SMACKDOWN #852:ジグラー、ヒール転向の流れでIC王座戦線に参入か

(更新日:2016年1月3日)

会場:ニュージャージー州ニューアーク

でも5分15秒Tシャツは絶賛発売中

オープニングはレインズが登場。前回RAWで獲得した王座ベルトを誇らしげに抱えながら入場するレインズを観客は大歓声で祝福。

月曜はマジで嬉しかったぜ。しかも娘の誕生日だったんだ。だがこの喜びも長くは続かないだろう。近いうちにWWEをクビになるだろうからな。ボスのHHHを病院送りにしただけでなく、大ボスのビンスまで殴った。自慢できる行為じゃないから子供は家でマネしちゃダメだぞ。とにかく今日は楽しもうぜ。みんなで獲った王座だからな。

ここでシェイマスがステージ上に登場。レインズ、あっぱれだ。新王者になるとはな。俺は怒りを発散させに来たわけじゃないぞ。祝福しに来たんだ。すでに王座を奪ってから5分15秒は超えたしな。王者の気分をせいぜい味わっておけ。どうせ今だけだ。俺がすぐに取り返す。

いつでも来いよ、と挑発するレインズに、今夜闘うのも悪くはねえな、とシェイマス返す。お前はもっと周囲を警戒しろよ。権力者たちを片っ端から怒らせてるんだぜ。俺がお前ならマクマホン家の温情は期待しないな。あきれた野郎だ。HHHだけでなくビンス会長まで殴るとは。ただで済むわけがない。お前と闘ってもいいが、残念なことに権力者がお前について調査中だってよ。その結果が出るまでは試合を控えてろ。あと言いづらいが、この会場からも出て行け。納得いかないのは分かるが権力者からの命令なんだよ。俺が言ってるんじゃないぜ。伝言だからな。

なら奴らに伝えろ、とレインズ。俺を追放したいなら直接命令しろ、とな。

お前は相変わらずプライドが高いな! と大げさに騒ぐシェイマス。すげえ奴だぜ。権力者に何を言われても態度を変えない。いつか身を滅ぼすだろうが、それもお前らしい。でもな、ステファニーが先に手を打った。自主的に会場を出て行かないなら別の手段を取ってくれと言われてるんだ。

シェイマスが手招きしてステージに警備員が10名以上登場。よく聞け、自主的に退場する機会をもう1回だけ与えてやる。どうする? 会場から「ノー!」チャント。リング上のレインズ、「どうだ?」とばかりに手を広げる。

シェイマスが警備員たちにレインズを捕らえるよう命令。しかし全員を排除したレインズ、ベルトを掲げてステージ上のシェイマスを挑発。

ライバック vs デル・リオ

アルベルト・デル・リオ ○ (タップ) ● ライバック
※クロスアーム・ブリーカー。

試合終盤で登場したリーグ・オブ・ネイションズが試合後に集団でライバックを攻撃。最後はルセフのアコレードで失神させる。

イケメン王子に忍び寄る元祖変態

控室で髪をとかしながら今夜の対戦相手オニールをブサイクだとバカにするブリーズとサマー。その背後から不気味に忍び寄るゴールダスト。しかしサマーにヘアスプレーを噴射され撃退される。

オニール vs ブリーズ

試合途中でゴールダストが登場。ブリーズのVIP席に座って特製ドリンクを勝手に飲み始め、自撮り棒で撮影を始めるなど好き放題。

タイタス・オニール ○ (フォール) ● タイラー・ブリーズ
※クラッシュ・オブ・ザ・タイタス。

試合後、ダウンしてるブリーズと一緒に自撮りするゴールダスト。

心理戦の通じない狂犬

アンブローズにルネがインタビュー。オーエンズがあなたを病院送りにしてIC王座を取り返すと発言していましたが、との問いに「その計画は白紙に戻せ。心理戦のつもりか。あいつのパワーボムなど何発喰らおうが平気だ。逃げも隠れもしない。王座が欲しいなら堂々と来い。俺が王者の間は誰の挑戦だろうが受けてやる。365日いつでも準備して待っててやるぜ。その覚悟があるから王座を獲れたんだ。ベルトは誰にも渡さん。もっと俺を怒らせてみろ」

ニュー・デイのグッズはトップクラスの売上なんですって

ニュー・デイの三人が登場。ウーソズとルチャ・ドラゴンズの野郎どもめ、友達になってやろうとしたのに拒否しやがった。理由は分かるぜ。嫉妬だろ。世界中のみんなが俺たちに嫉妬してるが、俺たちは紳士だから怒らない。

月曜に邪魔されたことを今夜やり直すぜ。要するに祝勝会だ。俺たちの踊りが面白いというツイートが殺到してるんだってよ。勘違いするなよ。俺たちが踊るのはポジティブ・パワーを疑ってる奴らのためじゃねえぞ。俺たちは自分自身のために踊ってるんだ。ニュー・デイ最高!

