SMACKDOWN #953:オーエンズ&ゼイン公開成敗、3人の新たな刺客が女子選手を襲う

(更新日:2017年11月29日)

日本初回放送:11月28日(火)

オーエンズ&ゼインを合法的に成敗

PPV「サバイバー・シリーズ」でRAWに負け越したSMACKDOWN。敗因の1つとしてコミッショナーのシェインが怒りを覚えているのが、メインの5対5エリミネーション戦でオーエンズ&ゼインが乱入し、敵のRAWではなく自軍のシェインを襲撃したのが敗北に繋がったこと。

そのオーエンズ&ゼインに対してリング上で罵倒するシェイン。かたやオーエンズたちは「俺とゼインは選手たちに尊敬されている」「この俺たちがいなくなるのはSMACKDOWNにとって大きな損失だろう」と強がる。

しかし意に介さないシェインが二人に解雇を通告しようとしたところでGMブライアンが登場。「二人をクビにしたいと思うのは当然だが、ひとまず冷静になってくれ、私怨は捨てろ」とシェインを諭す。

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PPVでオーエンズたちが乱入したことで敗北したことをランディ・オートンは激怒しており、ひとまず落ち着かせるため今夜は帰宅させたこと、1週前のSMACKDOWNでシールドやRAW勢に襲撃された際に自分たちだけ逃亡したことをニュー・デイの3人も怒ってることを告げ、「今夜はニュー・デイと試合をしろ」と命じるブライアン。さらに「バックステージの全員もお前たち二人を許していない。したがって今夜の試合形式はランバージャック形式にする」と宣言。

その後、バックステージで話をするシェインとブライアン。「解雇はいつでも出来るが、選手たちにオーエンズ&ゼインへの恨みを晴らさせるのにランバージャック戦は最適だ」とブライアンの決断をシェインが評価。試合後に解雇を告げてやれば良いと納得したシェインは帰り支度を始め、「試合はホテルで観るよ」と言って、後の番組をブライアンに委託。

RAWに続いてSMACKDOWNでも新たな女子選手が襲来

PPV直前の女子王座戦で勝利し、新王者となったシャーロット・フレアー。前王者のナタリヤが再戦権を行使し、この日はSD女子王座戦の再戦。

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試合終盤、3人の見慣れぬ選手がリングに乱入してナタリヤとシャーロットの双方を襲撃。正体はNXTのサラ・ローガン、ルビー・ライオット、リヴ・モーガン。日本放送(ダイジェスト版)ではカットされていたが、この前にベッキー・リンチとナオミも襲撃されていた模様。

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※RAWよりもさらに深刻だったSMACKDOWN女子部門の選手層の薄さとマンネリ感。タイトル戦もカードが固定されつつあり、試合レベルも上がらず見ていてツラいものがありました。今回NXTから昇格した3名の加入により少しでも活性化することを祈ります。

ブラジョン・ブラザーズが初試合

元ワイアット・ファミリーのメンバーだったルーク・ハーパーとエリック・ローワン。ハーパーが意味不明のベビーフェイス転向を果たしたもののやはりキャラが立たず、再びヒールユニットとして再結託した二人は「ブラジョン・ブラザーズ」という新ユニット名で初試合。相手はハイプ・ブロスの二人。

試合はライダー&ローリーのハイプ・ブロスが一方的にやられ、ブラジョン・ブラザーズは豪快に初陣を飾る。

AJスタイルズ、前王者マハルと抗争継続

PPVの数週間前にWWE王座戦が行われ、前王者ジンダー・マハルに勝利して新王者となったAJスタイルズ。その後「サバイバー・シリーズ」でブランド対抗戦モードに突入したためマハルの出場はなくなり、一時消滅していた二人の抗争はPPV終了と共に再開。

リング上でマハルに「挑戦してこい」とマイクで挑発するスタイルズに対し、スクリーンに登場したマハルは「レスナー戦の準備に集中していた俺の隙をついた卑怯者」とスタイルズを謎理論で批判すると共に、タイトル奪還を宣言。

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「じゃあ今すぐ試合をしてやろうじゃないか」とリングに来ることを要求するスタイルズに対し、スクリーンに映るマハルは余裕の笑み。直後、マハルの臣下シン・ブラザーズの二人が背後からスタイルズを襲撃。しかし問題としないスタイルズは返り討ち。最後はスクリーンに向かってシン・ブラザーズの1人にスタイルズクラッシュを決めてアピール。

メイン戦のランバージャック戦は大混乱

メイン戦はニュー・デイ(コフィ・キングストン&ビッグ・E)vsオーエンズ&ゼインのランバージャック戦。大半の男子選手たちがリングサイドを囲み、場外に落ちた選手をリング内に戻すため待機。

「選手全員がお前たちを嫌っている」とシェインが豪語したとおり、コフィが場外に落ちた際には知らん顔のランバージャック勢。しかしゼインが場外へ落ちると一斉に殴りかかる吉本新喜劇のような展開。

終盤、ランバージャック勢の中で誤爆が発生し、それを合図にベビーフェイス勢とヒール勢が場外で大乱闘。混乱はリング上にまで発展し、大量の選手がリング内に雪崩れ込むカオス。これに乗じたゼインがコフィを丸め込んで試合はひとまずオーエンズ組の勝利。

勝利の直後「逃げるぞ!」とゼインに合図し、慌ててリングサイドから観客席へと逃亡するオーエンズ。これを追い掛けようとしたニュー・デイをルセフが攻撃して阻止。

さらに続いて逃げようとしたゼイン。しかしニュー・デイに取り囲まれて万事休す。コフィのトラブル・イン・パラダイスと合体攻撃ミッドナイト・アワーを喰らって昇天。

その頃、バックステージに逃げ込んでいたオーエンズはGMブライアンと遭遇。ニヤニヤしながら見つめているブライアンに、それまでの強気がウソのように弱々しくなったオーエンズは「頼む、クビにはしないでくれ」と手を合わせて懇願。

「クビにはしないよ」とオーエンズに告げたブライアン。「お前に才能があるのは知っている、その才能を来週証明しろ」と、翌週の番組でランディ・オートンと対戦することを命令。

即座に「イヤだ」と拒否するオーエンズ。「そんなこと言っていいのか?」と確認するブライアンの言葉を聞き、「いや、ありがとう」とお礼まで言ってしまうオーエンズであった。

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ジェームズ・エルズワース解雇

オーエンズ&ゼインの解雇を巡る話はストーリー上のものですが、こちらは本当の解雇情報。

11月15日付でジェームズ・エルズワースがWWEから契約終了を告げられ、解雇されたようです。WWEの日本公式サイトに載っていなかったため気付くのが遅れました。

勢力バランス図では今回分までエルズワースを残し、次回分で削除します。

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