SMACKDOWN #973:カーメラ、キャッシュイン4度目で遂に女子王座を獲得

(更新日:2018年4月18日)

ダニエル・ブライアン、選手専念のためGMを辞任

2日前のレッスルマニア34でダニエル・ブライアンと組み、因縁のケビン・オーエンズ&サミ・ゼインに勝利したコミッショナーのシェイン・マクマホン。敗者のオーエンズ&ゼインをSMACKDOWNから追放することにも成功してご機嫌(そのオーエンズ&ゼインはレッスルマニア翌日のRAWに登場した)。

リングに上がったシェインはブライアンについて語る。復帰を果たしたブライアンはWWEスターとして闘い続けたいという意向を持っている。その意思を尊重し、ブライアンのGMとしての辞表を受理した

SMACKDOWNはチャンスの宝庫だ。1つの扉が閉まれば新しい扉が開く。SMACKDOWNの新しいGMを紹介させてくれ。ペイジだ!

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シェインに呼び込まれて登場したのは、前夜のRAWで現役引退を発表したばかりのペイジ。観客は大歓声で歓迎。リングインしてシェインと笑顔で握手したペイジはマイクを持つ。

SMACKDOWN、よろしくね。戻ったわよ(観客の「イエス!」チャントに笑うペイジ)。昨夜のRAWで引退スピーチをして、これで終わりだと思ってバックステージへ戻ったらシェインが待ってたの。本当にありがとう。

観客の「ここはあなたの縄張り!」チャントに「ありがとう」と答えるペイジは嬉しそう。じゃあ本題に入るわよ。スーパースター・シェイクアップは来週に迫ってるけど、まだ1週間あるからGMとしての最初の仕事に取り掛かるよ。

まずブライアンについて。彼がSMACKDOWNで最後に闘ったのはもう3年も前。今夜ブライアンは試合をするわよ。相手は……(じらすペイジ。観客は「ルセフ・デイ!」チャント)、相手はね……(観客は「AJスタイルズ!」チャント)、対戦相手はAJスタイルズ!

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タッグ部門は今年度もこの2チーム頼みなのか…

レッスルマニアで新SDタッグ王者となったハーパー&ローワンのブラジョン・ブラザーズ。彼らへの挑戦権をかけてウーソズとニュー・デイが激突。勝者はサウジアラビアで開催される「グレーテスト・ロイヤル・ランブル」でタッグ王座戦に出場できる。

試合はジミー・ウーソがエグザビア・ウッズにスプラッシュを炸裂させて勝利。ウーソズが挑戦権を獲得。

ナタリヤ、恒例のイチャモン(日本未放送)

レッスルマニアでの第1回女子バトルロイヤルで優勝したナオミがバックステージでインタビューを受ける。優勝トロフィーを前に笑顔のナオミ、インタビュアーの「おめでとうございます」にお礼を言おうとしたところでナタリヤが登場。

あんたの優勝にバックステージの誰も納得してない、とイチャモンをつけるナタリヤ。来週のスーパースター・シェイクアップできっとあんたはRAWに飛ばされるわ。

その後、ナオミとナタリヤのシングル戦が組まれる。試合はナオミが開脚ムーンサルトで勝利。(これもきっと「スーパースター・シェイクアップ」のネタ振りなんだろうなあ)

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中邑、核心を語らず(日本未放送)

レッスルマニア34でAJスタイルズの持つWWE王座に挑戦し、敗れた後にロー・ブローを放った中邑真輔。この日、控室前でルネ・ヤングが中邑にインタビュー。

「ドリームマッチを壊し、スポーツマンシップに反する行為をしたのはなぜですか?」との問いに「自分にも何が起こったのか分からないんだ。たぶん俺のほうが感情的になってたんだろう。AJスタイルズに謝罪したい」と答える中邑。

納得していないルネ、「なぜAJスタイルズを襲ったのか、本心を教えてくれませんか?」と再質問。中邑、しばらく考え込んでから「ごめん、英語を喋れないんだ」と告げて去る。

ペイトン・ロイス&ビリー・ケイ、NXTから昇格

レッスルマニア34でアスカと激闘を演じたSD女子王者シャーロット・フレアー。アスカに勝利して王座を防衛しただけでなく、アスカの偉大な連勝記録をストップさせた。この日はリング上で勝利を報告。

