SMACKDOWN #999:2分で敗れたミズ、久々に下ネタ絡みでバカにされる

(更新日:2018年10月17日)

命名「2分の男」

PPV「スーパー・ショーダウン」にてダニエル・ブライアンに2分足らずで敗北し、WWE王座への挑戦権を獲得できなかったミズがトーク・コーナー「ミズTV」を開催。ゲストとして招いたのはブライアンとWWEヘビー級王者AJスタイルズの2人。

タイトル戦に対する意見でブライアンとスタイルズを衝突させようとする司会のミズ。しかしブライアンはミズを「2分の男」と揶揄。「昔からそう言われてるのさ」とも発言し、意味を察した一部の下ネタ好きな観客はオオーウと雄叫び。

「タイトル挑戦は復帰してからの目標であり夢だった」と語るブライアン。俺の夢は心理戦を楽しむことでもないし、チーム・ヘル・ノーの再結成でもなければ、このバカと闘うことでもない(と言ってミズを指差す)。追い求めたのは王者になることだけだ。

相手が誰であろうと俺はこの座からどかないぜ、とスタイルズも対抗。リング中央で睨み合う2人を眺めて「時間がかかったな」と微笑むミズ。

そのミズを睨み付ける2人。「ダニエル教えてくれ」とブライアンに語りかけるスタイルズ。「ミズの顔面にパンチを入れるのはどのくらい気分いいんだ?」

「2分の男を殴るの?」とブライアン。「俺は大好きだよ」

「昔、こいつの歯を折ったことがあるんだよ」とスタイルズも機嫌良く話し、2人で盛り上がる。

「いい加減にしろ!」と怒鳴りつつエプロンに退避するミズ、まずはブライアンに恨み節。「お前は不完全な丸め込みでまぐれ勝ちしただけだ。GMペイジに抗議したが却下された。俺はお前に毎週毎週勝ってきたのにお前は不完全な勝利で満足か」

ミズの怒りはスタイルズにも向く。「お前はブライアンの南部訛り版。お前がWWE王者になって1年、王座の価値は下がる一方だ。お前のタイトル戦がなぜPPVのメイン戦にならないか分かるか? お前らどっちが勝とうが、次の挑戦者は俺だ!」

余裕の笑みを浮かべているスタイルズに対し、「お前の今日の対戦相手は先週ブライアンに勝利した男だ」と言ってシェルトン・ベンジャミンを呼び込む。

AJスタイルズ vs シェルトン・ベンジャミン

ゲスト解説にはミズとブライアンの2人。試合そっちのけで延々と口論。

AJスタイルズ ○ (フォール) ● シェルトン・ベンジャミン
※フェノメナル・フォアアーム。

【SD女子王座戦】ベッキー・リンチ vs シャーロット・フレアー

PPV「スーパー・ショーダウン」でのタイトル戦を凶器攻撃による反則負けで逃げ切ったベッキー。これを受けて再戦が決定し、GMペイジは「ベッキーが反則した場合は王座が移動する」というルールを通達。

ベッキー・リンチ △ (両者カウントアウト) △ シャーロット・フレアー
※ベッキーは王座防衛に成功。

決着に納得しないシャーロットが逃げるベッキーを追いかけ、ステージ上でスピアー。両者は照明ボードを突き破って破壊。シャーロットは腕を負傷したとの実況。

この後、GMペイジがPPV「エボリューション」で両者を再戦させること、ルールは史上初となる「ラストウーマン・スタンディング・マッチ」とすることを発表。(フォールやタップ、カウントアウトなどの勝敗はなく、10カウントのうちに立てなかった場合のみ負けとなるルール。

