SMACKDOWN #1011:1年ぶり復帰のジョン・シナを食ったベッキー・リンチの人気

(更新日:2019年1月10日)

新年最初の大騒ぎ

2019年最初のSDはニュー・デイの登場で幕開け。まずは「俺たち全員、ランブル戦に出場するぞ」と発表。

「次にツラい発表がある」と神妙な表情のウッズ。「医者から宣告されたんだ。もうパンケーキを食ってはダメだってな。次からは新鮮なレタスをみんなに配るよ」

「今夜はWWE王座の挑戦者を決めるフェイタル5ウェイ戦があるぞ。5人目候補の1人はサモア・ジョー、もう1人は誰だっけ?」

ニュー・デイがスッとぼけてる間に、ジェフ・ハーディが登場。

ジェフ・ハーディ vs サモア・ジョー

サモア・ジョー ○ (レフェリーストップ) ● ジェフ・ハーディ
※コキーナ・クラッチ。ジョーは5ウェイ戦出場決定。

AJはシェイン襲撃の前科あり

バックステージのオフィスで語り合っているビンス・マクマホン会長とシェイン・マクマホンの親子。そこへAJスタイルズが入ってくる。

「先週の件は謝罪しないぞ。あんたは意図的に俺を挑発したんだ」とビンスを指差すスタイルズ。「真の姿を見たいなら、ここで再び見せようか?」

イスから立ち上がり、スタイルズをキッと睨むシェイン。それを制するビンス。スタイルズは部屋を出て行く。

「彼の真の姿を見たいのか?」と父に問うシェイン。

「もちろんだ」と答えるビンス。

「後悔するなよ」と告げるシェイン。

過去2度の王者時代と大違い

前回SDで中邑真輔に勝利し、新US王者となったルセフがラナと共に登場。リング上でインタビューを受ける。

「先週、あなたの誕生日でもあるクリスマスにUS王者となりましたね」と言われ、「人生最高のルセフ・デイが来た」と笑顔のルセフ。場内から大きな「ルセフ・デイ!」チャント。

「俺は中邑とは違い、王座に誇りを持つ。アメリカ合衆国に忠誠を誓う」と、以前の反米キャラがウソのようにUSAを連呼するルセフ。しかし背後から前王者の中邑に襲撃される。

コーナーでボコボコにされている夫ルセフを救おうと、妻ラナが果敢に中邑へ体当たりし、背中に乗って妨害。ラナを背に乗せてフラフラと立ち上がった中邑にルセフが強烈なマチカ・キック。勢いで中邑は倒れ、背に乗っていたラナが下敷きとなる。

ダウンするラナを心配して介抱しようとするルセフ。しかし中邑が蹴りを浴びせ、最後はキンシャサでトドメ。

ナオミ vs ソーニャ・デビル

前回SDで、試合後のジミー・ウーソをマンディ・ローズが誘惑しようとし、妻のナオミが激怒。抗争が勃発している。

ソーニャのセコンドについたマンディが上に着ていたコスチュームを脱ぐと、その下にはウーソズのTシャツ。ナオミは再び激怒。

終盤、ナオミが優勢となったところでマンディが場外からマイクを持って喋り始める。「試合の準備をしながら、ずっとあなたの夫のことを考えてたわ。だからこれをジミーに送ったの」

スクリーンに映し出されたのは、バスローブ1枚でエロい姿のマンディ。ナオミはポカーン。

ソーニャ・デビル ○ (フォール) ● ナオミ
※技名不明。

エース改め「超雄」

映画俳優としての活動を軌道に乗せたジョン・シナが約1年ぶりとなるSD登場。変な髪型でリングイン。

「正月は1年を振り返るのに良い機会だ。レッスルマニアは自費で参加し、試合前にビールを飲み過ぎて失敗した。絵本も執筆した。中国での半年間は最高だったし、この髪型も良いと思ってる。出演した映画『バンブルビー』も高評価だ」

「みんなに1つ聞きたい。なぜ俺はここにいるんだ? ここにいる理由が見つからん。でもSDなら30秒もすれば誰かスターが現れて俺にこう言うのさ。『ヨボヨボでパートタイマーで映画スター気取りのお前は、さっさと髪を切ってWWEから去れ。ニッキー・ベラもお前から去っただろ』ってな」

