代わりに出場させろ」「出場は30人だろ」と直訴。痛みで泣いているラナの横でしばらく考え込んでいたエージェントのフィンレー、結局ベッキーの出場を許可。ダメだろ(笑)
不敵に笑いながらリングインしたベッキーは、リング内で呆然としているナイアと久々の対面。「サバイバー・シリーズ」直前にナイアのパンチで顔面骨折&欠場させられたベッキーは報復のパンチ連打。
リングに残ったのは5名(ベッキー、シャーロット、ナイア、ベイリー、カーメラ)。
ベッキーに悪夢再来の顔面パンチを浴びせようとアピールするナイア。しかしノロノロしていたので他の選手たちから集中砲火を浴びる。
残るは3名。ベッキーとシャーロットは怖い顔をしながら殴り合いを開始。しかしナイアが2人まとめてタックル。2人分の体重を浴びせられたベッキーは場外に退避してダウン。
リングに残ったシャーロットとナイアが死闘。ヨレヨレになりながらもナイアを担ぎ上げたシャーロット、しかしエプロンまで運ぶのが精一杯。
なんとか難を逃れて安堵したナイア。しかし場外に退避していたベッキーが背後から足を引っ張る。
残るは宿敵同士の2人。リング内で目をカッと見開くシャーロット。不敵な笑みを浮かべながらリングに戻ろうとするベッキー。しかし失格したばかりのナイアが鉄階段を上っているベッキーを突き飛ばす。着地に失敗したベッキーは足を負傷。
リング下で苦痛に顔を歪めるベッキーを見て喜ぶシャーロットは優勝を確信。レフェリーに勝利の手を挙げさせるようリクエストし、ベッキーに背を向ける。それを見たベッキーは慌てて飛び込み、勝ち名乗りを妨害。「まだ出来る。私と闘え。レッスルマニアに行くのは私だ」とシャーロットを挑発。
怒ったシャーロットはベッキーの負傷した足にスピアーを浴びせ、集中攻撃。ロープにもたれて苦しむベッキーに向けてシャーロットはビッグブートで蹴落そうとする。しかしベッキーは回避。
※ベッキーがランブル戦優勝。レッスルマニアでの王座挑戦権を獲得。
優勝したベッキーはリング上で何度も「オーマイガー」と呟きながら恍惚の表情。