SMACKDOWN #841:悪魔ケイン、WWE世界王座への興味を示し始める

(更新日:2015年11月11日)

会場:ニューヨーク州オールバニ

ケインは「悪魔」を連れて来るのか

オープニングはロリンズが登場。テーマ曲を止めさせ、俺の話を聞け! と叫び出す。ケインは運営部長として振る舞ってるが、奴の正体は悪魔だ。世界中のファンの前で真実を告白させてやる。ケイン出てこい!

登場したのは悪魔ではなくスーツ姿の運営部長ケイン。松葉杖をついているケインを見て笑うロリンズ。

前回RAWで俺の足首を破壊した仕打ちはヒドいな、と穏やかに話すケイン。それは自業自得だろ、とロリンズ反論。あんたは前回PPVで俺を襲撃し、翌日のRAWでは俺をリングの下へ引きずり込みやがった。あんたじゃなくて別人だと言いたいんだろうが、そのウソは月曜にバレたんだよ。あんたが運ばれた救急車から悪魔が出てきた。つまり悪魔の正体はあんただ。

俺は悪魔ではない、ただの運営部長だ、とあくまで主張するケイン。お前はその悪魔とやらのせいでネガティブ思考に陥っている。だから今夜はポジティブ思考の奴らと組んでメイン戦を闘え。お前はニュー・デイと組んでダッドリーズと対戦だ。そのダッドリーズと組むのは、お前を悩ます「悪魔」だ。俺が威信をかけてその悪魔を連れてきてやる。

だったら条件がある、とロリンズ。あんたはリングサイドに座って俺の試合を見ててくれ。その条件を飲むならメイン戦を受けてやるぜ。

いいよ、とケインは笑顔で受諾。頑張れよ! と笑顔で去っていくケインに戸惑うロリンズ。

6人タッグ戦 チーム・ベラ vs BAD

サーシャ・バンクス ○ (タップ) ● ニッキー・ベラ
※バンク・ステートメント。

今夜もまたニュー・デイに乗せられるロリンズ

バックステージを警戒しながら歩くロリンズに大騒ぎしながらニュー・デイの3人が近づく。手拍子すると何事も上手くいくぜ、と陽気な3人。

手拍子で悪魔を追っ払えるわけねえだろ、と怒鳴るロリンズ。悪魔を追い払う唯一の方法はポジティブになることだ、とビッグ・E。「俺はエースだ!」と叫んでみろ。腹の底から叫ぶんだ。腹筋を使え。大声で言うんだ。

「俺はエース! 俺はエース!」とニュー・デイのペースに乗せられ叫び続けるロリンズ。トロンボーンの伴奏に合わせて叫びながら歩いていくロリンズたちを後方から笑顔で見つめる松葉杖姿のケイン。

ペイジ、選択を迫られる

シャーロットとベッキーにインタビュー。ペイジとの亀裂は深まる一方だがPCBは再び結束できるのか、との質問にまずシャーロットが答える。PCBは抜群の結束力でようやくディーバ部門のトップに立った。その矢先にペイジが態度を翻した。

続いてベッキー、ペイジのキレた理由が分からない、と語ってるところでペイジ本人が登場。ベッキーとペイジが口論を始め、シャーロットが制止。ねえペイジ、私たちと組むのか敵対するのかハッキリさせてよ。

最後通告のつもり? と言うペイジに、自分でまいた種でしょ、どっちか選びなさい、と言ってシャーロットとベッキーは去る。

何やら考え込むペイジの背後から今度はナタリヤが登場。この前の月曜みたいな侮辱を再び私にやったら、あなたはとても後悔することになるわよ、とペイジを威嚇。ペイジ、迫力に気圧されて逃げるように去る。

