SMACKDOWN #960:オーエンズ&ゼイン、今夜はシェインの罠にハマる

(更新日:2018年1月19日)

目には目を、ハンディ戦にはハンディ戦を

前回SMACKDOWNにてGMダニエル・ブライアンが決定した次回PPVでのWWE王座戦。試合形式は2対1のハンディ戦だと発表された。この日はルネ・ヤングがWWE王者AJスタイルズにインタビュー。

確かにゼインとオーエンズはノンタイトル戦で俺に勝利した、とスタイルズ。しかし挑戦権を獲得したわけじゃない。1対1なら何の問題もないし、同じ夜に二人と闘ってやる。しかし今回のSMACKDOWNの決定は望ましくない。

ブライアンはゼインたちを贔屓(ひいき)してると思いますか? とルネ。観客からは「イエス!」チャント。

そう思ってる人もいるようだな、とスタイルズ。しかし俺には分からん。俺は中立な立場を貫いてきた。ブライアンの狙いは分からん。

ではシェインが誰かを特別扱いしているのでしょうか、とルネ。

誰かの肩を持つ気はない、とスタイルズ。シェインとブライアンの問題に関わりたくない。おかげでPPVでは二人を相手に闘うことになってしまった。俺はあのマヌケな二人に王座を渡すわけにはいかない。二人を同じ夜に同じ試合で倒す。

ここでオーエンズ&ゼインが登場。

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奴は現在「驚異的(フェノメナル)」と名乗ってるが、新しい呼び名を付けてやろうじゃないか。「後悔しまくり」とか「悔恨の極み」とか「先週失言した男」とかな。今は失言を撤回しようと躍起になってる。たった一人で俺たち二人を倒せるわけがないだろう。PPVが終わった後、俺たちは史上初めてこう呼ばれる。「WWE王座の共同王者」ってな。この番組はサミ&ケビン・ショーになる。ケビン&サミ・ショーでもいいぞ。俺たちの好きにやらせてもらう。

ここで二人の天敵・シェイン・マクマホン登場。我慢ならん。次のタイトル戦は公平ではない。ブライアンが下した決断に困惑している。なぜブライアンがこの二人に好意的なのかが謎だし、WWE王座の挑戦権を与えた理由も分からん。とは言え、今のところはGMの決断を支持したい。ハンディ戦について良案がある。今夜ここでやろうじゃないか。オーエンズとゼインはチームを組め。相手は、そうだな、中邑真輔、ランディ・オートン、それからAJスタイルズだ。

シェインとブライアン、意見を闘わせる

バックステージに下がったシェインを待ち受けていたGMブライアン。「困惑してる」と言ったか、とブライアン。シェインは何も返答せず笑顔を返すのみ。

あんたが組んだハンディ戦を楽しみにしてるよ。そう言って手を差し出すブライアン。シェインが応じて二人は複雑な表情をしながら握手。

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その後、控室でシェインとブライアンは意見交換。お前の決断は衝動的で理不尽なものが多すぎる、とシェイン。PPVでの試合も勝手に組んだ。WWE王者スタイルズとハンディ戦で闘うのは挑戦者の資格がない二人だ。その二人は王者になったら共同王者を名乗ると発言している。

それからタッグ王座戦にも問題がある、とシェイン続ける。ウーソズvsベンジャミン&ゲイブル組の再戦か。先週の試合を思い出せ。ベンジャミン組に再戦する権利はない。ダニエル、一体どうしてしまったんだ。

どういう意味だ? とブライアン。

人生いろいろあるのは分かってる、とシェイン。精神的に少し不安定だぞ。

不安定なのはあんたの方じゃないかな、とブライアン。遺伝的に見てもね。あんたも衝動的で理不尽な発言が多い。今後もその性格は変わらない。

意見が一致しないのは仕方ない、とシェイン。

不安定な反乱分子、ライオット・スクワッド

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復帰戦となるベッキー・リンチは(ストーリー上)欠場に追い込まれた因縁の相手、ルビー・ライオットとシングル戦。

試合はベッキーがディスアーマーでタップ勝ち。ライオット・スクワッドのセコンドたちは介入することもできず、ベッキーのセコンドについていたシャーロットから「帰りなさい」と促され何もできず退場。

US王座トーナメント、準決勝進出4名が決定

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US王者決定トーナメント、1回戦最後の試合はザック・ライダーvsモジョ・ローリーの元タッグパートナー同士の対決。試合はモジョが勝利し、準決勝でボビー・ルードとの対戦が決定。

もう1つの準決勝はジンダー・マハルvsエグザビア・ウッズ。

PPVでのタッグ王座戦も試合形式が決定

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前回SMACKDOWNでタッグ王座を奪取したかと思ったら勝利を無効と判定され、再戦で敗退したベンジャミン&ゲイブル組。納得いかない二人はこの日、ブライアンをリング上に呼んで抗議。

先週、レフェリーは確かにカウントを3つ叩いた、とベンジャミン。俺たちはタッグ王座を獲得したし、俺たちは勝利したんだ。

そうだな、とブライアン。ただし試合には勝ってないぞ。対戦権のない相手をフォールした。レフェリーは試合のリプレイを見て自分の裁定ミスを認め、試合結果を無効とした。正しい行いだと判断してやったことだ。我々は彼を支持する。

あんたは心理学者か、と食ってかかるゲイブル。ボスのシェインに怒られて俺たちに八つ当たりしてるんじゃないのか。俺は既にウーソズを倒した気分だ。タッグ王者にもなった気分だ。全力で闘ったのに、一晩で2度勝てとでも言うのか。

笑顔になったブライアン、突然「それだよ!」と叫ぶ。ゲイブル、お前は天才だな。PPV「ロイヤルランブル」ではウーソズがお前たちと防衛戦を闘う。試合形式は3本勝負にしよう。つまり2回勝った方が王者だ。

オーエンズ&ゼイン、逃げられない

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メイン戦はオーエンズ&ゼインvsスタイルズ&オートン&中邑の2対3ハンディ戦。

試合はピンチのオーエンズ&ゼインが試合放棄して退場しようとしたところ、シェインが登場。カウントアウトなしのルールに変更しての試合再開を命じる。

再開後、今度はRKOを狙うオートンに対してオーエンズがイスを持ち出して攻撃したため反則裁定。しかし再びシェインが登場。カウントアウトだけでなく反則もなし、何をやっても構わんぞ、と再び試合再開を命令。

ゴングが鳴った直後、スタイルズがイスでオーエンズを滅多打ち。リングサイドではゼインがオートン&中邑に捕らえられ、鉄階段攻撃、キンシャサ、RKOとフルコースでボコボコにされる。

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