SMACKDOWN #996:友情を捨てた新女王ベッキー・リンチの高飛車モード

(更新日:2018年9月27日)

2人目ご懐妊設定なのかと思った

ミズがホストを務めるトークショー「ミズTV」。特別ゲストとして妻のマリースを招き、宿敵ダニエル・ブライアンの妻ブリー・ベラにフォール勝ちした愛妻を褒めまくる。

「今日が最後の出演。しばらくの間SMACKDOWNを休む」と発表するマリース。「母親業に専念するためだ」とミズが補足するも、喜んでイエス・チャントを始めた観客に怒り出し、今すぐここでブライアンを叩きのめしてやる、と矛先を変更。

呼び出されて登場したダニエル・ブライアン、「俺の悪口は構わんが、妻の悪口だけは許さない」と言ってリングインし、ミズに殴りかかる。乱闘途中、ブライアンのドロップキックを食らったミズはマリースの方に吹っ飛び激突。マリースは腹部を押さえて苦しみ始め、ブライアンは「やばい」と表情を曇らせる。

深刻な表情でマリースにどこが痛いのかを確認するミズ。やがて「水を持ってくる」と言ってリングサイドへ。この間にブライアンがマリースに近寄り「申し訳なかった、悪気はなかったんだ」と謝罪。

苦悶の表情でエプロンまで移動したマリースはなんとか自力で立ち上がり、唐突に笑い始める。直後、ブライアンの背後から忍び寄ったミズがフィニッシャーの構え。

しかし防いだブライアンは続くミズの突進もかわし、ミズはマリースと激突。エプロンから転落した妻を見て涙目のミズに対し、ブライアンはクローズラインを叩き込んで場外に落とす。

コフィ・キングストン vs セザーロ

次回PPV「スーパー・ショーダウン」でSDタッグ王座戦を闘うニュー・デイとザ・バー。その前哨戦としてシングル戦が組まれる。

セザーロ ○ (フォール) ● コフィ・キングストン
※ニュートラライザー。

まだまだ続く

PPV「ヘル・イン・ア・セル」でWWE王座を賭けて闘った王者AJスタイルズと挑戦者サモア・ジョー。レフェリーの死角でスタイルズがタップしていたものの、レフェリーが気づかなかった判定ミスによりジョーは激怒。GMペイジはジョーの抗議を受けて次回PPV「スーパー・ショーダウン」にてノーDQ戦ルールの再戦を決定。

この日スタイルズはアンドラデ・シエン・アルマスとシングル戦を闘い、最後はスタイルズクラッシュでフォール勝ち。試合終了直後にジョーが乱入してスタイルズを襲撃。

俺の勝ちは俺のおかげ、俺の負けはお前のせい

バックステージで話をするルセフ・デイの面々。2日前の「ヘル・イン・ア・セル」ではSDタッグ王座に初挑戦したものの連携ミスが響いて敗北している。

この日ルセフは中邑真輔の持つUS王座に挑戦。「今夜はきっと勝てる」と太鼓判を押すエイダン・イングリッシュに対し「そのとおりだ」と同意するルセフ。「なぜなら今日はお前が試合に出ないからな」

表情を曇らせるエイダン、「PPVで負けたのは俺のせいなのか? ベストは尽くしたのに」

「あれがベストだと言うのなら、お前の実力は足りない」と言い放ってリングに向かうルセフと妻のラナ。

2人が去った後、スタッフに八つ当たりするエイダン。「どういうつもりだ! ルセフ・デイの立役者は俺だぞ。あの2人だけでは何も出来ん! 問題があるとすれば、それはラナだ!」

スタッフの表情が変わり、異変を察知したエイダンが振り返ると、背後にはラナが立っている。

「違うんだ、すまない、君たち2人のためなら俺はなんでもやる」と謝罪&弁解するエイダン。それを遮ったラナ、「ルセフに報告するわ」と怒りながら去る。「それはやめてくれ!」と慌てて後を追うエイダン。

【US王座戦】中邑真輔 vs ルセフ

怒ってるラナを気にしつつ、いつも以上に声援を飛ばしルセフを激励するセコンドのエイダン。

終盤、キンシャサをマチカ・キックで迎撃してこの日最大のチャンスを掴んだルセフ。大興奮したエイダンはエプロンに上がり「ルセフ、クラーーッシュ!」とマイクで絶叫。

唖然としたルセフが「何やってんだ」とエイダンを問い詰めているところに背後から中邑が忍び寄る。

中邑真輔 ○ (フォール) ● ルセフ
※丸め込み。中邑は王座防衛に成功。

またもエイダンの失態で敗北したルセフは呆然。

ラナがリングインし、打ちひしがれている夫を慰めいるところで、エイダンがルセフを襲撃。マイクで何度もルセフの頭部を殴ったエイダンを見て怒りに震えるラナは「出て行け!」と怒鳴る。

アスカ vs ビリー・ケイ

PPV「スーパー・ショーダウン」で故郷オーストラリアに凱旋し、アスカ&ナオミ組とタッグ戦を闘うことが発表されているアイコニックス(ペイトン・ロイス&ビリー・ケイ)の2人。この日は前哨戦としてシングル戦を闘う。

アスカ ○ (タップ) ● ビリー・ケイ
※アスカ・ロック。

極悪女なのに声援は飛ぶ

「ヘル・イン・ア・セル」でSD女子王座を取り戻した新王者ベッキー・リンチ。この日はリング上で戴冠式を行って王座奪取を祝い、前王者のシャーロット・フレアーを呼び出す。

登場したシャーロットは「スーパー・ショーダウン」での再戦を楽しみにしていると豪語。王座を取り戻すまで2年かかったあんたは、一晩で再び王座を失うよ、と挑発。

途中から聞いてなかったよ、とスッとぼけたベッキー、「お前はPPVで私の手を上げようとして、またスポットライトを横取りしようとしただろ」とイヤミ。「今夜は許してやる」「私の腰にベルトを巻きな」と命令口調。

最後には「私を女王と呼べ」「クソ女」と暴言を吐くベッキーにキレたシャーロットが殴りかかって乱闘。しかし返り討ちにしたベッキー、不敵な表情でベルトを掲げてシャーロットを見下す。

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