リクエストに応えて登場したのはベッキー・リンチ。相変わらず大人気なベッキーは観客の声援に応えてからシナの前に立つ。

「男が出てくると思ったら『超雄』の私が出てきて、どんな気分だい?」とベッキー。シナは苦笑い。

※これまで J SPORTSの日本語字幕版ではベッキーの「The Man」をセス・ロリンズの時と同様に「エース」と翻訳していましたが、今回放送分から翻訳を「超雄」と変更していたため、当サイトも準じることにします。

「古巣に戻った? そんな単純じゃねえんだ」とベッキー。「去年はポスターに載るためシャーロットを蹴落とした。あんたも同じ運命なんだよ。この16年間あんたはずっとWWEの広告塔だった。それは過去のこと。誰かが継がなければならない。みんな分かってるのさ、私しかいないってね。あんたを厄介払いしたい女はニッキー・ベラだけじゃないんだよ」

シナが苦笑いしているところで、アンドラデ・シエン・アルマスとゼリーナ・ベガが登場。

「あんた達2人の共通点は『元』王者ってことね」とゼリーナ。「マクマホン一家はWWEを新しくすると宣言したけど、新年最初に私が見たのはシナの古臭い顔。あとベッキーの場合は破壊された顔ね。デコボコしてるけどまだ完治してないんでしょ」

ベッキーも苦笑い。

「さっさとリングに上がれ。俺の流儀を教えてやる。そこの小僧の歯は彼女が折ってくれるさ」とシナ。「超雄の彼女と闘う気分を味わいたい。タッグ戦だ」

【混合タッグ戦】シナ&ベッキー vs アルマス&ゼリーナ

ベッキー・リンチ ○ (タップ) ● ゼリーナ・ベガ
※ディスアーマー。

「俺はゴールドバーグか?」

オフィスでスタッフに指示を与えているシェイン。そこへミズがやって来る。

「チャンスを与えてくれて感謝している」とミズ。「先週は素直にぶっちゃけ過ぎた。あんたを困らせたかい?」

「いや、お前の言葉は心に響いたよ」とシェイン。「だが俺は忙しい。仕事もたくさんあるんだ」

「おいおい、タッグ結成を取り消すのか?」と慌てるミズ。「マクマホン家の約束は絶対だろ」

「そうだ、だから取り消しはしない」とシェイン。

ホッとしたミズはスケッチブックを持ってくる。描かれていたのはミズのコスチュームを着たシェインの絵の数々。

どれも気に入らないシェイン。

2019年、どこまで英語が上達するか

SD女子王座のベルトを見ながらニコニコしている王者アスカ。そこへトリプルHが祝福のためやって来る。

「最近はずっと調子がいいな。次の挑戦者として誰が良いと思う?」

「誰でも構わない。なぜなら誰もアスカを止められない!」とご機嫌のアスカ。

「それ好きだぞ」とHHHが喜んでいるところへシャーロット・フレアーが出現。

「ロンダのせいで王者になり損ねた。私が挑戦者になるべきよ」とHHHに直訴するシャーロット。

続いてカーメラも登場。「私は130日間も王者だったし、アスカもシャーロットも2回倒した。挑戦者は私こそふさわしい」

「あんたはどこかで踊ってなさいよ」とシャーロットがケンカを売ったところで、今度はベッキー・リンチが登場。「世間知らずのお前たちは好きに言ってろ。選択肢は1つだけだ。私がアスカと対戦する」

「まあ待て」と殺気立った雰囲気を察するHHH。「みんなの気持ちは分かった。上層部で協議してみるよ」

王座挑戦者決定フェイタル5ウェイ・マッチ

出場したのは、AJスタイルズ、レイ・ミステリオ、ムスタファ・アリ、ランディ・オートン、サモア・ジョーの5名。

AJスタイルズ ○ (フォール) ● ランディ・オートン
※450スプラッシュ。スタイルズが王座挑戦権を獲得。
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