ルチャ・ドラゴンズ vs ニュー・デイ

カリスト ○ (フォール) ● コフィ・キングストン
※コーナー最上段のコフィをパワーボム気味に落としてから丸め込み。

この時点ですでにヒール化の匂いが…

ジグラーにルネがインタビュー。前回はオーエンズの乱入で巻き添えを食らいましたね、との問いに「巻き添え? 巻き添えか。うんざりだな。この10年間頑張ってきたが、いつも邪魔が入って主役になり損なう。いつも添え物扱いだ」

「オーエンズは分かってない。俺は幾つも王座を獲得している。IC王座もそうだ。あの王座は他の誰よりも俺にふさわしい。でも俺にとって王座以上に大切なのは、毎晩自分を乗り越えて成長することだ。自分だけでなくファンや仲間にも実力を証明したい。控室に戻ったらみんなにこう言いたい。俺と同じことをやってみろ。やれたら脱帽するが無理だろう、ってな」

「主役になり損ねているのは自分のせいだ。いつも大一番で実力を出し切れていない。自分を駆り立てなければ。今後は休まず病気もせず、どんな時も笑顔を絶やさないぞ。オーエンズよ、今夜俺を倒してみろ。俺とどこまでやり合えるか。逃げるなよ」

ベッキー vs ブリー

試合途中でシャーロットが登場。ベッキーのセコンドにつく。

ベッキー・リンチ ○ (タップ) ● ブリー・ベラ
※ディスアーマー。

直前、またも場外からブリーの足を引っ張り転倒させる介入をしていたシャーロット。それを見ていたベッキーは勝ったものの複雑な表情。

この親友関係も崩壊の始まりか

勝利を喜ぶシャーロット。しかし喜んでないベッキーを見て、どうしたの? と疑問。

月曜は頼んでもないのにあんたのお父さんに助けられた、とベッキー。だから今夜は自力で勝ちたかった。なのにあんたが介入した。

いつものことでしょ、ずっと助けてきたじゃない、と弁解するシャーロット。私は悪人なの?

そうじゃないけど間違ってるよ、とベッキー。結果はどうだっていい。負けてもいいから自分の闘いをしたいのよ。

負けて欲しくないわ、というシャーロットのセリフに反応したベッキー。もしかして、私が自力で勝てないとでも思ってる? と顔を曇らせる。そんなこと思ってないわ、とシャーロット釈明。

あなたそう思ってるわよ、と言って去るベッキー。その様子を実況席のモニターで見ながら「うん、そう思ってるだろうな」とキングがダメ押し。

ゴキブリホイホイ宣言

オーエンズにジョジョがインタビュー。質問を遮り、そんなことより俺の望みを聞け、と言うオーエンズ。俺はIC王座を奪い返す。アンブローズに持たせておけるかよ。奴はゴキブリ。いつもしぶとく生き残る。だが俺を相手にしたら生き残れないぜ。

ジグラーのコメントはさっき聞いた。俺に潰された面目を取り戻す気らしいが大間違いだ。痛い目にあうぜ。前回RAWでアンブローズを病院送りにしてやると言ったが、今夜はジグラーを病院送りだ。

ジグラー vs オーエンズ

ドルフ・ジグラー ○ (反則) ● ケビン・オーエンズ
※場外でレフェリーの制止を聞かず攻撃。

反則裁定に納得いかないオーエンズ、「俺を怒らせるとどうなるか分かってるのか」とレフェリーを威嚇した後、ジグラーに暴行を続ける。

アンブローズが救援に駆けつけ、オーエンズと殴り合いを開始。ダーティ・ディーズを直前で阻止したオーエンズは場外に退避し、ドサクサ紛れで既にフラフラ状態のジグラーを蹴る。

ダウンするジグラーを介抱するため歩み寄ったアンブローズにスーパーキックを放つジグラー。オーエンズと間違えたか、それとも故意か。いずれにせよジグラーはヒール転向の流れ。

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