IC王座戦 オーエンズ vs ライバック

場外乱闘が長引き、10カウント寸前でライバックはリング内に戻るが、続くオーエンズはわざとリングに戻らず場外でニヤニヤ。

ライバック ○ (リングアウト) ● ケビン・オーエンズ
※意図的なカウントアウト負け。オーエンズは王座防衛に成功。

怒ったライバックが試合後に襲いかかって乱闘。ミートフックとシェルショックでオーエンズを制裁するが後の祭り。

6人タッグ戦 ネヴィル&ルチャ・ドラゴンズ vs スターダスト&アセンション

カリスト ○ (フォール) ● コナー
※サリダ・デル・ソル。

レインズ、死地に単独で乗り込む

ワイアット・ファミリーの3人が登場。前回RAWでのレインズとの一騎打ちは戦争だった、と語り始めるワイアット。レインズは生身の人間。しかし俺は永遠の存在だ。俺とレインズが戦場で向き合うことにより完全無欠のカオスを生み出す。俺とお前は円の始まりであり終わりでもある。

話の途中でレインズが登場。3人が立つリングに単独で近寄り、リングインするレインズ。ハーパーとストローマンに手を出さないよう命令するワイアット。そのワイアットの正面に立ったレインズはマイクで一言、「ヘル・イン・ア・セル」とだけ語る。

睨み合った後、笑い始めるワイアット。死ぬ気か? 全てを犠牲にする覚悟はあるのか?

あるぜ、と返答したレインズ、リングを降りる。

6人タッグ戦 ロリンズ&ニュー・デイ(ビッグ・E&コフィ) vs ダッドリーズ&悪魔

ロリンズが出した条件の通り、リングサイドに座って試合を観戦するケイン。5人が入場し、最後の1人としてケインのテーマ曲が流れる。しかし誰も入場しない。どうしたの? 誰も出てこないのは不思議だね、とおちょくった表情でリング下のケインを見つめるロリンズ。なぜ俺を見るんだ、と自分も不思議そうな運営部長ケイン。そのケインが指示を出し、3対2のハンディ戦形式でゴングが鳴る。

試合中盤、ロリンズの場外トペに巻き込まれてケイン転倒。負傷していた足を押さえて悶絶するケインと、それを見て笑うロリンズ。ドクターが駆け寄り、ケインに肩を貸してバックステージの医務室に連れていこうとする。それを見て慌てたロリンズ、イスに戻れ! と呼びかけるが、ドクターはケインをどんどんステージへと歩を進める。

戻れ! ケイン聞こえないのか! 王者の俺を無視するな! と怒鳴るロリンズ。ようやく立ち止まったケイン、後ろを振り返る。足の痛みはどこへやら、ロリンズを見てニヤリと不気味な笑み。固まってしまったロリンズを置いて再び歩き出したドクターとケインはバックステージへと消えていく。これはヤバイ……と怯え始めるロリンズ。

数分後、爆発音と共にステージから炎。そして赤いマスクをかぶった悪魔のケインが現れる。場外にいたロリンズ、腰を抜かして倒れる。慌てて逃げようとしたロリンズを捕らえたケイン、実況席へのチョークスラムを狙うが、寸前でかわしたロリンズは客席へ逃亡。

ババ・レイ・ダッドリー ○ (フォール) ● コフィ・キングストン
※3D。

試合終了直後、リング上に置かれたチャンピオンベルトを見つけてリングに上がり、拾って見つめるケイン。ババ・レイが近づき、勝利のお礼とばかりにケインの手を挙げるが、そのババ・レイにチョークスラムを放つケイン。続いてディーボンにもチョークスラム。コフィ&ビッグ・Eは同時に2人をチョークスラム葬。なぜかウッズだけチョークスラムではなくツームストンを食らって昇天。

敵味方関係なく全員を始末したケイン、チャンピオンベルトを持ったままリング四方の炎を燃え上がらせる。俺のベルトを返せ! とステージ上から叫ぶロリンズ。そのロリンズに向かってベルトを高々と掲げるケイン。

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