SMACKDOWN #979:ダニエル・ブライアンの新武器はヒール・フック
(更新日:2018年6月1日)
珍しく乱闘なし
ミズのトークコーナー「ミズTV」。この日のゲストはニュー・デイの3人。前週のマネー戦予選を兼ねたタッグ戦でザ・バーに勝利し、3人のうちの誰かがマネー権争奪ラダーマッチに出場できる。ミズもまた予選を突破してラダーマッチ出場を決めている。
自分はマネー権を獲得したその日に権利を行使してWWE王者となった、と過去の栄光を振り返るミズ。一方でニュー・デイは誰が出場するのかを探る。
「Eがいいな」「いやコフィだよ」「エグザビアがいいんじゃない?」と互いに自分以外の誰かを推薦する3人にイライラが募るミズ。マネー権を手にするのは俺だ。お前らの誰が出ようとも勝てる。
すでに結論は出てるんだ、出るのはEだよ、とコフィ。ミズTVの独占情報だ! とドヤるミズに対し、ラダーマッチではなく今夜あんたと闘うのがEだよ、と言う3人。
ラダーマッチに出場するのが誰かを言わないなら俺は闘わない、と器の小さいミズに対し、「情けねえ」と言いながらパンケーキを投げつけるニュー・デイ。ミズはバックステージに退避するが、待ち構えていたGMペイジから試合を命じられる。
シングル戦 ビッグ・Evsザ・ミズ
※スカル・クラッシング・フィナーレ。
終盤にザ・バー(セザーロ&シェイマス)が乱入してセコンドのコフィとウッズを襲撃。Eも気を取られる。
女子マネー戦予選 ビリー・ケイ vs ラナ
エイダン・イングリッシュの美声熱唱に対し、音程の外れたデュエットでラナを罵倒するアイコニックスの2人。対するエイダンは「ラナの日」と書かれたプラカードを掲げて声援を集める。
ふざけんじゃないわよ! とビリーにビンタされるエイダン。一方でラナはペイトン・ロイスをビンタ。
※フェイスバスター。ラナが出場権を獲得。
ちなみにラナは(シングル戦としては)キャリア初勝利。
中邑、WWE王座戦の試合形式を発表
前週のシングル戦でAJスタイルズに勝利し、PPV「マネー・イン・ザ・バンク」で行われるWWE王座戦の試合形式を決める権利を得た中邑真輔。この日は両者がリング上で対面。
どんな試合形式を選ぼうともお前が有利になるわけではない、と中邑を挑発するスタイルズ。中邑が殴りかかって乱闘発生。
場外で優勢だったスタイルズだが、ダイブをイス攻撃で迎撃され、キンシャサを喰らう。自ら10カウントを数えた中邑がマイクを持ち、PPVの試合形式を「ラストマン・スタンディング戦」だと発表。
タッグ戦 ウーソズvsギャローズ&アンダーソン
勝者がPPV「マネー・イン・ザ・バンク」でブラジョン・ブラザーズの持つSDタッグ王座に挑戦できる。
※マジックキラー。ギャローズ組は王座挑戦権を獲得。
女子マネー戦予選 ナオミvsソーニャ・デビル
※丸め込み。ナオミが出場権を獲得。
ビッグ・キャス、再び欠場か
この日、ラダーマッチ出場予選としてサモア・ジョーと闘う予定だったビッグ・キャスは、前週にダニエル・ブライアンのヒール・フック(日本風に言えばヒール・ホールド)を喰らって古傷のヒザを再び負傷し、試合出場を断念。
GMペイジが代替案として、ダニエル・ブライアンvsジェフ・ハーディーのシングル戦を組み、勝者が次週にマネー戦予選としてサモア・ジョーと闘う。
男子マネー戦予選 ダニエル・ブライアンvsジェフ・ハーディー
※ドラゴンスクリューからのヒール・フック。
試合後、ゲスト解説として実況席にいたサモア・ジョーがリングインし、「来週お前を倒すのは俺だ」と宣戦布告。