SMACKDOWN #840:ケイン怒りの炎が今夜もロリンズを惑わせる
(更新日:2015年10月31日)
会場:テキサス州コーパスクリスティ
素なのか演技なのか見抜けないロリンズの動揺
オープニングはケインが登場。怪我が治り、運営部長として仕事に復帰したことを宣言した後、今夜の対戦カードを発表。
話の途中でロリンズが登場。記憶がないフリをして俺たちをおちょくるな、と怒る。前回PPVでのことを忘れたとでも言うのか。
前回PPVは自宅でテレビ観戦していて俺も驚いたよ、とスッとぼけるケイン。前回RAWのことは覚えてるだろ、俺をリング下に引きずり込んだことだ、と続けるロリンズ。お前は相変わらず面白いな、とケイン笑う。この俺を見てみろよ、地獄から蘇った悪魔には見えないだろ。もし俺が悪魔だと言うのなら……と明るい表情が一転して真顔になるケイン、お前は計り知れない苦痛を味わうことになるけど。でも俺は運営部長のケインだ。WWE世界王座獲得の後押しをしただろ、と再び明るい表情に戻る。
なぜ俺に嫌がらせをするんだ、とロリンズ。あんたの足を破壊したのは俺じゃない、レスナーだ。
分かってるよ、とケイン。でもお前は以前、俺を「ウドの大木」と呼んだよな。あれは激励の言葉だったんだろ、分かってるよ。
ケイン、あんたイカれてしまったな、と苦笑するロリンズ。運営部長としてあんたはふさわしくない。俺が王者であることを気に入らないんだろ。同僚として友人としてマジで心配しているから言うが、あんたは病気だ。医者に診てもらったほうがいい。
一瞬顔を曇らせるが、すぐ明るい表情に戻るケイン。アドバイスありがとう、とロリンズに感謝。お前が登場する前に今夜のメイン戦を発表するところだったんだ。ロリンズ、今夜お前に旧友との試合を命じる。相手は狂犬アンブローズだ。
レインズ vs ハーパー
※スピアー。
ネヴィル&ルチャ・ドラゴンズ vs ニュー・デイ
※ヒザ蹴り。
セザーロ vs ダラス
※変形丸め込み。
PCB内紛劇にナタリヤが介入
シャーロットがベッキーを伴って登場。前回RAWで口論したペイジは不在。
夢にまで見たディーバ王者になれた、と語り始めるシャーロット。ディーバ革命を支持してくれたファンに感謝の言葉を述べているところでペイジが登場。
みんな知ってる通り私はチームプレーが苦手なの、と語りながらペイジがリングイン。今までずっと本音で生きてきた。友達ごっこに付き合おうと少しは努力してたのよ。月曜はシャーロットに言い過ぎたかもしれない。シャーロット、おめでとう。でも私が王者になってたかもと考えると悲しくて泣けてくる。あんたみたいな貧弱な女性が王者の重責に耐えられるとは思えない。ディーバ革命を起こしたのは私よ。少しは認めてよ。私が少しばかり正直だからってそんなに怒らないで。
正直過ぎるのよ、とベッキー反論。いいからあんたは黙ってなさい、とペイジが返して口論に発展し始めたところでナタリヤ登場。シャーロット&ベッキーとハグするナタリヤに、あら随分と仲がいいじゃない、と意地悪なペイジ。
意に介さず話し始めるナタリヤ。これだけは言わせてちょうだい。次代を担うみんなの活躍は誇りに思う。シャーロット、ベッキー、そしてサーシャ。ディーバ部門は今や史上最強の布陣よ。そして忘れもしない、デビュー直後に戴冠したペイジを見てすごく興奮したわ。あの時バックステージで一番最初にあなたに駆け寄ってハグしたのは私よ。忘れたかしら? あなたのことは尊敬してるし、親友だと思ってる。だから今のあなたを見ていられない。シャーロットの戴冠に嫉妬するなんて正気じゃないわ。あなたのレベルはそんなに低くない。
ナタリヤの言う通りだわ、とペイジ。私は次代を担うスターでレベルの高い女。それに実力はナタリヤよりも上。ディーバ革命に関わろうともしなかったくせに今頃になって必死ですり寄るのね。情けないわ。そしてナタリヤの顔を平手打ちするペイジ。
張られた顔を押さえて怒りを鎮めようとするナタリヤ。おどけた表情でナタリヤを小馬鹿にしながら退場していくペイジ。
オーエンズ&ルセフ vs ライバック&ジグラー
今夜も試合途中でオーエンズはルセフを見捨てて試合放棄の退場。
※シェルショック。
アンブローズ vs ロリンズ
試合終盤、ロリンズ攻勢のところでステージ上に火柱。前回RAWと同様、またケインがリング下から現れるのを予期して戸惑うロリンズ。
※背後から丸め込み。
試合後、マイクを掴んで怒鳴るロリンズ。ケインどこだ! 心理戦を仕掛けてるつもりか。俺が誰だか分かってるのか。今まで俺に挑んできた奴らは全員返り討ちにしてきた。これ以上俺を怒らせると前回PPVのスティングと同じ目にあわせてやる。
控室のモニターで試合を余裕の笑顔で観戦していたケイン、最後のロリンズの発言で目から笑いが消える。