【トーナメント出場者決定戦】ジェフ・ハーディー vs サモア・ジョー

ジェフ・ハーディー ○ (レフェリーストップ) ● サモア・ジョー
※ジェフは出場権を獲得。

ジョーは3日前のPPV「スーパー・ショーダウン」で痛めた左脚の負傷が再発。ジェフに集中攻撃されて立てなくなったところを見たレフェリーが試合をストップ。

ジェフは勝利により、PPV「クラウン・ジュエル」で開催されるワンナイト・トーナメント「ワールドカップ」への出場権を獲得。

イケないことをしました

ラナとのスキャンダル「ミルウォーキーでの一夜」を暴露し、前回番組で証拠ビデオの一部だけを公開したエイダン・イングリッシュ。

ルセフから全部を公開するよう要求されたため、この日エイダンは「ディレクターズカット版だ」と称して前回ストップした映像の続きを公開。

エイダンが宿泊するホテルの一室をラナが訪れ、エイダンに

「して欲しいの(I want you)」

と告げるところで前回はストップされた映像だが、実際は

知って欲しいの(I want you to know)

と言っていたことが判明。「あなたに知って欲しいの。どれほどあなたがルセフに貢献しているのかを。いつもルセフを歌で祝福してくれる。あなたは素晴らしいわ。あなたのおかげでルセフがキャリアを築けた」

「すごく嬉しい言葉だよ」と照れるエイダン。「君とルセフ、2人は俺の人生そのものなんだ」

逆に照れるラナ。そこへ近寄り、ラナの腕にエイダンが優しく触れたところでまたも映像はストップ。「続きが見たいか? ルセフよ、出てきてくれ」

呼びかけに応じてルセフが登場。そのルセフに「続きは見せたくないんだ」と告げるエイダン。「あの続きに何が起こったか、もう分かるだろう。提案なのだが、あの証拠ビデオは廃棄する。その代わりにラナを追放し、俺と2人だけでルセフ・デイを再結成しよう」

ここでラナが登場し、夫のルセフに何かを呟く。その言葉を遮ってリングに向かおうとするルセフ。「ラナ、やめるんだ」とエイダン。「ルセフは決めたんだよ」

悲しい表情でルセフを呼び止めるラナ。ラナとスクリーンを交互に見たルセフはエイダンに語りかける。「なぜビデオを最後まで流さないんだ?」

「それはダメだ」とエイダン。「この番組はファミリー・ショーだ。イヤらしい映像は見せられないだろ」

「あなたが無理だと言うのなら、私が見せてあげましょう」とラナは急に強気な表情。

思わず笑ってしまうエイダン。「どうやって見せるというのだ? はーん?」

ハッキングしたんだよ」とルセフ。(※注:ハッキングは犯罪です)

表情が凍るエイダン。「ウソだ、そんなのはあり得ない」

「簡単だったわよ」と笑うラナ。「パスワードは、ルセフを愛してる、でしょ?」

図星だったらしく、絶望するエイダン。

「じゃあ映像の続きを流してちょうだい」とラナ。「や、やめろ!」と叫ぶエイダンの願いも届かずビデオの続きがスクリーンに映される。

エイダンに腕を触れられたラナは身をよじって後退し、「勘違いしないで、あなた全然理解してないわ」

「ハグしようとしただけなんだ」と釈明するエイダン、しかしラナは部屋を出て行く。「違うんだ」というエイダンの言葉にかぶさるようにドアの閉まるバタンという音。

映像が終わり、リング上で表情が死んでるエイダン。リング下では余裕の笑みを浮かべるルセフ&ラナ。

「一杯食わされたよ」と強がるエイダン。「しかしラナ、俺は今でも待ってるよ。ルセフの日に飽きたら、エイダンの夜に来るがいい」

怒ったルセフが追いかける。エイダンはなんとか逃走。

ミステリオ復帰、バティスタ登場予告

次回で放送1000回を迎えるSMACKDOWN。かつてWWEを主戦場としていたレイ・ミステリオが復帰して、中邑真輔とワールドカップ・トーナメント予選を闘うことが発表される。

また、かつてトリプルH、リック・フレアー、ランディ・オートン、そしてバティスタの4名で結成されていたユニット「エボリューション」が1000回記念放送で復活することも合わせて発表される。

バティスタはWWE離脱後に映画俳優として順調なキャリアを歩み、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」では主要キャストを演じている。

【トーナメント出場者決定戦】ビッグ・ショー vs ランディ・オートン

試合から遠ざかっていたビッグ・ショーが約1年ぶりに復帰。

ランディ・オートン ○ (フォール) ● ザ・ビッグ・ショー
※RKO。オートンは出場権を獲得。
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