SMACKDOWN #1012:ミズ&シェインの世界最高ファザコンチーム、タッグ王座挑戦決定

(更新日:2019年1月16日)

ファンの罵声も何のその

会場ロビーでファンが囲む中、演説しているダニエル・ブライアン。売店で販売されている飲食物をゴミと称し、これを食べるのは人生が虚しいからだ、それはAJスタイルズを応援する心理と同じだ、と謎理論。

さらにグッズ売り場で自分のイエスTシャツがないことを確認し、「イエス・ムーブメントは俺が殺した」と解説。AJスタイルズのグッズを手にして「地球を汚すプラスチック製の不要なゴミだ」と言いがかり。

観客席に移動したブライアンはマイクを持ち、「俺は世の中を良くしている。お前らファンも変われ。弱きお前らは変化しろ」と上から目線。

ファンを罵倒しながら演説を続けていたブライアン、しかしリングサイドでR・トゥルースに襲撃される。

R・トゥルース vs ダニエル・ブライアン

ダニエル・ブライアン ○ (フォール) ● R・トゥルース
※ランニング・ニー。

ブライアンは退場時、獣と化したAJスタイルズに襲撃される。

ミステリオ&アリ vs ジョー&アルマス

アンドラデ・シエン・アルマス ○ (フォール) ● レイ・ミステリオ
※ハンマーロックDDT。

派手コスチューム断固拒否

シェイン・マクマホンのオフィスにミズが入ってくる。「ウーソズをタッグ王者と闘わせるらしいじゃないか。王座挑戦チームとしてふさわしいのは世界最高タッグの俺たちだ!」

「俺たちは王座戦線から程遠い位置だよ」とシェイン。

「マクマホン家の人間なんだから、タイトル戦を組んでしまえよ」と色目を使うミズ。

「よくある近道ってやつか」とシェイン。「お前と組むのはとても嬉しいが、タッグ王座獲得のために権力は使わない。自分たちの課題に取り組むべきだ。いいか?」

「分かった」とミズ。「ところで衣装の件は考えてくれたか? 白なんてどうだ? 最高だぞ?」

「おおー白か、いいね、ちょっと電話が」とまた逃げていくシェイン。

しっかり英語で演じてるからエライ

ルセフがリングに登場。妻のラナは不在。

「先週、俺の愛するラナは負傷した。中邑真輔は自分勝手すぎる。今夜の俺はUS王者でもない、ブルガリアの野人でもない、ただの夫だ」と薬指にはめた結婚指輪を見せるルセフ。

「中邑は俺を襲いたいのなら襲えばいい。しかし妻を傷つけるのは許さない。中邑を破壊してやる。今すぐ出てこい」

「呼びかけに応じ、中邑はスクリーンに映る。「妻の負傷を俺のせいにするな。俺は今、何も悪くないことを証明するため中継車にいる。悪いのはお前だ。自分の目で確かめろ」

前回SDで中邑がルセフを襲撃した場面のリプレイ映像。中邑の背中にラナが飛び乗った状態で、その中邑にルセフが蹴りを浴びせ、中邑とラナがリングに倒れるシーンが何度もリプレイされる。

「お前がラナを破壊したんだ」とルセフを責める中邑。

「お前が来ないなら俺がそっちに行く」と告げたルセフはリングを降りて駐車場へ直行。

その途中、バックステージで待ち構えていた中邑に今週も襲撃される。「お前のすることはお見通しだ!」とルセフを罵倒した後、キンシャサを炸裂させてニヤニヤしながら去っていく中邑。

ウーソズ vs ザ・バー

終盤、ウーソズ優勢のところでバスローブ姿のマンディ・ローズが登場。「ジミー、お願いがあるの。私が気になるんでしょ? ゴールドのショーツとトップスをあなたの部屋に忘れちゃったみたい」

エプロンで「はあ?」と呟くジミー・ウーソはシェイマスにタックルされて場外に転落。

セザーロ ○ (フォール) ● ジェイ・ウーソ
※ニュートラライザー。

試合後、ミズが登場して勝利したバーを祝福。「お前たちはSDタッグ部門の頂点にいる。1組を除いてな。お前たちに最高のチャンスを与えよう。ロイヤルランブルでお前たちは世界最高タッグチームと闘うのだ!」

ミズの持っていたマイクを奪い取るセザーロ。「俺たちと闘いたいか。試合経験も協調性もなく機能不全に陥ってる、しかもファザコンのお前らが俺たちと闘いたいだと? 相棒に相談してみるとしよう」

隣りにいたシェイマスがミズにブローグ・キックを放つ。

失神したミズに「受けてやる」と告げてマイクを放るセザーロ。

男は鈍い

バックステージを歩くソーニャ・デビルとバスローブ姿のマンディ。マンディがバスローブを取ると、しっかりゴールドのコスチュームを着ている。ニヤリと笑うマンディとソーニャ。

そこへナオミが現れ、マンディを襲撃。止めようとしたソーニャを壁に叩きつけ、マンディにパンチの嵐。しかし起こったソーニャに腹部を蹴られてダウン。

そこへ夫のジミー・ウーソが駆けつける。「おいおい何事だよ」

去っていくマンディ&ソーニャと、苦しむ妻ナオミを交互に眺めるジミー。「どこか痛めたか? 悪い奴らだな」

新生vs野獣化

帰り支度をしてバックステージを歩くダニエル・ブライアンにインタビュー。「今夜はヒドい目にあいましたね」

「最悪の一夜だ」とブライアン。「無知で無能な男のせいでTシャツが汚れた(それはあんたがやったこと)」

「いえ、AJスタイルズについてです」との質問に「AJか。奴は背後から俺を襲った。なぜ俺を襲う? 世の中を良くしたからか? 低脳な奴らを教育しようとしたからか? それとも俺が王者だからか? 理由などどうでもいい。奴の行動は残虐か? 俺の残虐性とは比較にならん! 俺の本当の恐ろしさを奴はPPVで知る。俺は永遠にWWE王者だ」

父親というワードに弱い

オフィスでシェイマスに蹴られた顔面をさするミズと、それを見つめるシェイン。

「信じられん」と呟くシェインに「分かってるよ」と答えるミズ。「ロイヤルランブルでタッグ王座に挑めるんだ。あんたの計画通りだろ」

「俺の計画ではない」と反論するシェイン。

「自分たちの課題に取り組むべきだとあんたは言ったじゃないか」とミズ。

「勘違いするな」と目をむくシェイン。「共闘できるように練習すべきだという意味だ。

「俺は準備万端だし自信もある」とミズ。「自分たちを試したいのなら、バーに挑戦するのが最適だろ。俺自身のためじゃない、親父のために闘いたい。自分の番を待ってるだけでは成功など出来ないぞ」

「俺のやり方ではない」とシェイン。少し考えた後、ミズに問う。「勝てると思ってるのか?」

「絶対に勝てる」と断言するミズ。

「じゃあやろう」と微笑んだシェイン、ミズとグータッチ。

【王座挑戦者決定トリプルスレット・マッチ】ベッキー・リンチ vs シャーロット・フレアー vs カーメラ

ベッキー・リンチ ○ (タップ) ● カーメラ
※ディスアーマー。ベッキーが王座挑戦権を獲得。

試合後、SD女子王者アスカが登場。ベッキーの前でベルトを誇示し、「これはワテのもんじゃーこらー!」「お前は無理じゃ!」と日本語で挑発。

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