キャリア最大の試練だった。私から究極の底力を引き出したアスカに感謝してる。私はSD女子王者としてレッスルマニアの会場を去ることができたわ。アスカと私は全てのエネルギーと情熱をリングで出し合った。魔法のような時間だった。問題は、次の魔法を誰と生み出すのか。

ここで登場したのは、NXTで「アイコニック・デュオ」というユニットを組んでいたペイトン・ロイスとビリー・ケイの2人。SMACKDOWN昇格を機にユニット名を「アイコニックス」と変更している。

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魔女の2人組ならここにいるわよ。レッスルマニアのあなたの試合は、んー、まあ良かったわ。でもアイコニック(象徴的)ではなかった。あなたの退屈なおしゃべりは誰も聞きたくないの。「ハーイ、私はシャーロット。アスカに感謝しちゃう! SMACKDOWNの女子選手全員にも感謝! 赤ちゃんにも、算数の教師にも、タクシーの運転手にも、それから空気にも感謝!」(場内から温かい拍手)こんな感じかしらね。今こそ古いものは捨ててアイコニックスを迎えなさい。

渋い顔で黙って聞いてたシャーロット、我慢の限界でアイコニックスの2人に殴りかかる。しかしすぐ反撃され、場外で実況席に放り投げられた後、殴る蹴るの集中攻撃を浴びる。

ダウンするシャーロットを無理矢理リングに引きずり込み、見下ろしてドヤ顔のアイコニックス。しかしレフェリーたちに退場するよう促され、悪態をつきながらリングを下りる。

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カーメラ疾走! そして悲鳴!

花道を戻るペイトン&ビリーがステージ上でアピールをした直後、カーメラがマネー権のケースを持って登場。リングに疾走してレフェリーに「キャッシュインする!」と叫んでケースを手渡す。

いつもの通りノロノロしているレフェリーに「何やってんのよ! 早く! 急いで!」とわめきまくるカーメラ。「本当に?」とすっとぼけるレフェリー。「キャッシュイン!!」と悲鳴をあげる。

「カーメラがマネー権を行使するらしい」と場外のリングアナウンサーにノロノロと伝えるレフェリー。その横ではダウンしていたシャーロットがゆっくりと立ち上がろうとしている。「早くして!!」とカーメラ。

「カーメラがキャッシュインしました!」とリングアナウンサーがノンキに発表。早くゴングを鳴らしてー!! と叫ぶカーメラ。

ようやくレフェリーがゴングを要請。試合開始直後、カーメラのスーパーキックでシャーロット吹っ飛ぶ。

カウント3が入り、287日間マネー権を保持したカーメラが遂に、4度目の正直で、キャッシュイン成功してSD女子王座を獲得。

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ルセフ・デイの人気は本物か

レッスルマニア34でUS王座を獲得したジンダー・マハル。この日は前王者ランディ・オートンを始め、ボビー・ルード、ルセフの3人がトリプルスレット戦で対決。勝者はPPV「バックラッシュ」でマハルの王座に挑戦することができる。

試合はオートンがルードにRKOを決めて勝利。ルセフの勝利を期待してたらしき観客はオートンに軽くブーイング。

ブライアンvsスタイルズの名勝負をブチ壊す中邑真輔

新GMペイジが組んだAJスタイルズvsダニエル・ブライアンの一戦。3年ぶりにSMACKDOWNで試合をするブライアンはAJスタイルズとは初対決。

試合は終盤、コーナー最上段での攻防からブライアンが雪崩式バックドロップを放ち、それをスタイルズが空中で切り返して両者ダウンとなったところで中邑真輔が乱入。ブライアンの後頭部にキンシャサを炸裂させて試合を壊す。

さらにスタイルズを立たせた中邑は打撃技の連打からロー・ブロー。レッスルマニア34に続いてスタイルズの急所を攻撃して悶絶させた後、顔面にキンシャサを浴びせてからロー・ブローをもう1発。

場内に響くブーイングも気にせず、笑顔でふてぶてしく退場する中邑。

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