PPV サバイバー・シリーズ 2018 試合結果【前編】
(更新日:2018年11月26日)
会場:アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス、ステイプルズ・センター
試合開始1時間前のクビ宣告
控室に集結したRAWの女子チーム。試合出場はしないがキャプテンを務めるアレクサ・ブリスがメンバーを鼓舞。「前回RAWでのSD勢乱入は許さない。今日は絶対に勝つよ。勝つだけではない、SDの奴ら全員に恥をかかせてやる」
「私に殴られて顔を骨折したベッキーみたいにってことだね」と笑うナイア・ジャックス。
「ところでナティ、お父さんのサングラスの件で泣くのはもう終わったのかい?」とナタリヤを小馬鹿にするルビー・ライオット。ギャハハと笑うライオット・スクワッドの面々。
怒ったナタリヤがルビーに突進して乱闘発生。全員が2人を引き離す。
キャプテンのアレクサが2人の間に割って入り、冷静にひと言。「ルビーとナティ、あんたたち2人はクビよ」
どうしても女子の試合に出たい
一方のSMACKDOWN女子チーム。あと1名が決まらないまま控室に集結したメンバーを前に新キャプテンのナオミが熱弁。「シャーロットはロンダとの試合が決まった。我々はRAWよりも団結しなければならない。つまり、新メンバーは歓迎しないといけないわよ」
ここでなぜかR・トゥルースがニコニコしながら登場。「本当にありがとう。選んでもらって光栄だ」
「あなた女性じゃないでしょ」と的確なツッコミを入れるナオミ。「5人目のメンバーを紹介するわ。マンディ・ローズよ」
「とても嬉しいわ」と言いながらやって来るマンディ。不服そうな表情のアスカ。
態度のデカいマンディに「謝罪とかないわけ?」とカーメラも不満。「みんな落ち着こう。マンディにチャンスをあげようよ」と仲裁したソーニャ・デビルにもイヤミを言うマンディ。
「みんな、一致団結するのよ。SMACKDOWNの女子がWWE最強だと証明するわよ!」とナオミが音頭を取り、皆で手を合わせる。マンディも気乗りしない表情ながら手を合わせる。
一番上に手を置いたトゥルースが「スマックダウン女子!」と掛け声。大喜びで爆笑するカーメラ。
【10対10エリミネーション・タッグマッチ】チームRAW vs チームSMACKDOWN
出場チームは以下の通り。
◆ボビー・ルード&チャド・ゲイブル ※キャプテン
◆Bチーム(カーティス・アクセル&ボー・ダラス)
◆ジ・アセンション(ビクター&コナー)
◆ルチャ・ハウス・パーティ(カリスト&リンセ・ドラド)
◆リバイバル(ダッシュ・ワイルダー&スコット・ドーソン)
◆ウーソズ(ジミー・ウーソ&ジェイ・ウーソ) ※キャプテン
◆ニュー・デイ(ビッグ・E&エグザビア・ウッズ)
◆コロンズ(プリモ&エピコ)
◆ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン
◆サニティ(エリック・ヤング&キリアン・デイン)
※シャッター・マシン。コロンズ脱落。
※RAW 5 − 4 SD
試合中、着地に失敗したカリストが脚を負傷したため(明らかに本当の怪我ではなくストーリー上)、ユニットメンバーであるグラン・メタリックが勝手にメンバー交代。
※丸め込み。Bチーム脱落。
※RAW 4 − 4 SD
※ムーンサルト&ネックブリーカー。サニティ脱落。
※RAW 4 − 3 SD
※合体ボディープレス。アセンション脱落。
※RAW 3 − 3 SD
※セントーン・ボム。ギャローズ組脱落。
※RAW 3 − 2 SD
※サモアン・ドロップ。ルチャ・ハウス・パーティ脱落。
※RAW 2 − 2 SD
※アップアップ・ダウンダウン。ルード組脱落。
※RAW 1 − 2 SD
※シャッター・マシーン。ニュー・デイ脱落。
※RAW 1 − 1 SD
※スプラッシュ。ウーソズ勝ち残りでSDが勝利。
補充された2名は他のメンバーに恨みあり
RAW女子チームの控室。ナタリヤとルビー・ライオットをチームから追い出したキャプテンのアレクサは、新たなメンバーとしてサーシャ・バンクスとベイリーの2人を選出。2人は5日前、最後のメンバー入りをかけて対戦させられたにもかかわらず、ナイアたちヒール勢に試合を潰されて選出されずバカを見た、という経緯がある。
他の3名のことは気に入らないけど、一線を超えたSD勢の襲撃は許せない、と納得いかないながらもチーム入りを承諾するサーシャ&ベイリー。
「オッケー、私たちがチームRAWよ!」と団結を呼びかけるアレクサ。頷く5人の女性選手。
【女子5対5 エリミネーション・マッチ】チームRAW vs チームSMACKDOWN
◆ナイア・ジャックス
◆タミーナ
◆ミッキー・ジェームズ
◆サーシャ・バンクス
◆ベイリー
◆アレクサ・ブリス ※キャプテン(試合には出場せず)
◆ナオミ ※キャプテン
◆アスカ
◆カーメラ
◆ソーニャ・デビル
◆マンディ・ローズ
ミッキーが要求したハグをベイリーが突っぱねるなど、団結できていないチームRAW。一方のチームSDは5人が手を合わせて団結。
※スーパーキック。※RAW 5 − 4 SD
※丸め込み。※RAW 4 − 4 SD
タミーナの背後をついた丸め込みで勝利したカーメラは、ご機嫌になりながらダンス・ブレイクを要求し、音楽に合わせて踊り狂う…はずが途中で音楽を切られ、背後にナイアの殺気を感じて固まる。
※横取りフォール。※RAW 3 − 4 SD
ソーニャがミッキーにヒザ蹴りを決めたが、直前にタッチしていたマンディが横取りフォール。またも元パートナーにしてやられたソーニャは不満顔。
※ベイリー・トゥ・ベリー。※RAW 3 − 3 SD
※バンク・ステートメント。 ※RAW 3 − 2 SD
人気者ベッキーを骨折・欠場させたナイアはカットに入ってくるだけで特大ブーイングを浴びる。
※RAW 2 − 1 SD
サーシャに敵対心むき出しのアスカは、SDの青いシャツを何度も指差しながら関西弁で怒鳴りまくる。
ダブルニーを喰らってダウンしたアスカにフロッグ・スプラッシュを狙ってコーナーに上るサーシャ。しかし味方のナイアがサーシャを突き落とす。
※アスカ・ロック。 ※RAW 1 − 1 SD
※サモアン・ドロップ。1人残りでRAWが勝利。
ステフ、否定せず
女子部門はRAWが勝利し、バックステージでモニター観戦していたステファニー・マクマホンとバロン・コービンはご満悦。
「今夜はRAWの勝利を保証する」と臨時GMコービンが宣言すると、SDのシェイン・マクマホンとペイジが入ってくる。「私はSDの勝利を保証するわよ」とペイジ。
「ワールドカップ・トーナメントのトロフィーは盗んでいったけど、今夜の勝利は盗めないわよ」と兄シェインを挑発するステフ。
「シェインは過大評価されてるだけだ」とコービンも続く。「AJスタイルズとベッキー・リンチはどうしたんだ? 管理できてないんじゃないのか?」
「SDは団結しているし、今夜は勝つ」とシェイン。「そして俺たちSDが勝ったら、俺の妹がお前を解雇するだろうさ」
コービンに言い放ってから去っていくシェインとペイジ。慌てるコービンをジィーーっと見つめるステフ。コービンさらに慌てる。