SMACKDOWN #1004:PPV直前の衝撃、ダニエル・ブライアンがWWE王座を奪取
(更新日:2018年11月24日)
AJは褒めたのに何故怒る
PPV「サバイバー・シリーズ」でブロック・レスナーと対戦するAJスタイルズ。ブランド対抗戦の頂上対決に向けてスタイルズがレスナーに宣戦布告している最中、レスナーの代理人であるポール・ヘイマンが登場。
「レスナーは君と闘いたがっている、と昨日のRAWで告げたが、その理由を説明しに来た」とヘイマン。「君は生粋のエンターテイナー。もうすぐダニエル・ブライアンと肩を並べられるようになる」
「俺は常にブライアンは尊敬してるが、彼には勝利した」とスタイルズ。
ここでブライアンが登場。
「何で俺の話が出てくる?」と不機嫌そうなブライアン。「確かに(2週間前の試合で)俺は負けた。弁解しない。あの時、試合前に『あんたを尊敬してる』と伝えたが、『あんたの顔をぶん殴りたい』とも言った。どっちも本気だった。次に理由なく俺の名前を出したら顔をぶん殴るぞ。じゃあな」
リングを下りようとするブライアンを引き止めるスタイルズ。「おいおい待てよ。名前を出したのはヘイマンだ。俺じゃない。2週間前の出来事をまだ怒ってるのか。これまでの相手で一番強かったのは誰かと人に聞かれて、ダニエル・ブライアンと答えるのもダメなのか」
また名前を呼ばれたブライアンはスタイルズの顔面に宣言通りのパンチを放つ。スタイルズも応じて乱闘となり、慌ててコミッショナーのシェイン・マクマホンやレフェリー陣が制止のため駆けつける。
その後、GMペイジのオフィスで激昂しながら口論するシェインとブライアン。「AJは日曜にレスナーと闘うんだぞ、気を使え!」というシェインに「知るか!奴は俺を侮辱した!」と怒鳴るブライアン。
そこへスタイルズも乗り込み挑発合戦。仲裁していたシェインもキレてしまい、「だったら今夜闘え!」と怒鳴る。
ジェフ・ハーディ vs アンドラデ・シエン・アルマス
※スワントーン・ボム。
ブライアン追放、ジェフがチームSD入り
ジェフ勝利の後、GMペイジにより「ブライアンはチームSDの男子チームメンバーから外れ、キャプテンも外れた」「代わりにジェフをメンバー入りさせる」と発表。
これを受け、ブライアンと共に共同キャプテンだったミズは、ブライアンが選出したレイ・ミステリオもメンバーから外すべきだと主張。
GMペイジは、ミズがミステリオとのシングル戦に勝利すれば外す、と条件付きで了承。
レイ・ミステリオ vs ザ・ミズ
※丸め込み。
ミステリオはチームSD残留決定。
元親友、束の間の和睦
前日のRAWで奇襲を仕掛けたSD女子チーム。しかしこの時の乱闘でベッキー・リンチがナイア・ジャックスのパンチを顔に喰らい、顔面骨折と脳しんとうの診断結果。「サバイバー・シリーズ」を欠場することになった。
リングに上がったチームSD・女子チームの中央でマイクを持ったベッキーが心境を語る。
「心底ムカついている。昨夜はいいパンチをもらった。欠場なんてあり得ないが、ドクターは出場許可を出してくれなかった」
「昨夜は興奮した。RAW女子の半分をぶちのめした。ロッカールームで私のアームバーを喰らってロンダ・ラウジーが悲鳴をあげたんだ。あれはサバイバー・シリーズの予告に過ぎない」
「顔面骨折してようがロンダを倒せる。ロンダ、あんたは人類最凶なんかじゃない。人類で最もラッキーな女ってだけだ」
「今から私の代役を選ぶ」と言ったベッキーは、リング上にいる女子選手を1人ずつ眺めて回る。それぞれ「私を選べ」とアピールする女子選手。
全員を見て回ったベッキーはシャーロット・フレアーの前にツカツカと歩み寄る。「お前が私の代わりに闘え。お前ならタップを奪える」
自ら握手を求めるベッキー。応じたシャーロットは手を握り返す。ベッキーはシャーロットを熱くハグし、耳元で何やら呟く。
ベッキーは一人でリングを下り、シャーロットは他の女子選手たちに囲まれ、激励される。
【6人タッグ戦】ニュー・デイ vs ザ・バー&ビッグ・ショー
※KOパンチ。
【WWEヘビー級王座戦】AJスタイルズ vs ダニエル・ブライアン
※(急所蹴りからの)ランニング・ニー。ブライアンが新王者に。
PPV「サバイバー・シリーズ」の王者対決はレスナーvsブライアンにカード変更。