SMACKDOWN #1005:「67%世界最強の男」ミズ、名も知らぬ男に敗れて赤っ恥

(更新日:2018年11月29日)

「飲んだら乗るな」「ビビるなら行くな」

PPV「サバイバー・シリーズ」のブランド対抗戦で、チームRAWに1勝も出来ず全敗したチームSMACKDOWN(キックオフ・ショーのタッグ対抗戦を除く)。

大会後、コミッショナーのシェイン・マクマホンはツイッターで「今夜は我々の日ではなかった。明日から切り替える」「しかし次のSDでは何かを変えなければならない」と投稿。

オープニングは、サバイバー・シリーズでブチ切れてしまい、ロンダ・ラウジーに試合後狂乱の凶器攻撃を浴びせ続けたシャーロット・フレアーが登場。

「ロンダに謝る気はないわよ」「ベッキーに使命を託され、私はその使命を果たした」とシャーロット。「ロンダは女王の前にひれ伏したのよ」

ここでGMのペイジが登場。「ロンダに謝る必要はない。あんたの試合は楽しかったよ。でもロンダは昨日のRAWであんたに復讐すると言ってた」

「またイスで頭を挟んで何度でもストンピングしてやるわ」と笑うシャーロット。「誰も私は止められない」

「確かに誰も止められないね」とペイジ。「PPVであんたは(制止に来た)5人のレフェリーにも手を出した(「邪魔したからよ」とシャーロット)。邪魔されてカッとなったのは分かるけど、レフェリーを襲撃するのはどういう状況であれ許されない。だからSDのGMとして罰金10万ドルの処分とする

高額の罰金にシャーロットが苦笑しているところで、アイコニックスの2人(ペイトン・ロイス&ビリー・ケイ)が登場。魂が抜けたようにボーっと突っ立つペイトンを指差し「どうしたの? 放心状態じゃないの。フランケンシュタイン? あー、それPPVでのシャーロットね!」とからかうビリー。(シャーロット本人は苦笑)

「私たちが助けてあげるから10万ドルちょうだい!」とからかうアイコニックスに対し、「次のロンダになりたいのはどっち?」と脅すシャーロット。

急に顔が引きつるアイコニックス。

シャーロット・フレアー vs ビリー・ケイ

シャーロット・フレアー ○ (フォール) ● ビリー・ケイ
※ナチュラル・セレクション。

試合後、マイクを取ったシャーロット。「どちらか1人が『次のロンダ』と言ったけど、そこにいるペイトン、闘いましょうか」

試合に敗れたビリーの介抱をしていたペイトン、「何言ってるの?」

ダウンしたままのビリーは「行け!」の合図。ペイトンいやがる。

シャーロット・フレアー vs ペイトン・ロイス

シャーロット・フレアー ○ (反則) ● ペイトン・ロイス
※ビリー・ケイの乱入。

試合後、2人がかりで攻撃するアイコニックス。しかしシャーロットが再びブチ切れして狂乱の大暴れ。

シェインの心は傾くのか

ミズのトークコーナー「ミズTV」。この日のゲストはコミッショナーのシェイン・マクマホン。

かつて対立していた両者、しかしPPV「クラウン・ジュエル」のワールドカップ・トーナメント決勝でミズが負傷した際にシェインが代役を買って出て以降、チャンスを横取りされて怒るどころか、シェインを絶賛し始めたミズは、この日もシェインを褒めまくる。

「俺たちはSDの要だ」とミズ。「サバイバー・シリーズでも共に最後まで闘った。俺たちはコーナー最上段から実況席にダイブもしたし、コースト・トゥ・コーストを2発も出したんだ!」

「いま『俺たち』と言ったが、飛んだのは俺だよ」とシェイン。

「俺たちはチームなんだ」とミズ。「トーナメント優勝者、世界一の称号を得たあんたも時には激励が必要だろ?」

「ところで、トークショーなのに俺への質問はないのか?」とシェイン。

「ああ、そうだな、質問は1つだけある。緊張してきた」と息を吐くミズ。「俺は3分の2世界一で、あんたは3分の1世界一。俺とあんたでタッグチームを組まないか? 世界最高のタッグチームだぞ」

シェイン・マクマホン&ミズ vs 地元の知らない奴ら

地元の知らない奴 ○ (フォール) ● ザ・ミズ
※丸め込み。

無名の男を相手に圧倒的強さを示したミズはトドメをシェインに譲ろうとする。しかしシェインは遠慮し、「いいのか? 俺が決めていいんだな?」と喜んだミズは振り向いた直後に丸め込まれる。

シェインにも呆れられ、赤っ恥をかいたミズはションボリ。

【6人タッグ・感謝祭マッチ】ニュー・デイ vs ザ・バー&ビッグ・ショー

ビッグ・E ○ (フォール) ● シェイマス
※七面鳥パンチ。

WWE昇格1周年

マンディ・ローズとソーニャ・デビル、元アブソリューションの2人にバックステージでインタビュー。

NXTからRAWに昇格して1周年を迎えた感想を問われ「とてもクレイジーな1年だったわ」とマンディ。「タフ・イナフのオーディションから始まり、NXT、RAW、そして今はSD、親友のソーニャとは移動も一緒、ホテルでも一緒の部屋、それから」

マンディの話を遮るソーニャ、「1年前はマンディを信頼してた、でも今は違う」と言ってから去る。

「あらあら、1周年を祝うはずだったのにね」とマンディ。「とにかくまだ始まったばかりよ」

アスカ&ナオミ vs マンディ・ローズ&ソーニャ・デビル

アスカ ○ (タップ) ● ソーニャ・デビル
※アスカ・ロック。

またイエス・ロックをノー・ロックと呼ばせるのだろうか

ダニエル・ブライアンがリングに登場。

「ブライアンの夢が気付かせた」と語り始めるブライアン。「もう観客の声援など必要ない」「ブロック・レスナーに勝つ必要もないと夢が告げた」「レスナーが俺の心の中の弱さを叩き潰してくれた」

「観客に愛されていた『古いブライアン』、奴は死んだ。イエス・ムーブメントも死んだ。ここに残っているのは『WWE王者、新生ダニエル・ブライアン』だけだ。大事なことは1つ。何があろうとも、夢は決してあきらめてはいけないんだ」

リングアナを脅し、「新生ダニエル・ブライアンです!」とコールさせてご満悦のブライアン。

レイ・ミステリオ vs ランディ・オートン

ランディ・オートン ○ (フォール) ● レイ・ミステリオ
※RKO。
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