SMACKDOWN #819:ロリンズ、元チームメイトの二人に狙われる

(更新日:2015年6月1日)

会場:イリノイ州モリーン

オープニングは最近定番の権力者チーム内輪もめ

控室でいつものように口論するロリンズとケイン。前回RAWで試合をぶち壊した張本人だと非難するロリンズに対し、お前こそ2回も俺を攻撃したと反論するケイン。

あんたのせいで次回PPVの相手がオートンとレインズの二人になってしまったじゃないか、と怒るロリンズ。あんたは運営部長のくせして団体と俺に対して不利益なことばかりしている。俺に嫉妬してるんだろ。あんたが到底できない偉業を俺はやってのけたんだからな。落ちぶれていく自分と比べて悔しいんだろ。

俺の任務の一つはお前の教育だ、とケイン。お前には王者の品格が足りん。腹立たしいがお前を一人前にしなきゃならん。先週実現しなかった試合を今夜こそ闘ってもらうぞ。相手はアンブローズだ。動揺するロリンズ、あんたは20年前の化石だ、と言い放ってから去る。

レインズの話を遮るケイン

レインズが登場。シールドも、そして祭典での王座戦も、ロリンズ一人に潰された。祭典以来、血がにじむ思いで闘ってきた。次回PPVの三つ巴戦では今まで以上の激闘を見せてやる。

ここでケインが登場。無言でスーツとシャツを脱ぎ、レフェリーを呼び込んで試合開始を要請する。

レインズvsケイン

ロマン・レインズ ○ (リングアウト) ● ケイン
※スピアーを直前で逃げ、そのまま退場。

ロリンズ強がる

レインズとケインの試合を控室でモニター観戦していたロリンズにインタビュー。試合の感想を聞かれ、「想像どおりの結末だな。ケインと俺とでは持ってるものに雲泥の差がある。何より俺は試合を途中で投げたりしない。自分の力で勝利をつかんでいる。次回PPVでは俺一人でオートンとレインズをボコボコにしてやる。助けなんかいらない。ファンの応援も、権力者の後ろ盾も不要だ。ついでに護衛の助けも必要ない。俺1人で十分だ。俺は今やWWEのエースだからな。

不要と言われ不満顔のJ&J。

サンドウvsアクセル

先に登場したサンドウ、リングアナのコールをモノマネ。体重だけ公称ではなく本当の体重をコールし観客を笑わせる。続くアクセルの入場でもリングアナの紹介を復唱するサンドウ。「ミネアポリスの田舎出身」「残念な内股男」など余計な補足でアクセルを呆然とさせる。

ダミアン・サンドウ ○ (フォール) ● カーティス・アクセル
※ユー・アー・ウェルカム。

バックステージ

ライバックにインタビュー。前回RAWでワイアットに襲撃された理由について聞かれ、「それは分からん。ただ奴は手に負えない相手に手を出した。かつての手下ハーパーを破壊してやる」

ライバックvsハーパー

ライバック ○ (フォール) ● ルーク・ハーパー
※シェルショック。

試合後、場内が暗転してまたもワイアット出現。ライバックにシスター・アビゲイルを浴びせる。

タッグ王座戦 ニュー・デイvsセザーロ&キッド

タイソン・キッド ○ (反則) ● ビッグ・E
※ウッズ乱入。ニュー・デイは王座防衛。

試合後、ブーイングすら発生しない不人気チームになっちゃったニュー・デイ。

ニッキーvsキャメロン

ニッキー・ベラ ○ (フォール) ● キャメロン
※ラック・アタック。

アンブローズ、バカと言われて喜ぶ

アンブローズの控室にロリンズとJ&Jがやってくる。まあそう身構えるなよ、とアンブローズをなだめるロリンズ。俺たちにはいろいろあったが、今夜の試合は辞退してもらえないか。次回PPVで大一番があるからな。この試合はケインが腹いせで組んだんだ。HHHが知ったら激怒して関与した者を処分するぞ。お前も罰せられる。自分のためにも辞退してくれ。

「乗った」とアンブローズ同意。良かった、お前なら分かってくれると思ったよ、と笑顔のロリンズに、お前を倒す、と続けるアンブローズ。いま乗ったと言っただろ、と慌てるロリンズに、ケインの腹いせに乗ったんだよ、と説明するアンブローズ。相変わらずの大バカ者だなと言われ、バカは生まれつきだ、今夜はお前を殴れるからな、と嬉しそうなアンブローズ。

キング・オブ・ザ・リング結果発表

前回RAWで1回戦が行われたトーナメント「キング・オブ・ザ・リング」は準決勝以降をWWEネットワークで配信(日本未放送)。

準決勝第1試合、ネヴィルvsシェイマスは試合終盤でジグラーが前回RAWのお返し乱入でシェイマスを動揺させ、レッド・アローでネヴィルが大金星。第2試合、トゥルースvsバレットはブル・ハンマーでバレット勝利。

決勝戦、ネヴィルvsバレットはブル・ハンマーでバレット優勝。2015年キングを襲名。

アンブローズvsロリンズ

試合途中でケインが入場し、ロリンズのセコンドにつく。

終盤、アンブローズがトリッキーな動きでロリンズとケインを何度も激突させる。反撃したロリンズがケインの身を案じて近寄るが、キレちゃったケインがロリンズにチョークスラムを見舞おうとする。レフェリーの制止で未遂に終わるが、そのレフェリーさえも脅す制御不能のケイン。

セス・ロリンズ ○ (フォール) ● ディーン・アンブローズ
※変形フェイスバスター。

試合後、怒りの形相でリングインするケイン。怯えたロリンズは後ずさりするが、ケインはアンブローズを襲撃。

ここでレインズが登場し、ケインとJ&Jを襲撃。アンブローズも加勢してリング上の権力者チームを蹴散らす。一人だけ逃亡したロリンズ、それでも強がってベルトを掲げて誇示。

スポンサーリンク

WWE HOLIC
SNSで当サイトの記事更新情報を配信しています。 プロフィール】【Facebook
ページ上部へ戻る